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千葉国体「宮城県(ソニー仙台FC単独チーム)がゆめ半島千葉国体サッカー競技(成年男子)で優勝!」 |
2010/09/30 |
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第65回国民体育大会(ゆめ半島千葉国体)サッカー競技(成年男子)が9月26日(日)~9月29日(水)までの4日間、千葉県市原市内の各会場で開催された。JFL勢では京都府チームとして佐川印刷SCが、宮城県チームとしてソニー仙台FCが単独のチームとして参加。地元千葉県チームにはジェフリザーブズが中心となり混成チームとして参加、秋田県チームはブラウブリッツ秋田の選手が中心となった混成チームが参加。その他東京都チームには2名の横河武蔵野FCの選手が参加した。
結果は宮城県が優勝、秋田県が準優勝、千葉県が3位、京都府と東京都がベスト8となった。
優勝した宮城県は、1回戦、2回戦と慣れていない人工芝での試合。1回戦で北海道、2回戦で長崎県相手に苦しみながらも勝利を掴む。28日、大雨の降りしきる中、日本サッカー協会名誉総裁 高円宮妃久子殿下のご臨席を賜り市原臨海競技場行われた準決勝では、ジェフリザーブズが中心となった地元千葉県と対戦。この試合は大雨の中にも関わらず多くの地元応援団が来場。宮城県にとっては完全アウェイ状態であったが、前半開始早々に大瀧義史のクロスボールに桐田英樹が相手ゴールキーパーの頭越しにループシュートを決めて先制。結局この1点を最後まで守りきり1-0で勝利。29日の決勝戦では同じく市原臨海競技場で秋田県と対戦。前半32分に宮城県は澤口泉が決め先制すると、後半の37分に山田佑介が直接フリーキックに頭で合わせ2点目。このリードを守りきり2-0で勝利。見事優勝を飾った。リーグ戦では今季は思うような結果が出ないソニーだが、天皇杯ではJ1クラブを破るなどカップ戦では好成績。これを機に残りのリーグ戦や10月9日に開催される天皇杯3回戦での活躍を期待したい。
準優勝となった秋田県は、準々決勝では京都府、準決勝では群馬県に快勝し決勝に駒を進めた。決勝では宮城県より多くのシュートを放ちながら(秋田県12本、宮城県8本)決定機に決めらなかったのが敗因。それでもJFLで活躍する選手たちが個人技で会場を沸かせた。
3位となった千葉県は、準々決勝で終了間際に劇的なゴールを決め東京都を破るなど地元の声援に応えていったが、準決勝では宮城県の堅い守りの前にゴールを奪えず敗れた。それでも3位決定戦では群馬県相手に2-0で快勝。地元開催チームとしての意地を見せた。
昨年は準優勝で今年は一昨年掴んだタイトル奪還に挑んだ京都府だったが、準々決勝で秋田に敗れ今年はベスト8止まり。来年こそは雪辱を誓う。同じくベスト8の東京都は横河武蔵野FCの冨岡大吾や岩田啓佑が活躍した。
※国体の試合時間は、35分ハーフの70分です
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