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第90回天皇杯2回戦「ソニー、町田が3回戦進出!」 2010/09/05
 9月5日(日)に第90回天皇杯全日本サッカー選手権大会の2回戦が開催された。JFL勢は14チームが出場し町田ゼルビアとソニー仙台FCの2チームが勝利。その2チームは10月9日(土)の3回戦で再度Jクラブに挑む。結果と今後の日程は下記のとおり。

■2回戦の結果
【 】は、マッチナンバー、得点後の( )は背番号

【25】9/5(日)18:00 県立カシマサッカースタジアム(カシマ)
 鹿島アントラーズ(J1)6-0(前半4-0)アルテ高崎(群馬)

 アルテ高崎は鹿島アントラーズ(J1)と対戦。昨年は検討した高崎だったが開始7分で鹿島の大迫勇也に先制ゴールを決められると18分、37分、45分と決められ前半で4点のビハインドとなってしまった。高崎は後半スタートから選手を2名入れ替えるなどしたが後半も2失点の計6-0で敗れた。


【27】9/5(日)19:00 ユアテックスタジアム仙台(ユアスタ)
 ベガルタ仙台(J1)0-1延(前半0-0)ソニー仙台FC(宮城)
 ソニー得点者:106分(6)桐田英樹

 ソニー仙台FCはベガルタ仙台(J1)と対戦。前半からベガルタの攻撃を固い守りで封じるソニー。前半をスコアレスで折り返すと後半はソニーも積極的にシュートを打っていくが決められず0-0のまま延長戦へ。そして延長後半106分に桐田英樹が頭で決め、これが決勝点となりJ1のベガルタに勝利。苦しみながらも仙台ダービーをソニーが制した。
 
 
【29】9/5(日)18:00 東北電力ビックスワンスタジアム(東北電ス)
 アルビレックス新潟(J1)3-0(前半0-0)ツエーゲン金沢(石川)

 ツエーゲン金沢はアルビレックス新潟(J1)と対戦。金沢は前半に何度かチャンスを作り新潟ゴールに迫るが決められずスコアレスで折り返す。後半になると新潟のマルシオ・リシャルデスの2ゴールを含む3ゴールを決められる。後半に疲れが見られた金沢は攻撃の形が作れずこのまま3-0で敗れた。


【30】9/5(日)19:00 西が丘サッカー場(西が丘)
 町田ゼルビア(JFLシード)1-0(前半0-0)東京ヴェルディ(J2)
 町田得点者:73分(9)山腰泰博

 町田ゼルビアは東京ヴェルディ(J2)と対戦。前半37分にヴェルディが退場者を出し数位的優位に立った町田は後半73分に山腰泰博がシュートし一度はクリアされたボールを再度右足で押し込み先制のゴール。これが決勝点となり1-0で勝利。昨年のホンダロックに続きJFL勢が2年連続でヴェルディを破った。
 
 
【36】9/5(日)15:00 大分市営陸上競技場(大分陸)
 大分トリニータ(J2)3-2(前半3-2)ホンダロック(宮崎)
 ロック得点者:4分(24)諏訪園良平、22分(6)前田悠佑

 ホンダロックは大分トリニータ(J2)と対戦。ロックは前半4分に諏訪園良平が決め先制。11分に大分に追いつかれるが22分に前田悠佑が決め再びリード。しかし大分に33分、34分に連続して決められ3-2でリードされ前半を折り返す。後半は暑さのためか互いに攻撃に精彩を欠き無得点。健闘したロックだったが昨年の再現とはならず。


【39】9/5(日)18:00 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(西京極)
 京都サンガFC(J1)3延-2(前半1-1)佐川印刷SC(京都)
 佐川印刷得点者:9分(19)塩沢勝吾、92分(25)葛島崇膳

 佐川印刷SCは京都サンガFC(J1)と対戦。前半9分に佐川印刷は塩沢勝吾が決め先制するが31分に同点にされ前半を折り返す。後半は互いにチャンスに決められず1-1で延長戦へ延長前半先に先制したのは佐川印刷。92分に葛島崇膳が頭で決めリードするがその後2点を返され3-2で敗れた。


【40】9/5(日)19:00 フクダ電子アリーナ(フクアリ)
 ジェフユナイテッド千葉(J2)3-0(前半1-0)FC琉球(沖縄)

 FC琉球はジェフユナイテッド千葉(J2)と対戦。前半はほぼ互角の展開。スコアレスで折り返すと思われた前半終了間際に警戒していたはずのジェフのネットの高さあるヘッドから先制されると、89分にもネットに頭で決められる。その後も失点し3-0で敗れた。


