第13節 栃木シティ vs ソニー仙台FC(2024/6/22)より
第26回日本フットボールリーグの第13節が6月22日(土)に4試合、23日(日)に4試合が開催され、首位の高知は勝ち4連勝、2位の枚方も勝ち、3位の栃木Cはソニー相手に3ゴールを決め逆転勝ちで上位の順位は変わらず。
22日はラインメール青森とヴェルスパ大分が「カクスタ」で対戦。青森は前半12分に右サイドからのクロスをゴール前でつなぎ最後は相手のこぼれ球をベッサが右足で詰め先制。20分には左CKから相手のクリアボールをつなぎ松本拓海がクロスを入れるとゴール前で河西真が頭で合わせ2点目。32分には右CKからファーサイドで河西真が頭で落としたボールを村上弘有が左足で流し込み3点目。V大分は前半シュート1本でゴールなく青森が3-0で折り返す。後半は青森がシュート数2本も56分に右CKからのボールにゴール前で村上弘有が頭で落としたボールを長倉颯が右足で合わせ4点目。V大分は後半優位に攻める時間が多く7本のシュートを放つが青森の守備が堅くゴールがなく試合終了。青森が4-0で勝ちこれで8試合負けなし。V大分は7試合ぶりの黒星となった。
クリアソン新宿と高知ユナイテッドSCは「味フィ西」で対戦。高知は前半17分にカウンターから右サイドからのクロスにゴール前に飛び込んだ小林心が頭で詰め先制。22分に退場者を出した新宿だったが38分に左CKからゴール前ニアサイドで米原祐が頭で合わせ追いつき1-1で前半を折り返す。後半は数的優位の高知が63分に右CKから相手のクリアボールに金原朝陽がクロスを入れるとゴール前で宇田光史朗が頭で押し込み再びリード。72分には中央でつないだボールに最後は佐々木敦河が右足で低く抑えたシュートがゴール左下隅に決まり3点目。87分には自陣から田辺陽太が前方にスルーパスを出すと抜け出した内田優晟がドリブルで持ち込み右足で決め4点目。数的不利となった新宿は後半シュートゼロでゴールなく試合終了。高知が3点差で勝ち4連勝。新宿は2試合ぶりの黒星となった。
横河武蔵野FCとHonda FCは「武蔵野」で対戦。前半はHondaがボールの主導権を握る時間が多く4本のシュートを放つもゴールなし。武蔵野はカウンターからチャンスを作るがゴールなく前半はスコアレスで折り返す。後半は57分にHondaがカウンターから岩切拳心が自陣からドリブルで持ち込み右足でミドルシュートを決め先制すると87分には右CKからゴール前で池松大騎が頭で合わせポスト返りを松本和樹が頭で詰め2点目。後半は武蔵野もチャンスが増え4本のシュートを放つがHondaの守りが堅くゴールなしで試合終了。Hondaが2点差で勝ち3試合ぶりの勝利。武蔵野は連敗となり今季ホームで初黒星となった。
栃木シティとソニー仙台FCは「CFS」で対戦。前半25分にソニーは右CKからのボールにゴール前ファーサイドで平田健人が頭で合わせ先制。32分には栃木Cが右サイドからのクロスにゴール前相手のこぼれ球を吉田篤志が左足で詰め同点。その後は互いに相手陣内でチャンスを作るが両GK初めとした守備陣が体を張った守りでゴールを許さず前半終了、1-1で前半を折り返す。後半は栃木Cが決定的なチャンスを多く作り86分に右サイドからのクロスにゴール前ニアサイドに飛び込んだ藤原拓海が左足で詰め逆転すると90+2分には左サイドからのクロスにゴール前相手のクリアボールをファーサイドに待ち構えていた吉田篤志がオーバーヘッドキックで決め3点目。ソニーは後半チャンスからシュート5本を放つも栃木Cの守備が堅くゴールなしで試合終了。栃木Cが3-1の逆転勝利でホームでは連勝、ソニーは敗れ今季初の連勝ならず。
