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第26回JFL 第5節「ブリオベッカ浦安が今季初勝利!」


第5節 ブリオベッカ浦安 vs 横河武蔵野FC(2024/4/6)より

 第26回日本フットボールリーグの第5節が4月6日(土)に2試合、7日(日)に6試合が開催され、首位の高知は鈴鹿と対戦し2-0で勝ち開幕から唯一の5連勝で首位をキープ、開幕から4連敗で昨年準優勝の浦安は今季初勝利、新宿も今季初得点で初勝利、V大分も今季初勝利、昨年の王者Hondaが今季初黒星となった。

 6日はブリオベッカ浦安と横河武蔵野FCが「D1秋津」で対戦。浦安は前半セットプレーから2度ゴールネットを揺らすがいずれもオフサイド。しかし45+1分に右CKからのボールにゴール前で吉田武史が頭で合わせ相手GKのクリアからゴール前の混戦に最後は16分から出場した岩出拓也が右足で詰め先制。武蔵野も浦安と同じ4本のシュートを放つもゴールなく前半は浦安が1-0で折り返す。後半は開始早々の47分に浦安が左サイドを井上翔太郎がドリブルで駆け上がり菊地紘平がつないだボールを距離のある位置から右足で右下隅に決め2点差に。武蔵野は56分にゴール前でつないだボールから後藤京介が左足で放ったミドルシュートが右下隅に決まり1点を返す。その後は88分に浦安が退場者を出すと数的優位に立つ武蔵野は後半は10本のシュートを放つなど浦安ゴールに迫るが浦安守備陣が体を張った守りや武蔵野のシュートがバーやポストにあたり最後まで追いつくことができずこのまま試合終了。浦安が今季初のゴールを決めるなど2-1で1点差を守り切り今季初勝利。武蔵野は今回もアウェイで勝てず今季2敗目となった。

 FCマルヤス岡崎とヴィアティン三重は「マルヤス龍北」で対戦。前半はシュート数で上回るマルヤスが28分に左CKからのボールにゴール前で前田央樹が頭で合わせ先制。V三重は前半シュート2本でゴールなくマルヤスが1-0で折り返す。後半は50分にV三重が相手陣内でボールをカットし菅野哲也が出したパスをゴール前で田村翔太がつないだボールを稲福卓が左足で決め同点に追いつくと74分には池田直樹が左サイドからドリブルで持ち込みパスを出すと加倉広海が右足で決め逆転。マルヤスは後半4本のシュートを放つがV三重の守りが固く後半はゴールなく試合終了。V三重が逆転で勝ち今季3勝目。マルヤスは今季初黒星となった。

 7日はレイラック滋賀とヴェルスパ大分が「HATOスタ」で対戦。V大分は前半11分にPKのチャンスを得るとこれを中村真人が右足で左下隅に決め先制。V大分は前半4本のシュートを放つが追加点はなし。滋賀は前半シュート2本でゴールなくV大分が1点リードで折り返す。後半は58分に滋賀が退場者を出すと数的優位に立つV大分だったが守りを固める相手に決定的なチャンスを作れずCKは5本あったがシュート2本で追加点はなし。滋賀はカウンター等からチャンスを作るがシュート3本でゴールなく試合終了。V大分が1点のリードを守りきり今季初勝利。滋賀は今季ホーム初黒星で今季2敗目となり星が五分になった。

 高知ユナイテッドSCとアトレチコ鈴鹿は「春野陸」で対戦。前半17分に高知は佐々木敦河が右サイドからクロスを入れるとゴール前ニアサイドに走りこんだ宇田光史朗が右足で押し込み決め先制。高知は前半シュート3本で追加点なし。鈴鹿は高知を上回る5本のシュートを放つが高知の堅い守りの前にゴールなく高知が1-0で折り返す。後半は高知が10本のシュートを放ち65分には吉田知樹が自陣で相手ボールをカットし佐々木敦河が縦にスルーパスを入れると抜け出した東家聡樹が飛び出した相手GKを交わしながら右足で左下隅に決め2点目。鈴鹿は後半シュート1本でゴールなく試合終了。高知が2-0で勝ち5連勝で首位をキープ。鈴鹿は3連敗となった。

 クリアソン新宿と栃木シティは「味フィ西」で対戦。前半は新宿がボールの主導権を握る時間が大きいシュート5本を放つも決定機に決めきれず、栃木Cは前半2本のシュートでゴールなく前半はスコアレスで折り返す。後半は新宿が59分に石井圭太がハーフウェーライン付近からドリブルで持ち込み右足でミドルシュートを右隅に決め先制。86分には左サイドから竹内諒太郎がクロスを入れゴール前に飛び込んだ西山大樹が頭で合わせ、こぼれ球からの混戦から出たボールをやや右サイドから中山雄登が右足でゴール左下隅に決め2点目。後半はシュート数では栃木Cが上回り7本を放つが新宿守備陣の体を張った守りの前にゴールならず試合終了。新宿が2-0で勝ち今季初得点初勝利となった。栃木Cは連敗で今季3敗目となった。

 FCティアモ枚方とHonda FCは「たまりく」で対戦。前半から優位に攻めるHondaは相手陣内で再三チャンスを作り7本のシュートを放つが決定機に決めきれず。枚方はカウンター等から4本のシュートを放つがこちらも決定機に決めきれず前半はスコアレスで折り返す。後半は63分に枚方が右サイドで宮崎樹が相手ボールをカットし後藤卓磨がクロスを入れるとゴール前に走りこんだ山口隆希が右足で右下隅に決め先制。Hondaは後半に相手陣内でチャンスがなかなか作れずシュート1本でゴールなし。枚方が虎の子の1点を守り切り1-0で勝ち今季2勝目。Hondaは今季初黒星となった。

 ミネベアミツミFCとソニー仙台FCは「宮崎県」で対戦。前半から水を含むピッチの中、互いに相手陣内に攻め込むものの決定的なチャンスは少なくミネベアが3本、ソニーが2本のシュートを放つがゴールならず前半はスコアレスで折り返す。後半はミネベアが相手陣内に積極的にボールを入れ6本のシュートを放つがソニー守備陣の体を張った守りの前にゴールならず。ソニーは後半はシュート3本でゴールなく試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。ミネベアは引き分けたものの2試合連続無失点、ソニーは今季初の引き分けとなった。

 沖縄SVとラインメール青森は「タピスタ」で対戦。前半23分に沖縄は荒井秀賀がバックスパスから相手GKのクリアミスしたボールを奪い左足で決め先制。26分にはゴール前でパスをつなぎ最後は荒井秀賀がやや右サイドから相手を交わし左足で決め2点目。しかし沖縄が40分に荒井秀賀が2枚目のイエローカードで退場になると数的優位になった青森がアディショナルタイムに左CKから折り返し混戦からの浮き球を吉田将也が左足でミドルシュートを決め1点を返し、前半は沖縄が2-1で折り返す。後半は青森が数的優位を生かし相手陣内で攻める時間が多くなえいシュート4本を放つが守りを固める沖縄の前にゴールがならず、沖縄は後半シュート2本で追加点なく試合終了。1点差を守り切った沖縄が3試合ぶりの勝利で今季3勝目となり無敗のまま2位をキープした。青森は今季2敗目となった。

 次節(第6節)は4月13日(土)に3試合、14日(日)に5試合が開催される。