第19節 アトレチコ鈴鹿 vs ヴィアティン三重(2024/9/8)より
第26回日本フットボールリーグの第19節が9月7日に(土)に4試合、9月8日(日)に4試合が開催され首位の高知をはじめ上位チームは勝利がなく、鈴鹿は三重県対決でV三重相手に2-0で勝ち朴康造[パク カンジョ]監督就任後初勝利。鈴鹿の三浦知良は65分から出場し自身が持つ最年長出場記録を57歳195日とした。
7日はソニー仙台FCと沖縄SVが「ユアスタ」で対戦。前半は互いに相手陣内でチャンスを作りソニーが4本、沖縄が6本のシュートを放つが決定機に決め切れずスコアレスで前半を折り返す。後半は51分に沖縄が右サイドからボールをつなぎ有田朱里がクロスを入れるとゴール前で青戸翔が頭で合わせ先制。その後はソニーが相手陣内で仕掛ける時間が多く決定的なチャンスを多く作り後半は5本のシュートを放つも沖縄の守備陣が体を張った守りでゴールを許さず。沖縄も追加点を狙ってセットプレーからチャンスを作るが追加点はなし。それでも虎の子の1点を守り切った沖縄が勝ち第16節以来の勝利、ソニーは3連敗となった。
ヴェルスパ大分とクリアソン新宿は「レゾサA」で対戦。前半はV大分が相手陣内で攻める時間が多く6本のシュートを放つが守備に人数をかける新宿の守りの前に決定打にはならずゴールなし。前半シュート4本の新宿は終盤に連続のセットプレーからチャンスを作ったが相手GKの好守もありゴールなく前半はスコアレスで折り返す。後半は序盤から新宿が相手陣内で仕掛ける時間が多くなり55分には自陣からのロングボールに前方に抜け出した齊藤和樹が相手を交わしながら右足でゴール右隅に決め先制。V大分は59分に左サイドからボールをつなぎ最後は山﨑一帆が右足で決め追いつく。その後はV大分が相手陣内で多くチャンスを作り65分には金崎夢生が出場し後半は5本のシュートを放つが新宿守備陣の体を張った守りの前に逆転ならず。新宿もゴールかと思われたシーンもあったが2点目ならず、このまま試合終了。1-1の引き分けで勝点1ずつを分けあった。V大分は4連勝ならず、新宿は第14節以来の勝点獲得となった。
Honda FCとブリオベッカ浦安は「都田」で対戦。前半から相手陣内で優位に攻めるHondaが25分に左サイドのスローインからつなぎ岸田悠佑が相手と競り合いながらクロスを入れるとゴール前ニアサイドで児玉怜音が右足で合わせ先制。浦安は40分に左サイドから上松瑛がクロスを入れゴール前で東駿が頭で落としたボールを吉田武史が左足で詰め同点。前半はHondaが8本のシュート、浦安が2本のシュートでその後は追加点なく1-1で前半を折り返す。後半はHondaが51分に左サイドから草刈龍星がクロスを入れるとゴール前で児玉怜音が頭で落としたボールを左足で決め2点目。浦安は66分に右サイドからのクロスに吉田武史が折り返したボールを小島樹がシュートしバー返りを自ら左足で決め再び追いつくと87分には左サイドのロングスローから相手のクリアボールを峯勇斗がつなぎ小島樹が右足で豪快なミドルシュートを決め逆転。その後はHondaの反撃を抑えた浦安が1点差で勝ち5連勝、Hondaは第16節以来の黒星となった。
栃木シティとラインメール青森の対戦は「CFS」で対戦。前半から好守の切り替えの速い展開でチャンスを作るが互いに守備も堅く栃木Cが2本、青森が3本とシュートは少なくゴールはなし。前半はスコアレスで折り返す。後半も好守の切替えの速い展開で互いに相手陣内までボールを運ぶがゴール前でのシュートは少なく栃木Cは1本。青森は後半5本のCKのチャンスもあり4本のシュートを放つが栃木Cの守護神である相澤ピーターコアミの好セーブもあり最後までゴールが遠く試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分け合い今季の対戦は2戦2分けとなった。栃木Cは3連勝ならず第15節以来の引き分け、青森も引き分けたが3試合ぶり無失点で抑えた。