【43】9/5(日)18:00 NDソフトスタジアム山形(NDスタ)
 モンテディオ山形(J1)3-0(前半1-0)ブラウブリッツ秋田(秋田)

 ブラウブリッツ秋田はモンテディオ山形(J1)と対戦。前半から積極的に攻めた秋田だったが32分に山形にコーナーキックから決められ1点リードされ前半を折り返す。後半も攻める秋田だったが決定機に決められず逆に68分に決められ2点差。更に終了間際にはオウンゴールで3失点目。秋田はここぞという守備力と決定力の差がはっきりと出た試合内容で3-0で敗れた。


【45】9/5(日)19:00 アウトソーシングスタジアム日本平(アウスタ)
 清水エスパルス(J1)2-0(前半0-0)Honda FC(静岡)

 Honda FCは清水エスパルス(J1)と対戦。天皇杯で過去何度もJリーグ勢を破ってきたHonda。この試合でも再三エスパルスゴールを脅かす攻撃でゴールに迫ったが前半は無得点。しかし後半になると疲れが見えはじめ74分に先制されると終了間際にも決められ2-0で敗れた。


【46】9/5(日)16:00 笠松運動公園陸上競技場(笠松)
 水戸ホーリーホック(J2)4-2(前半0-1)SAGAWA SHIGA FC(JFLシード)
 SAGAWA得点者:1分(29)御給匠、56分(6)岡村政幸
 
 SAGAWA SHIGA FCは水戸ホーリーホック(J2)と対戦。開始1分でSAGAWAは御給匠のゴールで先制し1点リードで前半を折り返すと56分にも岡村政幸が決め2点のリード。その後もチャンスを作るがゴールを決められず。逆に水戸は65分に1点を返すと終盤80分、83分、90+1分に立て続けに3得点を決める。結局SAGAWAは昨年同様、後半に崩れ4-2で逆転負け。


【47】9/5(日)19:00 ニッパツ三ツ沢球技場(ニッパ球)
 横浜 F・マリノス(J1)3-1(前半0-1)V・ファーレン長崎(長崎)
 長崎得点者:22分(22)神崎大輔

 V・ファーレン長崎は横浜 F・マリノス(J1)と対戦。前半22分に神崎大輔のゴールで先制し前半をリードして折り返した長崎だったが、後半55分と62分に横浜 F・マリノスの山瀬功治に決められ逆転されると75分にも決められ結局3-1で敗れた。


【51】9/5(日)19:00 ホームズスタジアム神戸(ホームズ)
 ヴィッセル神戸(J1)2-0(前半0-0)MIOびわこ草津(滋賀)

 MIOびわこ草津はヴィッセル神戸(J1)と対戦。前半は再三のセットプレーのチャンスからゴールを狙ったが決められずスコアレスで折り返す。後半は62分に相手のカウンターから失点すると70分にもコーナーキックから押し込まれ失点。びわこは終了間際に決定的なチャンスを作るが神戸の固い守備を崩せず2-0で敗れた。


【54】9/5(日)18:30 鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム(鳴門大塚)
 徳島ヴォルティス(J2)2-1(前半1-0)ガイナーレ鳥取(JFLシード)
 鳥取得点者:48分(13)美尾敦

 ガイナーレ鳥取は徳島ヴォルティス(J2)と対戦。前半は徳島に15分に先制され1点ビハインドで折り返した鳥取。後半48分に美尾敦のゴールで追いついたが54分にコーナーキックから徳島の佐藤晃大に頭で決められ再びリードを許す。その後は徳島ゴールに再三迫るもゴールならず、2-1で敗れた。


【56】9/5(日)17:00 山梨小瀬スポーツ公園陸上競技場(小瀬)
 ヴァンフォーレ甲府(J2)1-0(前半0-0)松本山雅FC(長野)

 松本山雅FCはヴァンフォーレ甲府(J2)と対戦。前半は甲府相手にシュート数で上回るも決められずスコアレスで折り返す。後半開始早々に甲府の小池悠貴に決められ先制される。その後は互いに決定機に決められずこのまま試合終了。ゴール裏のサポーター数では甲府サポーターを上回るなどホームジャックした松本だったが今年はJクラブ相手に勝利とはならなかった。


■3回戦の対戦カード(JFL2チームが出場)

【58】10/9(土)13:00 ユアテックスタジアム仙台(ユアスタ)
 ソニー仙台FC(宮城)―セレッソ大阪(J1)

【59】10/9(土)13:00 東北電力ビックスワンスタジアム(東北電ス)
 アルビレックス新潟(J1)―町田ゼルビア(JFLシード)