第17節 ヴェルスパ大分 vs ソニー仙台FC(2024/7/20)より
第26回日本フットボールリーグの第17節が7月20日(土)に5試合、21日(日)に3試合が開催され首位の高知、2位の栃木C共に勝ち勝点差は変わらず、V大分は「レゾド」開催で6,063人の来場者の中で勝ち連勝。鈴鹿の三浦知良は61分から出場し自身が持つ最年長出場記録を57歳146日とした。
*20日に開催のクリアソン新宿-ヴィアティン三重は雷の影響で前半途中に中断し、天候の回復が見込めないことから中止となった(後日代替試合)。
20日はミネベアミツミFCと横河武蔵野FCが「宮崎市」で対戦。気温38℃近くの猛暑の中、前半は互いにチャンスが少なくミネベアがシュートゼロ、武蔵野が1本でゴールなくスコアレスで折り返す。後半は互いに運動量も増えチャンスも多くなり60分にミネベアは右サイドからボールをつなぎゴール前で樋口堅大が競り合いから出したボールに右サイドから走りこんだ髙木虎之介が左足で決め先制。終盤には武蔵野が相手陣内で猛攻を仕掛けるがミネベア守備陣が体を張った守りでゴールを許さず試合終了。虎の子の1点を守り切ったミネベアが1-0で勝ちホームでは連勝、今季3勝目となった。武蔵野は5試合勝利なし。
ブリオベッカ浦安と沖縄SVは「D1秋津」で対戦。前半10分に相手のPKを止めた沖縄が15分に自陣左サイドのロングボールから前線に抜け出した荒井秀賀が右足で相手GKの頭上を越えるループシュートを放ち先制すると浦安は17分に岩出拓也が前方に出した浮き球にやや左サイドから抜け出した東駿が頭で押し込み同点に追いつく。その後は互いにチャンスを作るも追加点はなく1-1の同点で折り返す。後半は62分に浦安が左サイドからの直接FKにゴール前で東駿が頭で合わせバー返りを吉田武史がオーバーヘッドから右足で決め逆転。沖縄は後半相手を上回る5本のシュートを放つが浦安守備陣の堅い守りの前にゴールなく試合終了。浦安が2-1で勝ち連勝。沖縄は3試合ぶりの黒星。
Honda FCとFCマルヤス岡崎は「都田」で対戦。前半は互いに相手陣内にボールを運ぶもののシュートは少なく1本ずつでゴールなくスコアレスで折り返す。後半はHondaがボールの主導権を握る時間が長くチャンスを作り4本のシュートを放つが決定機に決めきれず最後までゴールなし。マルヤスは後半もチャンスが少なくシュート1本でゴールなく試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。Hondaは2試合連続ゴールなく4試合勝利なし、マルヤスは5試合ぶりのゴールなしで4試合勝利なしで中断期間に入る。
ヴェルスパ大分とソニー仙台FCは「レゾド」で対戦。前半13分にV大分は相手陣内で瓜生昂勢が相手ボールを奪い中井崇仁が出したパスに抜け出した中野匠が落ち着いて右足で決め先制。その後は追加点を狙うもゴールなし。ソニーもチャンスを作りV大分と同じ6本のシュートを放つがゴールなくV大分が1-0で折り返す。後半は47分にソニーは辻椋大が中央をドリブルで駆け上がりパスを出すと伊藤綾汰が落ち着いて左足で右隅に決め同点に追いつく。ソニーは後半シュート3本でその後はゴールなく。後半は5本のシュートを放ったV大分が81分には左サイドで相手ボールを奪った小倉貫太がドリブルで駆け上がり右足でシュートし相手GKのこぼれ球を今村優介が左足で詰めこれが決勝点となりV大分が2-1で勝ち連勝。ソニーは3試合ぶりの黒星となった。
