第14節 ミネベアミツミFC vs 沖縄SV(2024/6/29)より
第26回日本フットボールリーグの第14節が6月29日(土)に3試合、30日(日)に5試合が開催され、首位の高知は浦安との接戦を制し5連勝、2位の枚方が敗れ、3位の栃木Cが勝ち2位に浮上、首位と2位の勝点差が10となった。ミネベアは沖縄に逆転勝利で今季ホームでは初勝利となった。
29日はクリアソン新宿とFCマルヤス岡崎が「駒沢」で対戦。前半6分にマルヤスは中盤で相手ボールをインターセプトし西本雅崇からのパスに抜け出したンダウターラが相手を交わし体勢を崩しながら右足でループシュートを決め先制。マルヤスは前半シュート2本で追加点はなし。新宿は前半6本のシュートを放つも相手の好守に阻まれゴールなく前半はマルヤスが1点リードで折り返す。後半はマルヤスが相手陣内で仕掛ける時間が多く14本のシュートを放つが新宿守備陣が体を張った守備でゴールを許さず。そして新宿は90分に自陣GKからつないだボールに左サイドから西山大輝がクロスを入れ逆サイドで高橋滉也が頭で落としたボールを岡本達也が滑り込みながら右足で押し込み同点。その後は互いにチャンスを作るがゴールなく試合終了。1-1の引き分けで勝点1ずつを分けあった。
ミネベアミツミFCと沖縄SVは「延岡西階」で対戦。前半9分に沖縄は左サイド直節FKからのボールに松下大祐が頭で合わせたボールを相手GKがクリアするも味方のFPにあたりゴールに吸い込まれ相手のオウンゴールとなり沖縄が先制。しかしミネベアは30分に右CKからのボールにゴール前で杉田達哉が頭で合わせ同点とし1-1で前半を折り返す。後半は67分にミネベアが左サイドのロングスローからファーサイドで大脇瑞城が頭で押し込み逆転。後半のシュート数では沖縄が上回り6本のシュートを放つもミネベア守備陣が体を張った守備でゴールを許さず。そしてミネベアは90+1分に相手陣内で樋口堅大がボールを奪いドリブルで駆け上がり前方にパスをすると左サイドで受けた大脇瑞城がゴール前にクロスを入れるとゴール前に走り込んだ牧野翔太が左足で合わせ3点目。その後は相手の反撃を交わし試合終了。ミネベアが3-1の逆転勝利で2勝目となり今季ホーム初勝利となった。沖縄は連敗となり6月は未勝利となった。
Honda FCと栃木シティは「都田」で対戦。前半9分に栃木Cは相手GKからのボールを宇都木峻がインターセプトし前方にパスを出すと抜け出した藤原拓海が右足で放ったシュートが左ポストにあたり跳ね返ったボールがゴールに吸い込まれ先制。前半はHondaがボールの主導権を握る時間が多かったが栃木Cの堅い守備の前に決定的なシュートは少なくシュート4本でゴールなく前半は栃木Cが1点リードで折り返す。後半は65分に栃木Cが右サイドでボールを受けた田中パウロ淳一がドリブルで持ち込み相手を交わしながら左足で放ったシュートがゴール左下隅に決まり2点目。後半もHondaがボールを持つ時間が長いものの栃木Cは人数をかけた守りでHondaに決定的なチャンンスを作らせずこのまま試合終了。栃木Cが2点差をつけ勝ち連勝で2位に浮上。Hondaは3試合ぶりの黒星となった。
30日はレイラック滋賀とラインメール青森が「東近江」で対戦。前半7分に滋賀は右CKからのボールにゴール前で久保田和音が頭で合わせ先制。43分には左CKからボールにゴール前ニアサイドに飛び込んだロメロフランクが頭で合わせ2点目。青森は前半チャンスを作るがシュート1本でゴールなく滋賀が2-0で折り返す。後半は互いに相手陣内でボールを運びチャンスを作るが互いに終盤まで決定的なシュートは放てず。そして終盤に滋賀が連続で決定的なシュートを放つも相手GKの好セーブもあり追加点はならず。それでも滋賀は相手を無失点に抑え2-0で勝ち5試合ぶりの勝利。青森は9試合ぶりの黒星となった。
