天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会の２回戦にＪＦＬからは５チームが出場し６月１２日に５試合が開催された。Ｈｏｎｄａは前半優位に進めるも後半の２失点で敗れ、高知は前半は同点で折り返すも後半は鳥栖に決められ１－２の惜敗、残り３チームは前半でリードされ追いつくことができず今大会ＪＦＬ勢の３回戦進出はならなかった。

■２回戦の結果
　※【　】は、マッチナンバー、得点後の(　　)は背番号

◎６月１２日(水)
【30】１９：００　ＪＩＴ リサイクルインク スタジアム（ＪＩＴス）
ヴァンフォーレ甲府（Ｊ２）　２－０(前半0-0、後半2-0)　Ｈｏｎｄａ ＦＣ（アマチュアシード）
　
失点：８２分、９０＋１分

　Ｈｏｎｄａ ＦＣはＪ２のヴァンアフォーレ甲府と対戦。前半はＨｏｎｄａが相手陣内で仕掛ける時間が多く相手より多いシュート数（Ｈｏｎｄａ４本、甲府２本）を放つも決定機に決め切れずスコアレスで前半を折り返す。後半は甲府がＨｏｎｄａ陣内で攻める時間が多くなり８２分にピーター・ウタカがドリブルで持ち込み右足で決め先制すると９０＋１分にもカウンターからピーター・ウタカがドリブルで持ち込み左足で決め追加点。Ｈｏｎｄａは後半シュート１本でゴールなく試合終了。Ｈｏｎｄａが甲府相手に０－２で敗れ３回戦進出ならず。


【35】１９：００　駅前不動産スタジアム（駅スタ）
サガン鳥栖（Ｊ１）　２－１(前半1-1、後半1-0)　高知ユナイテッドＳＣ（高知県）

高知得点：４４分（１１）小林心（ＰＫ）
失点：３分、５２分

　高知ユナイテッドＳＣはＪ１のサガン鳥栖と対戦。前半３分に鳥栖が右サイドからのクロスにゴール前でヴィニシウス・アラウージョが右足で合わせ先制。しかし高知は前半中盤から終盤にかけて相手陣内で仕掛ける時間が多くなり４４分にＰＫのチャンスを得ると小林心が右足で決め同点。前半はシュート数でも高知が上回り（鳥栖２本、高知４本）１－１で前半を折り返す。後半は序盤から鳥栖が積極的に仕掛け５２分に左からのクロスに折り返したボールをヴィニシウス・アラウージョが右足で決め鳥栖が再びリード。後半終盤には高知が積極的に仕掛けるも鳥栖の守備が堅く後半はシュート３本を放ちゴールなく試合終了。高知が鳥栖相手に１－２で敗れ３回戦進出ならず。


【45】１９：００　Ｕｖａｎｃｅとどろきスタジアム ｂｙ Ｆｕｊｉｔｓｕ（Ｕ等々力）
川崎フロンターレ（Ｊ１）　２－０(前半1-0、後半1-0)　ソニー仙台ＦＣ（宮城県）

失点：３９分、５８分

　ソニー仙台ＦＣはＪ１の川崎フロンターレと対戦。前半から川崎が優位に進め３９分に右からのクロスに折り返したボールを山田新が右足で詰め先制。ソニーは前半シュート３本を放つがゴールなくソニーは１点ビハインドで折り返す。後半は５８分に川崎が自陣からのロングボールに前方に抜け出したマルシーニョが相手を交わしながら右足で決め２点目。ソニーもチャンスは作るが後半もシュート３本でゴールなく試合終了。ソニーが川崎相手に０－２で敗れ３回戦進出ならず。


【47】１９：００　味の素スタジアム（味スタ）
ＦＣ東京（Ｊ１）　３－０(前半3-0、後半0-0)　ヴィアティン三重（三重県）

失点：２１分、３７分、４２分

　ヴィアティン三重はＪ１のＦＣ東京と対戦。前半２１分にＦ東京は左からのクロスに折り返したボールを東慶悟が右足で詰め先制。３７分には右ＣＫからのボールを森重真人が頭で合わせ２点目。４２分には原川力がＦＫを直節決め３点目。Ｖ三重もチャンスを作りシュート数では相手を上回る（Ｆ東京３本、Ｖ三重５本）がチャンスに決めることが出来ず３点のビハインドで前半を折り返す。後半はＶ三重が相手陣内で仕掛けるが前半同様相手を上回るシュート（Ｆ東京３本、Ｖ三重４本）を放つがＦ東京の安定した守りの前に最後までゴールが遠く試合終了。Ｖ三重がＦ東京相手に０－３で敗れ３回戦進出ならず。


【55】１９：００　札幌ドーム（札幌ド）
北海道コンサドーレ札幌（Ｊ１）　３－１(前半2-1、後半1-0)　栃木シティ（栃木県）

栃木Ｃ得点：４５＋３分（１１）表原 玄太
失点：９分、１６分、６５分

　栃木シティはＪ１の北海道コンサドーレ札幌と対戦。前半９分に札幌は田中宏武のクロスにキムゴンヒが頭で合わせ先制すると１６分に田中宏武がクロスを入れキムゴンヒが落としたボールを出間思努が左足で詰め２点目。しかし栃木は４５＋３分に田中パウロ淳一のドリブル突破からパスを出すと受けた関野元弥からのクロスに表原玄が頭で合わせ１点を返し前半は１点ビハインドで折り返す。後半は６５分に札幌がゴール前のこぼれ球を原康介が右足で詰め再び２点差に。栃木もチャンスは作り後半は５本のシュートを放つも札幌の堅い守りの前に後半はゴールなく試合終了。栃木Ｃが札幌相手に１－３で敗れ３回戦進出ならず。