第9節 FCマルヤス岡崎 vs 横河武蔵野FC(2024/5/19)より
第26回日本フットボールリーグの第9節が5月18日(土)に3試合、19日(日)に5試合が開催され、2位の枚方はミネベアに勝ち5連勝とし、首位の高知が滋賀に敗れ連敗となり勝点差が2に縮まった。マルヤスは武蔵野相手に3-0で勝ち開幕戦以来の勝利となった。
18日はブリオベッカ浦安とHonda FCが「D1秋津」で対戦。前半からボールの主導権を握るHondaが8本のシュートを放つが決定機に決めきれず。浦安は前半シュート2本でゴールなく前半はスコアレスで折り返す。後半もHondaが優位に攻める時間が多く62分にはカウンターから左サイドでボールを受けた岡﨑優希がドリブルで持ち込みゴール前でも相手を交わしながら右足で放ったミドルシュートがゴール左隅に決まり先制。その後もチャンスを作るが追加点はなし。浦安もチャンスを作るが前半同様シュート2本でゴールなく試合終了。Hondaが1点を守りきって連勝。浦安は今季7敗目となった。
ミネベアミツミFCとFCティアモ枚方は「宮崎串間」で対戦。前半は枚方が相手陣内で攻める時間が多く5本のシュートを放つがミネベア守備陣の体を張った守りの前にゴールならず。ミネベアはシュート2本でゴールなく前半はスコアレスで折り返す。後半はミネベアが相手陣内で仕掛ける時間が多く6本のシュートを放つが決定機に決めきれず。逆に枚方は81分にゴール前相手のクリアボールを右サイドからつなぎ最後は津村夢人がやや右サイドから左足で放ったシュートがゴール左隅に吸い込まれ先制。その後はミネベアの猛攻を枚方守備陣が体を張った守りでゴールを許さず試合終了。虎の子の1点を守り切った枚方が勝ち5連勝で2位をキープし首位との勝点差を2に縮めた。ミネベアは4連敗となった。
高知ユナイテッドSCとレイラック滋賀は「春野球」で対戦。前半から相手陣内でプレスをかけ積極的に仕掛ける滋賀がチャンスを多く作り3本のシュートを放つが決めきれず。この日の高知はセカンドボールの多くを相手にとられチャンスが少なく前半はシュートゼロでゴールなく前半はスコアレスで折り返す。後半も滋賀が相手陣内でチャンスを多く作るが高知守備陣が体を張った守りでゴールを許さず。高知はカウンターからチャンスを作るが後半はシュート2本でゴールなくこのまま引き分けかと思われた終了間際の90+6分に滋賀は右サイド直接FKのチャンスに平尾壮が放ったボールをゴール前で小野寺健也が頭で合わせたボールがゴールに吸い込まれ、これが決勝点となり滋賀が勝ち連勝。高知は2試合連続0-1で敗れるも首位をキープ。
19日はラインメール青森と栃木シティが「新青森球」で対戦。青森は前半2分に左サイドからのロングスローに相手のクリアボールを松本拓海が左サイドからクロスを入れゴール前で河西真がつないだボールをベッサが右足で決め先制。26分にはPKのチャンスを得るとベッサが右足で決め2点目。栃木Cは前半5本のシュートを放つが決定機に決めきれず青森が2-0で前半を折り返す。後半は風上の栃木Cが13本のシュートを放つなど優位に攻め56分には表原玄太が左サイドをドリブルで駆け上がりクロスを入れると吉田篤志が左足で合わせ1点を返すと78分には左CKからゴール前で混戦の中からのこぼれ球を吉田篤志が左足で詰め同点。その後決定的なチャンスを作るが決めきれず。青森は後半シュート2本でゴールなく試合終了。2-2の引き分けで勝点1ずつを分け合った。