FCティアモ枚方とヴィアティン三重は「たまりく」で対戦。前半4分に枚方は自陣からの浮き球を前方でバジルが落とし、後藤卓磨がつなぎ最後は山口隆希が右台でミドルシュートを決め先制するとV三重は8分に右サイドからのクロスにゴール前のこぼれ球を梁賢柱がゴール前右サイドでキープしながらクロスを入れると左サイドに走り込んできた児玉慎太郎が右足で決めすぐに追いつく。そして30分にV三重は相手GKが蹴ったボールがプレッシャーをかけにいった田村翔太にあたりそのままゴールに吸い込まれ逆転。シュート数では枚方が上回るも追加点はなく前半はV三重が1点リードで折り返す。後半は枚方が相手陣内で攻める時間が多く8本のシュートを放つがV三重の堅い守りの前にゴールならず。V三重はシュート2本で追加点はなく試合終了。V三重が1点差を守りきり3試合ぶりの勝利、敗れた枚方は3位に後退。
ヴェルスパ大分と横河武蔵野FCは「大分中津」で対戦。前半11分に武蔵野は左CKからボールにゴール前競り合いからのこぼれ球を小林大地が左足で詰め先制。前半のシュート数では武蔵野が上回り6本のシュートを放つも追加点はなし。V大分もチャンスを作り5本のシュートを放つがゴールなく武蔵野が1点リードで折り返す。後半は48分にV大分が右サイドのスローインからつなぎ石上輝がクロスを入れるとゴール前で佐々木翔が頭で合わせ同点とすると66分には重田快のドリブルからパスを受けた中野匠がやや左サイドから右足でミドルシュートを決め逆転。76分には左サイドからボールをつなぎ最後はやや右サイドから山﨑一帆が右足で決め2点差にリードを広げる。武蔵野は77分に左サイドのスローインからつなぎ鈴木裕也がドリブルで持ち込み左サイドからクロスを入れるとフォアサイドに走り込んだ後藤京介が左足で合わせ1点差に詰め寄るがあと一歩及ばすV大分が3-2で勝ち3試合ぶりの勝利。武蔵野は3連敗となった。
高知ユナイテッドSCとブリオベッカ浦安は「春野球」で対戦。前半から好守の切り替えの早い展開から互いに相手陣内でチャンスを作るがシュート数では高知2本。浦安が3本と少なくゴールなし。前半はスコアレスで折り返す。後半も互いに相手陣内でチャンスを作るが決定的なシュートが放てずゴールなく終盤へ。85分に高知はPKのチャンスを得るとこれを右足でゴール右隅に決め先制。その後は互いに守りが堅く決定的なシュートがなく試合終了。高知が1-0で勝ち5連勝とし2位の枚方が敗れため2位に浮上した栃木Cとの勝点差が10となった。3連勝中の浦安は5試合ぶりの黒星となった。
ソニー仙台FCとアトレチコ鈴鹿は「ユアスタ」で対戦。ソニーは前半25に右CKから相手のクリアボールを左サイドから布方叶夢がクロスを入れ右サイドの長江皓亮が頭で押し込み先制。その後も追加点を狙って前半はシュート8本を放ったソニーだったが決定機に決め切れず。鈴鹿は前半シュート1本でゴールなく前半はソニーが1-0で折り返す。後半は鈴鹿のチャンスが増え50分にはカウンターから三好辰典が右サイドからシュートを放ち相手のこぼれ球を左サイドから鈴木翔太が右足で詰め同点。90分には左CKから人見拓哉が折り返したボールをソニー守備陣のクリアボールがゴールに吸い込まれオウンゴールとなり鈴鹿が逆転。ソニーは後半シュート3本でゴールなく試合終了。鈴鹿は齋藤登監督最後の采配を白星で飾った。ソニーは連敗となった。
次節(第15節)は7月6日(土)に5試合、7日(日)に3試合が開催される。
Copyright © JAPAN FOOTBALL LEAGUE. All Rights Reserved.