第12節 アトレチコ鈴鹿 vs 栃木シティ(2024/6/15)より
第26回日本フットボールリーグの第12節が6月15日(土)に2試合、16日(日)に6試合が開催され、首位の高知が勝ち、2位の枚方、3位の栃木Cが共に敗れ首位と2位との勝点が8差に広がった。鈴鹿は人見拓哉が1試合で4ゴールを決めるなど5-1で勝ち、連敗脱出、人見は得点ランキングで2位に5得点差をつけた。
15日はアトレチコ鈴鹿と栃木シティが「三交鈴鹿」で対戦。前半は6本のシュートを放った栃木Cが42分に左CKから相手のクリアボールを藤原拓海が右足で決め先制すると鈴鹿が44分に小野寺亮太が前方に出したパスに抜け出した人見拓哉がゴール前で相手GKを交わし左足で決め追いつくと45+2分には右CKからの相手のクリアボールを人見拓哉が右足で決め逆転し2-1で前半を折り返す。後半開始早々に鈴鹿は左サイドで相手ボールを人見拓哉がインターセプトしそのまま相手GKが飛び出して無人となっていたゴールに右足でロングシュートを決め3点目。76分には左CKからのボールに人見拓哉が右足でダイレクトボレーシュートを決め4点目。82分には自陣で三好辰典が自陣で相手ボールを奪い自らドリブルで持ち込み右足で決め5点目。天皇杯2回戦の札幌遠征から中二日で臨んだ栃木Cは後半4本のシュートを放つも追加点はなくこのまま試合終了。鈴鹿が得点ランキングトップに立つ人見拓哉の1試合4ゴール等もあり5-1で勝ち連敗脱出。栃木Cは7試合ぶりの黒星となった。
FCティアモ枚方とブリオベッカ浦安は「たまりく」で対戦。前半29分に枚方は左サイドからのクロスにゴール前で森本ヒマンが頭で合わせ先制。浦安は36分に左サイドからのクロスにゴール前で峯勇斗がつないだボールを藤森隆汰が右足で決め追いつき1-1で前半を折り返す。後半は浦安が62分に自陣からのロングパスに抜け出した荒井大がドリブルで持ち込み左サイドからクロスを入れるとゴール前に走りこんだ峯勇斗が右足で詰め逆転すると87分には左サイドのスローインからゴール前で村越健太がボールをキープし相手のこぼれ球を吉田武史が落ち着いて左足で決め3点目。90+2分には藤森隆汰が右サイドからドリブルで持ち込みクロスを入れるとゴール前で東駿が右足で合わせ4点目。枚方は後半シュート4本でゴールなく試合終了。浦安が3点差をつけ勝ち連勝。枚方は今季最多となる4失点で敗れ4敗目となった。
16日はHonda FCとラインメール青森が「都田」で対戦。前半28分に青森は左サイドからのクロスに岸田翔平が折り返したボールをゴール前に走りこんだ松本拓海が右足で詰め先制。Hondaは35分に相手ゴール前でつないだボールを最後は児玉怜音が右足でゴール左下隅に決め同点。その後は互いに追加点なく1-1の同点で前半を折り返す。後半は風の影響もありボールコントロールが難しい中、互いにシュート2本と少なく追加点なしで試合終了。1-1のスコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。Hondaは2試合勝利なし、青森は3連勝ならず。
レイラック滋賀と沖縄SVは「HATOスタ」で対戦。前半25分に沖縄が退場者を出し5分間中断後の30分に滋賀は久保田和音がFKを右足でゴール右隅に決め先制。その後は数的優位を生かして前半は9本のシュートを放った滋賀だったが追加点はなし。沖縄は前半シュートゼロでゴールなく前半は滋賀が1-0で折り返す。後半は74分に沖縄が自陣からボールをつなぎ左サイドから青戸翔がドリブルで持ち込み距離のある位置から右足で放ったシュートがゴール右ポストにあたりそのままゴールに吸い込まれ同点。滋賀は後半数的優位を生かし相手陣内でチャンスを作り9本のシュートを放つも沖縄守備陣の体を張った守りの前にゴールならず1-1引き分けで勝点1ずつを分け合った。滋賀、沖縄ともに3試合ぶりの勝点。
ソニー仙台FCと横河武蔵野FCは「石巻フ」で対戦。風の影響もあり互いに決定的なチャンスが少なくソニーがシュート0本、武蔵野がシュート2本でゴールなくスコアレスで前半を折り返す。後半はソニーが73分に左CKからのボールにゴール前で長江皓亮が右足で直接合わせ先制すると87分には右サイドからのクロスボールに相手のクリアボールを平田健人が距離のある位置から左足で豪快なミドルシュートを決め2点目。88分には右からのクロスに相手ゴール前での連続攻撃から最後は吉森恭兵のパスに加藤佑弥が右足で詰め3点目。武蔵野は後半4本のシュートを放つがソニーの守りが堅く最後までゴールが遠くこのまま試合終了。ソニーが3-0で勝ち5試合ぶりの勝利、武蔵野は今季6敗目となった。
ヴェルスパ大分とヴィアティン三重は「JLスタ」で対戦。前半から相手陣内で多くチャンスを作り12本のシュートを放ったV三重が45+2分に右サイドからのクロスにゴール前ファーサイドで児玉慎太郎が頭で合わせ先制。V大分も6本のシュートを放つも決定機に決めきれずV三重が1点リードで折り返す。後半は風が強くなり互いにシュート数は減ったが(V大分4本、V三重6本)85分にV大分は右サイドからのクロスにゴール前で今村優介が頭で合わせ相手のこぼれ球を安島樹が左足で決め同点に追いつく。その後は互いにチャンスが少なく試合終了。1-1の引き分けで勝点1ずつを分け合い共に連勝ならず。
高知ユナイテッドSCとFCマルヤス岡崎は「春野球」で対戦。前半から攻守の切り替えの早い展開から相手陣内でチャンスを作り高知がシュート5本、マルヤスがシュート4本を放つが互いに守りが堅くゴールなし。スコアレスで前半を折り返す。後半は風の影響で互いにチャンスが少ない中、85分に高知は自陣からのロングボールを相手陣内でつなぎ左サイドから金原朝陽がクロスを入れゴール前で相手のこぼれ球を東家聡樹が右足で詰め先制。マルヤスは後半シュートゼロでゴールなく試合終了。高知が1-0で勝ち3連勝で2位に勝点で8差をつけた。マルヤスは2試合連続ゴールなく連敗となった。
ミネベアミツミFCとクリアソン新宿は「宮崎市」で対戦。前半は風の影響もあり互いに相手陣内でチャンスを作るがミネベアがシュート3本、新宿がシュート2本と少なくゴールなし。スコアレスで前半を折り返す。後半はミネベアがチャンスを多く作るようになり5本のシュートを放つが新宿の守備陣が体を張った守りでゴールを許さず。新宿は後半もシュート2本でゴールなくこのまま試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。6連敗中のミネベアは7試合ぶりの勝点確保、新宿は調子を上げてきたミネベアの攻撃陣を抑え今季5度目の無失点で勝点1を確保となった。
次節(第13節)は6月22日(土)に4試合、6月23日(日)に4試合が開催される。
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