FCマルヤス岡崎と横河武蔵野FCが「豊田陸」で対戦。前半10分にマルヤス右サイドのスローインを受けた原耕太郎がクロスを入れゴール前で林雄飛が左足で詰め先制すると12分には中央でつないだボールから林雄飛が前方に出したパスに抜け出した原耕太郎が右足で決め2点目。武蔵野は前半シュート3本を放つもゴールがなくマルヤスが2-0で折り返す。後半は武蔵野が相手陣内でチャンスを作る時間が多くなりシュート4本を放つがマルヤス守備陣の堅い守りの前にゴールならず。逆に後半はシュート1本のマルヤスは82分にカウンターからボールつなぎ小栗和也が左サイドをドリブルで駆け上がりクロスを入れると林雄飛が左足で決め3点目。その後は武蔵野の反撃を抑えたマルヤスが3-0で勝ち開幕戦以来の勝利。武蔵野は今季2度目の3失点で敗れリーグ戦5試合勝利なし。
ヴィアティン三重とアトレチコ鈴鹿は「ラピスタ」で対戦。前半15分に鈴鹿は鈴木翔太が左サイドをドリブルで駆け上がりゴール前にクロスを入れ相手のクリアボールを人見拓哉が右足で決め先制すると24分にも鈴鹿は鈴木翔太が左サイドをドリブルで駆け上がりゴール前にクロスを入れると人見拓哉が右足で決め2点目。V三重は35分に田村翔太が前方にロングボールを入れるとゴール前で大竹将吾が相手GKと競り合いながら頭で決め1点を返し前半は鈴鹿が1点リードで折り返す。後半は開始早々の49分に鈴木翔太が相手との競り合いから前方にパスを出しゴール前に抜け出した福元友哉が左足で流し込み3点目。V三重は後半4本のシュートを放つが決定機に決めきれず後半はゴールなく試合終了。鈴鹿が2点差をつけ勝ち前週の天皇杯予選で敗れた借りを返した。V三重は開幕戦以来の黒星となった。
クリアソン新宿とヴェルスパ大分は「味フィ西」で対戦。前半12分に新宿は右サイドからクロスを入れゴール前相手のクリアボールを中山雄登が前方に浮き球を入れ佐野翼がヘディングシュートし相手GKのクリアがバーで跳ね返り、それを小池純輝が頭で詰め先制。その後も新宿は追加点を狙って攻めるが2点目はなし。V大分は前半シュート3本でゴールなく新宿が1-0で折り返す。後半はV大分が優位に攻め決定機を作るが新宿守備陣が体を張った守りでゴールを許さず。新宿は後半シュート3本でゴールなし。そしてこのまま新宿が逃げ切りかと思われた90+4分にV大分は右サイドの直接FKからのボールに新宿守備陣がゴール前で必死のクリアをするが最後は左サイドにこぼれたボールを伊藤翼が右足で豪快なミドルシュートを決め追いつき引き分けに持ち込んだ。新宿は3試合ぶりの勝点、V大分は3連勝ならず。
沖縄SVとソニー仙台FCは「タピスタ」で対戦。前半2分にソニーは左サイドの競り合いから出たボールに中山雅人がクロスを入れるとゴール前でバウンドしたボールにゴール前に抜け出した山田晋平が頭で詰め先制。19分に沖縄は相手自陣でのパスを荒井秀賀がインターセプトし前方にパスを出すとゴール前に走りこんだ青戸翔が相手と競り合いながら右足で決め同点に追いつく。その後は沖縄がややチャンスを多くつくり前半は6本のシュートを放つが追加点はなし。ソニーもチャンスを作るが前半はシュート2本で追加点はなく1-1の同点で前半を折り返す。後半は沖縄が53分に左サイドで奪ったボールを中央でつなぎ右サイドから有田朱里がクロスを入れるとファーサイドに飛び込んだ青戸翔が左足で詰め逆転。67分には荒井秀賀がドリブルで駆け上がり左サイドからクロスを入れ相手FPのクリアボールを冨久田和真が直節右足で決め3点目。ソニーは後半チャンスを作り6本のシュートを放つが沖縄守備陣の体を張った守りの前にゴールならずこのまま試合終了。沖縄が3-1の逆転勝ちで連勝、ソニーは3試合ぶりの黒星となった。
次週(5月25、26日)は天皇杯1回戦のためリーグ戦は休み。次節(第10節)は6月1日(土)に3試合、2日(日)に5試合が開催される。
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