クリアソン新宿とヴィアティン三重は「味フィ西」で対戦。雷雲が近づく中で開始された試合は前半7分に赤井シャロッド裕貴が左サイドからクロスを入れるとニアサイドに飛び込んだ齊藤和樹が頭で決め先制。しかし12分に雷の影響で中断するとその後は天候の回復が見込めないことから中止となった。(後日詳細を発表)
21日はFCティアモ枚方と栃木シティが「たまりく」で対戦。前半33分に栃木Cは左サイドからの直接FKにゴール前で鈴木隆雅が頭で合わせ先制。33分には岡庭裕貴が中央をドリブルで駆け上がり浮き球パスを出すと鈴木隆雅が左足で合わせたボールが相手にあたりオウンゴールとなり2点目。枚方は35分に阿部隼人が左サイドをドリブルで駆け上がり角度のない所から左足で放ったループシュートがゴール右隅に決まり1点を返す。しかし栃木Cはその1分後に自陣からのロングボールに抜け出した鈴木隆雅が左サイドからゴール前にクロスを入れると藤原拓海が右足で合わせ3点目。前半は栃木Cが2点リードで折り返す。後半は枚方が66分に津村夢人が相手ボールをインターセプトしそのままドリブルで持ち込み左足で決め1点を返すと72分には右サイド河合秀人からのクロスにゴール前ファーサイドで構えていた山口隆希が右足で詰め同点とする。しかし後半も9本のシュートを放った栃木Cは82分に右サイド鈴木国友からのクロスにゴール前で宇都木峻がダイレクトで右足で合わせ4点目となり再びリード。その後は枚方の攻撃を抑えた栃木Cが1点差で逃げ切って勝ち連勝で首位とは勝点差10のままで2位をキープ。敗れた枚方はこれで4試合勝利なし。
レイラック滋賀とアトレチコ鈴鹿は「東近江」で対戦。気温36℃を超える猛暑の中で鈴鹿は前半5分にPKのチャンスを得るとこれを人見拓哉が右足で決め先制。前半シュート数6本で相手を上回る滋賀は45分に右サイドから五十嵐理人がクロスを入れるとゴール前ニアサイドで森本ヒマンが頭で合わせ追いつきと1-1の同点で前半を折り返す。鈴鹿は50分に左からのクロスに人見拓哉が頭で合わせバー返りを小野寺亮太がつなぎ人見拓哉が再度頭で押し込み鈴鹿が再びリードするが66分に滋賀は右サイドからのクロスに海口彦太が頭で合わせ相手のこぼれ球を角田駿が右足で決め再び追いつく。その後は互いにチャンスを作るが互いのGKの好セーブもあり追加点なく試合終了。2-2の引き分けで勝点1ずつを分け合った。鈴鹿の三浦知良は後半の61分から出場し守備の時間が多くシュートはなかったが30分以上出場し自身が持つ最年長出場記録を57歳146日とした。
ラインメール青森と高知ユナイテッドSCは「カクスタ」で対戦。前半は互いにチャンスが少なく青森がシュート2本、高知は3本と少なくゴールなし。前半はスコアレスで折り返す。後半は高知が54分に右CKからのボールにゴール前相手のクリアボールを拾った吉田知樹が横パスを出すと上月翔聖が右足で低く抑えたシュートがゴール左下隅に決まり先制。高知の後半のシュートはこの1本のみ。その後は青森が相手陣内で攻める時間が多く3本のシュートを放ったが高知の堅い守りの前にゴールが遠くこのまま試合終了。虎の子の1点を守り切った高知が勝ちアウェイ3連戦を無失点とし連勝。勝点を43まで伸ばした。3連勝を狙った青森だったが3試合ぶりの黒星となった。
次節(第18節)は夏季中断明けの8月31日(土)に6試合、9月1日(日)に2試合が開催される。
※8月開催の再試合
・第15節:8月18日(日)浦安-新宿(成田中台)
・第15節:8月24日(土)武蔵野-滋賀(味フィ西)
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