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第26回JFL 第3節「高知ユナイテッドSCが唯一の3連勝で首位に浮上!」


第3節 高知ユナイテッドSC vs 横河武蔵野FC(2024/3/24)より

 第26回日本フットボールリーグの第3節が3月23日(土)に2試合、24日(日)に6試合が開催され、首位の沖縄はマルヤスに2度リードしながらも追いつかれ3連勝ならず、鈴鹿もアウェイで枚方に敗れ3連勝ならず、高知は武蔵野相手に勝ち、唯一の3連勝で首位に浮上した。

 23日はFCマルヤス岡崎と沖縄SVが「マルヤス龍北」で対戦。朝からの雨で水を含むピッチの中、前半から優位に攻める沖縄はシュート数7本を放ち27分には右サイドから池髙暢希がドリブルで駆け上がりクロスを入れるとゴール前に走りこんだ荒井秀賀が左足で直接合わせ先制。前半3本のシュートのマルヤスは41分に菊地孔明が左サイドからドリブルで駆け上がり右足で放ったミドルシュートがゴール左隅に決まり1-1で前半を折り返す。後半もシュート数で上回る沖縄が58分に直接FKからゴール前でつなぎ有田朱里が放ったシュートの相手GKのこぼれ球を松下大祐が右足で詰め再びリード。しかしマルヤスは75分に左サイドから逆サイドにボールをつなぎ右サイドから市川侑生がクロスを入れるとゴール前で塩谷仁が頭で合わせ再び同点に追いつく。その後は互いにチャンスを作るが決めきれず試合終了。2-2の引き分けで勝点1ずつを分け合った。沖縄は3連勝ならず、マルヤスはホーム2連戦2引き分けとなった。

 クリアソン新宿とラインメール青森が「味スタAGF」で対戦。前半から互いに相手陣内にボールを運ぶものの決定的なチャンスは少なく。33分には青森が退場者を出し一人少なくなるが互いにゴールはなくスコアレスで前半を折り返す。後半最初から数的優位に立つ新宿は相手陣内で攻める時間が6本のシュートを放つが青森守備陣が体を張った守りでゴールを許さず。青森は一人少ないながらもカウンター等から2本のシュートを放つがゴールならずにこのまま試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。新宿は今季初の勝点獲得、青森は勝点2となった。

 24日はブリオベッカ浦安とヴィアティン三重が「D1秋津」で対戦。前半7本のシュートを放ったV三重は24分にゴール前の猛攻から連続してシュートがポールにあたり、その後のシュートも相手GKにクリアされるが最後は稲福卓が左足でミドルシュートを決め先制。浦安はシュート3本でゴールなくV三重が1点リードで折り返す。後半もシュート数で上回るV三重は追加点を狙ってチャンスを作るが決定機に決めきれず。浦谷もチャンスを作るが最後までゴールが遠くこのまま試合終了。虎の子の1点を守り切ったV三重が勝ち連勝。浦安は雄一の3連敗となり16位に順位を落とした。

 レイラック滋賀とソニー仙台FCが「HATOスタ」で対戦。前半は滋賀がシュート4本、ソニーが1本と滋賀が優位に攻める展開も互いにゴールがなくスコアレスで折り返す。後半は滋賀が76分にPKのチャンスを得るとこれを榎本大輝が右足で右隅に決め先制すると79分にはロメロフランクがドリブルで持ち込みゴール前で相手を交わしながら左足で右隅に決め2点目。ソニーは90分に左CKからのボールにゴール前混戦からのこぼれ球を布方叶夢が左足で直接決め1点を返す。その後はソニーの反撃を抑えた滋賀が1点差で逃げ切り2-1で勝利。ホームは連勝で白星先行、ソニーはアウェイでは連敗となり黒星先行となった。

 ヴェルスパ大分とHonda FCは「レゾサA」で対戦。前半から攻守の切り替えの早い展開もV大分が7本、Hondaが3本のシュートを放つも互いに守りが固くゴールなしのスコアレスで前半を折り返す。後半もシュート数では圧倒するV大分は8本のシュートを放つもHonda守備陣の体を張った守りの前にゴールならず。Hondaも前半同様に3本のシュートを放つも決定機に決めきれずにこのまま試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。V大分は今季初の勝点獲得。Hondaはアウェイ2連戦でともに引き分けとなった。

 高知ユナイテッドSCと横河武蔵野FCは「春野陸」で対戦。高知は前半シュート3本を放ち前半終了間際に高知は右サイドから高野裕維がクロスを入れ東家聡樹がゴール前でつないだボールを樋口叶が右足で放ったシュートが右下隅に決まり先制。武蔵野は前半シュートゼロでゴールなく高知が1-0で折り返す。後半は52分に自陣からのロングボールに抜け出した新谷聖基がドリブルから右足でゴール左下隅に決め2点目。84分にはカウンターから小林心がドリブルで持ち込み決め右足でゴール左下隅に決め3点目。武蔵野は後半シュート1本でゴールなく試合終了。高知が3-0でホーム3連戦は全勝となった。武蔵野は今季初黒星で五分の星となった。

 FCティアモ枚方とアトレチコ鈴鹿は「たまりく」で対戦。前半11分に枚方は右CKからのボールにゴール前の競り合いから出たボールをマリックが頭で詰め先制。13分に鈴鹿は右CKからのボールにゴール前ファーサイドで待ち構えていた有馬和希が頭で合わせ同点。33分に枚方は阿部隼人がクロスを入れゴール前でバジルが胸でワントラップしたボールを左足で押し込み再びリードし前半を2-1で折り返す。後半は鈴鹿が右サイドからのクロスにゴール前相手のクリアボールを人見拓哉が右足で決め再び同点。しかし枚方は75分に山口隆希が右サイドをドリブルで突破しクロスを入れゴール前相手FPのこぼれ球を河合秀人が体勢を崩しながら右足で詰め三度リード。その後は鈴鹿が猛攻を仕掛けるも枚方の守備陣が体を張った守りでゴールを許さず試合終了。枚方が3-2で勝ち今季初勝利。連勝の鈴鹿は今季初黒星となった。

 ミネベアミツミFCと栃木シティは「宮崎市」で対戦。雨が多くピッチに水か浮く中で前半20分に栃木Cは右CKからのボールにゴール前で吉田篤志が相手と競り合いながら頭で合わせたボールが相手GKの手を弾いてゴールに吸い込まれ先制。40分には中央付近からのロングボールに左サイドに抜け出した吉田篤志が相手を交わしながら右足で決め2点目。ミネベアは前半シュートゼロでゴールなく、栃木Cが2点リードで折り返す。後半は栃木Cがシュートゼロに対し優位に進めるミネベアが相手陣内でボールを運びシュート4本を放つも栃木C守備陣の体を張った守りの前にゴールならず試合終了。2点差のリードを守った栃木Cが勝ち連勝で白星先行。ミネベアは連敗となった。

 次節(第4節)は3月30日(土)に5試合、31日(日)に3試合が開催される。