8日はFCティアモ枚方とミネベアミツミFCが「たまりく」で対戦。前半12分にミネベアは相手陣内でボールを奪うと甲斐史也が相手GKが飛び出したことでがら空きとなったゴールに右足で落ち着いて決め先制、15分にはPKのチャンスを得ると大塚尋斗が左足で決め2点目。枚方もチャンスを作り前半シュート4本を放つもゴールなし。前半はシュート10本を放ち2ゴールを決めたミネベアがリードして折り返す。後半もミネベアが65分に自陣で相手ボールを奪いカウンターから杉田達哉がドリブルで持ち込み右足で決め3点目。66分には左サイドのスローインからボールをつなぎ大川智己が右足で豪快なミドルシュートを決め4点目。枚方は90分に山口隆希が左サイドから右足でミドルシュートを決め1点を返すが追いつくことはできずミネベアが3点差をつけ2試合ぶりの勝利で14位に順位を上げた。枚方は2試合連続4失点で連敗。
レイラック滋賀と高知ユナイテッドSCは「東近江」で対戦。前半は攻守の切り替えの早い展開で互いに相手陣内でチャンスを作り滋賀が4本、高知が5本のシュートを放つもゴールなく前半はスコアレスで折り返す。後半は高知が49分に自陣から奪ったボールをつなぎ樋口叶が出したパスに受けた東家聡樹がドリブルで駆け上がり最後は相手を交わしながら左サイド角度のない所から右足で決め先制。滋賀は55分に左サイドから榎本大輝がシュートし相手GKのクリアボールをロメロフランクが左足で詰め同点に追いつく。後半のシュート数は滋賀が13本、高知が5本と滋賀が圧倒するも高知の守りが堅く逆転ならず試合終了。1-1の引き分けで勝点1ずつを分け合った。
アトレチコ鈴鹿とヴィアティン三重は「四日市」で対戦。前半2分に鈴鹿は左サイドのスローインからの相手クリアボールを濱名真央が左サイドからクロスを入れるとゴール前でバウンドしたボールを石川竣祐が頭で詰め先制。27分には自陣からのロングボールに前方に抜け出した福元友哉が左サイドをドリブルで駆け上がり最後はゴール前で相手を交わしながら右足で決め2点目。V三重も前半は4本のシュートを放ったが決定機に決めきれず前半は鈴鹿が2-0で折り返す。後半は互いに相手陣内でチャンスを作り鈴鹿が6本、V三重が4本のシュートを放つが決定機に決めきれず後半はゴールなく試合終了。鈴鹿がV三重相手に2-0で勝ち、天皇杯予選では敗れたがリーグ戦は今季2戦2勝とした。
横河武蔵野FCとFCマルヤス岡崎は「えどりく」で対戦。前半19分にマルヤスは西本雅崇が相手ボールをインターセプトし水谷侑暉がドルブルで駆け上がり横にパスを出すと塩谷仁が右足で合わせ先制。マルヤスは前半シュート3本で1ゴールに対し武蔵野は8本のシュートを放ったが相手の守りが堅くゴールなし。前半はマルヤスが1点リードで折り返す。後半は武蔵野が59分に中央でボールをつなぎ鳥居俊がシュートし相手GKのこぼれ球をゴール左サイドで小林大地が左足で詰め同点。後半もシュート数6本で相手を上回った武蔵野だったが追加点ならず。マルヤスはシュート3本でゴールなくこのまま試合終了。1-1の引き分けで勝点1ずつを分け合った。
次節(第20節)は9月14日(土)に2試合、15日(日)に3試合、16日(月・祝)に3試合が開催される。
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