23日はブリオベッカ浦安とミネベアミツミFCが「フクアリ」で対戦。前半13分にミネベアは右サイド杉田達哉のロングスローにゴール前に飛び込んだ大川智己が頭で押し込み先制。その後も前半7本のシュートを放った相手陣内でチャンスを作るが追加点はなし。浦安もチャンスを作り4本のシュートを放つもゴールなく前半はミネベアが1点リードで折り返す。後半は相手陣内で浦安が仕掛ける時間が多くチャンスを作るが終盤までゴールなし。それでも90分に浦安は若杉好輝が前方に浮き球を入れると抜け出した村越健太が左足でワントラップし右足で流し込み同点に追いつくと90+2分には左サイドからのロングボールに右サイドから若杉好輝がクロスを入れるとゴール前で東駿がワントラップし右足で決め逆転。ミネベアは後半シュート2本でゴールなく試合終了。浦安が2-1の逆転勝ちで3連勝。ミネベアは第11、12節同様にリードが守れず終盤の2失点で逆転負けとなった。
FCマルヤス岡崎とアトレチコ鈴鹿は「マルヤス龍北」で対戦。前半3分にマルヤスは岡部拓実が自陣で相手ボールを奪いそのまま右足でシュートを放つと飛び出していた相手GKの頭上を超えゴールに吸い込まれ先制。鈴鹿は15分に右サイドからのクロスにゴール前ニアサイドで人見拓哉が相手を引き寄せゴール前にパスを出すと走り込んで来た中村健人が右足で合わせ同点。その後も前半9本のシュートを放った鈴鹿が優位に攻めるもチャンスに決められず。マルヤスは前半先制点のシュート1本のみでチャンスは少なく1-1で前半を折り返す。後半は相手陣内でチャンスを作るものの決定的なチャンスに相手の好守もあり終盤へ。そして90+1分にマルヤスは菊地孔明が右サイドからドリブルで持ち込み左足で決めこれが決勝点となりマルヤスが2-1で勝ち3試合ぶりの勝利。鈴鹿は今季7敗目。
ヴィアティン三重とレイラック滋賀は「ラピスタ」で対戦。雨が降りしきる中で前半は互いに長いボールを使いながら相手陣内でチャンスを作りV三重が4本、滋賀が7本のシュートを放つがゴールならず前半はスコアレスで折り返す。後半は47分にV三重が右サイド直節FKからのボールにゴール前で相手と競り合いながら篠原弘次郎が頭で押し込み先制。滋賀は52分に左CKから相手のクリアボールをゴールから遠い位置に構えていた小松駿太が右足でミドルシュートを決め同点。後半は好守の切り替えの早い展開からV三重が6本、滋賀が10本のシュートを放つが互いの守備陣が体を張った守りでゴールを許さず試合終了。1-1の引き分けで勝点1ずつを分けあった。V三重、滋賀共に2試合連続の引き分けとなった。
沖縄SVとFCティアモ枚方は「南風原」で対戦。前半から沖縄が優位に攻め10本のシュートを放つが相手の好守に阻まれゴールならず。逆に枚方は43分に左CKから相手のクリアボールを山口隆希が拾いクロスを入れるとゴール右サイドから後藤卓磨が頭で押し込み先制、枚方が1点リードで折り返す。後半は沖縄が48分に左サイドから池髙暢希がクロスを入れるとゴール前に走り込んだ有田朱里が右足で決め同点とする。枚方は53分に中央でボールをつなぎ阿部隼人がゴール前に浮き球を入れると抜け出した後藤卓麿が頭で押し込み再びリード。67分には自陣直節FKからのロングボールに相手GKとFPが交錯して出たこぼれ玉を山口隆希が左足で決め3点目。沖縄は74分に自陣から冨久田和真がロングボールを入れるとゴール前に抜け出した有田朱里が相手GKを交わしながら右足で決め1点を返す。その後は沖縄が再三に渡り決定的なチャンスを作るが枚方守備陣が体を張った守りきり試合終了。枚方が1点差で勝利、沖縄は6月だけで3敗目となった。
次節(第14節)は6月29日(土)に3試合、6月30日(日)に5試合が開催される。
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