第11節 ラインメール青森 vs ソニー仙台FC(2024/6/9)より
第26回日本フットボールリーグの第11節が6月7日(金)に1試合、8日(土)に1試合、9日(日)に6試合が開催され、首位の高知はミネベア相手に逆転勝ちで2位との勝点差は変わらず。青森がソニーに勝ち今季ホームで初勝利。JFL新記録となる16,480人の入場者を集めた国立決戦は枚方が新宿相手に4ゴールを決め勝利となった。
7日はクリアソン新宿とFCティアモ枚方が「国立」で対戦。前半から優位に攻める枚方は28分に相手ボールをインターセプトした森本ヒマンが自ら持ち込み左足で決め先制、33分にPKは外したが、39分には右CKからゴール前で連続シュートと相手GKのクリアから最後は森本ヒマンが右足で詰め2点目。新宿は前半シュート4本でゴールなく前半は枚方が2点リードで折り返す。後半は51分に枚方が左サイドからボールをつないだボールに森本ヒマンがクロスを入れるとゴール前で相手FPのクリアがオウンゴールとなり枚方が3点目。55分には左サイドからのクロスにゴール前で相手のクリアミスを山口隆希が左足で決め4点目。新宿は86分に右サイドのスローインからのボールに小池純輝がクロスをゴール前に飛び込んだ齊藤和樹が頭で押し込み1点を返すがその後の追加点はなく試合終了。JFL新記録となる16,480人の入場者となった国立決戦は枚方が3点差をつけ勝ち2位をキープ。新宿は今季3度目となる4失点で敗れた。
8日は横河武蔵野FCとアトレチコ鈴鹿が「武蔵野」で対戦。前半から武蔵野が相手陣内で積極的に仕掛ける展開となり23分にPKのチャンスを得ると小林大地が左足で決め先制。その後も決定的なシュートを放つもポストに当たるなど追加点はなし。鈴鹿はシュート4本でゴールなく前半は武蔵野が1-0で前半を折り返す。後半は73分に武蔵野が退場者を出すと数的優位に立った鈴鹿がボールを持つ時間が長くなるが武蔵野の堅い守りの前に決定的なチャンスが少なくゴールなし。武蔵野もカウンターからチャンスを作るが追加点なく試合終了。虎の子の1点を守り切った武蔵野が連敗を止める第4節以来の勝利、鈴鹿は連敗で黒星先行の今季6敗目となった。
9日はブリオベッカ浦安とレイラック滋賀は「D1秋津」で対戦。浦安は前半8分に右サイドから笠嶋哲太がクロスを入れるとゴール前で上松瑛が直接右足で合わせ先制。浦安の前半のシュート数は3本で追加点はなし。滋賀はシュート数では浦安を上回る5本のシュートを放ったが決定機に決め切れず前半は浦安が1-0で折り返す。後半は滋賀が相手陣内でチャンスを多く作り決定的なシュートを放つが浦安の守りが堅く終盤までゴールなし。後半は守備の時間が多かった浦安は90+4分に相手ボールをインターセプトしつないだボールを最後は橋本龍馬が左足で決め2点目。滋賀は終了間際に右サイドからのクロスにニアサイドで小野寺健也が頭で合わせたボールがゴールに吸い込まれ1点を返すがこのまま試合終了。浦安が2-1で勝ち第5節以来となる今季2勝目、滋賀は連敗となった。
ラインメール青森とソニー仙台FCは「カクスタ」で対戦。前半6分に青森は村上弘有が相手のバックパスをインターセプトし右足で決め先制。青森は前半5本のシュートを放ったが追加点はなし。ソニーは前半3本のシュートを放ったがゴールはなく前半は青森が1-0で折り返す。後半は64分に青森は岸田翔平が右サイドからクロスを入れ相手GKのこぼれ球をゴール前に走り込んだエドワルドが右足で詰め2点目。後半はソニーが優位な時間が多く8本のシュートを放ったが青森守備陣が体を張った守りでゴールを許さずこのまま試合終了。青森が2-0で勝ち今季ホームで初勝利となり連勝で今季3勝となった。ソニーは2試合ぶりの黒星。
高知ユナイテッドSCとミネベアミツミFCは「春野陸」で対戦。前半38分にミネベアは縄靖也が相手ボールをインターセプトしパスを出すと左サイドから杉田達哉が落ち着いて決め先制。高知は45分にゴール前でつないだボールを最後は相手GKのこぼれ球に佐々木敦河が右足で詰め同点と1-1で折り返す。後半は50分にミネベアが左サイドでつないだボールに田中大和がクロスを入れるとゴール前で杉田達哉が頭で合わせ再びリード。しかし高知は88分に左サイドのスローインから最後は上月翔聖が右足で決め追いつくと90+1分には左サイドからのクロスに吉田知樹が頭で折り返したボールを小林心が右足で合わせたボールが相手ゴールに吸い込まれ逆転。その後はミネベアの反撃を抑えた高知が3-2の逆転勝利で連勝。ミネベアは2試合連続アディショナルタイムの失点で逆転負けとなり6連敗となった。
FCマルヤス岡崎と栃木シティは「マルヤス龍北」で対戦。前半は好守の切り替えの早い展開で互いにチャンスを作りマルヤスが7本、栃木Cが6本のシュートを放つがゴールなく前半はスコアレスで折り返す。後半は栃木Cが左サイドで相手のクリアミスを奪った藤原拓海がドリブルで持ち込み右足で決め先制すると72分には左CKからのボールにゴール前相手のクリアボールをつなぎ関野元弥が左足で決め2点目。90+3分には左CKからのボールにゴール前で大嶌貴が頭で合わせ3点目。マルヤスは後半シュート3本でゴールなく試合終了。栃木Cが2試合連続となる3-0での勝利。マルヤスは3試合ぶりの黒星となった。
ヴィアティン三重とHonda FCは「四日市」で対戦。前半16分にV三重は距離が離れた位置からのFKを梁賢柱が右足で直節決め先制。27分には左CKからのボールにゴール前ニアサイドで饗庭瑞生が頭で合わせ2点目。前半はHondaもV三重と同じ6本のシュートを放ったが決定機に決め切れずV三重が2-0で折り返す。後半はHondaが相手陣内で多くチャンスを作り6本のシュートを放つもV三重の守備陣が体を張った守りでゴールを許さず。V三重は後半4本のシュートを放つが追加点はなく試合終了。V三重が2-0で勝ち4試合ぶりの勝利。Hondaは連勝が止まり4試合ぶりの黒星となった。
沖縄SVとヴェルスパ大分は「タピスタ」で対戦。V大分は前半31分にPKのチャンスを得るとこれを佐々木翔が右足で決め先制。V大分は前半シュート6本を放ったが追加点はなし。沖縄は前半シュート5本でゴールなく前半はV大分が1点リードで折り返す。後半は雨の中で互いに相手陣内までボールを運びチャンスを作るが終盤まで互いにゴールなし。そして90+3分にV大分は今村優介が相手陣内でボールをインターセプトしドリブルで駆け上がりながらゴール前にパスを出すと山﨑一帆が相手を交わしながら落ち着いて右足で決め2点目を決め試合終了。V大分が2点差をつけて勝ち3試合ぶりの勝利。沖縄は2試合連続ゴールなく連敗となった。
次節(第12節)は6月15日(土)に2試合、6月16日(日)に6試合が開催される。
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