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第26回JFL 第20節「クリアソン新宿が第10節以来の勝利!」


第20節 クリアソン新宿 vs レイラック滋賀(2024/9/17)より

 第26回日本フットボールリーグの第20節が9月14日(土)に2試合、9月15日(日)に3試合、16日(月・祝)に3試合が開催され首位の高知が引き分け2位の栃木Cが勝ち、勝点差が8に縮まった。新宿は滋賀に勝ち第10節以来となる10試合ぶりの勝利。鈴鹿の三浦知良は62分から出場し自身が持つ最年長出場記録を57歳203日とした。

 14日はFCマルヤス岡崎とミネベアミツミFCが「マルヤス龍北」で対戦。前半から相手陣内でボールをつなぎ優位に攻めるマルヤスはシュート4本を放つが決定機に決められず。ミネベアは前半シュート1本でゴールなく前半はスコアレスで折り返す。後半は49分にマルヤスが右CKから相手のクリアボールを右サイドから松井治輝がクロスを入れるとゴール前に走り込んだ塩谷仁が左足で決め先制。その後はミネベアが相手陣内でのセットプレーのチャンスが多くなり後半シュート8本を放つがマルヤス守備陣が体を張った守りでゴールを許さず。マルヤスは後半6本のシュートを放つが追加点はなく試合終了。虎の子の1点を守り切ったマルヤスが1-0で勝ち第13節以来の勝利。ミネベアはアウェイ連勝ならず。

 ヴィアティン三重とソニー仙台FCは「ラピスタ」で対戦。前半序盤から相手陣内で積極的に仕掛けシュート7本を放ったV三重だったが決定機に決められず。ソニーはシュート2本でゴールなく前半はスコアレスで折り返す。後半は56分に後藤裕二からの縦パスに布方叶夢がゴール前にクロスを入れると平田健人が右足で合わせ先制。68分にV三重は相手GKからのパスを田村翔太がインターセプトしドリブルでゴール前に持ち込み横パスを出すと昨年までソニーに在籍していた上野瑶介が右足で決め同点に追いつく。ソニーは後半に相手陣内で仕掛ける時間が多くなり8本のシュートを放つも追加点はなし。V三重はセットプレーのチャンスを活かせず逆転ならず試合終了。1-1の引き分けで勝点1ずつを分けあった。3連敗中のソニーは第16節以来の勝点獲得。

 15日は高知ユナイテッドSCとFCティアモ枚方は「春野陸」で対戦。前半から相手陣内で仕掛ける時間が多い高知はシュート3本ながらも38分にPKのチャンスを得ると小林心が右足で決め先制。枚方も高知と同じ3本のシュートを放つがゴールなく高知が1-0で折り返す。後半は57分に枚方がPKのチャンスを得るとバジルが右足で決め同点に追いつく。その後は互いに相手陣内で積極的に仕掛け後半は6本ずつのシュートを放つが互いの守備陣が体を張った守りでゴールを許さずこのまま試合終了。1-1の引き分けで勝点1ずつを分け合った。高知は夏季中断明け後3試合勝利なし。枚方は3試合ぶりの勝点。

 横河武蔵野FCと栃木シティは「武蔵野」で対戦。今節から池上寿之新監督となった武蔵野は前半序盤から積極的に仕掛け9本のシュートを放ったが相手の攻守に阻まれゴールならず。栃木Cはシュート2本でゴールなく前半はスコアレスで折り返す。後半は48分に武蔵野が左からのクロスからゴール前で連続のシュートを放ち最後は相手GKのクリアボールを石原幸治が右足で決め先制。しかし栃木Cは59分に右サイド直接FKからのボールにゴール前での連続シュートから最後は相手のこぼれ球を表原玄太が右足で決め追いつくと78分には村越健太が左サイドからドリブルで駆け上がりゴール前にクロスを入れると平岡将豪が頭で合わせ逆転。武蔵野も後半は7本のシュートを放つが追加点なく、栃木Cは終了間際には平岡将豪が相手GKのボールをインターセプトしパスを受けた村越健太が落ち着いて右足で決めダメ押しとなる3点目を決め勝利。栃木Cは直近7試合負けなしで首位との勝点差を8に縮めた。敗れた武蔵野は16位に後退。

 沖縄SVとHonda FCは「タピスタ」で対戦。前半30分に沖縄は水越陽也からの縦パスに川中健太がクロスを入れるとゴール前で青戸翔が左足で合わせ先制。しかしHondaは40分に左サイドからのクロスに右サイドで受けた佐々木俊輝がクロスを入れるとゴール前で児玉怜音が左足で合わせ追いつくと44分には右サイドからのクロスにゴール前に飛び込んだ鈴木理久が頭で押し込み逆転し前半を折り返す。後半は49分に右サイド直接FKからのボールに川浪龍平がクロスを入れるとゴール前に飛び込んだ鈴木雄也が頭で押し込み3点目。62分にはゴール前で相手のクリアボールを児玉怜音が左足で決め4点目。しかし沖縄は64分にGKからのロングボールからゴール前で藤﨑将汰がつないだボールを青戸翔が右足で決め、87分には左CKからのボールをゴール前で松下大祐が頭で合わせ1点差に詰め寄るがあと一歩及ばずHondaが1点差で勝利。沖縄は今季最多の4失点で敗れた。

 16日はラインメール青森とアトレチコ鈴鹿は「カクスタ」で対戦。青森ではチーム最多となる3019人の来場者があり19分には左サイドのスローインから相手のクリアボールをつなぎ山口和樹の縦パスから村上弘有が横パスを出すと町田蘭次郎が左足でミドルシュートを決め先制。鈴鹿は前半4本のシュートを放つが12分にはPKのチャンスに決めることができずゴールなし。前半は青森が1-0で折り返す。後半は風が強い中でボールコントロールが難しかったが互いにチャンスを作る展開となり決定的なシュートを放つもゴールなく。鈴鹿は90+4分に濱名真央が左サイドからドリブルで持ち込みクロスを入れるとゴール前で坂本敬が頭で合わせ同点とすると終了間際に決定的なチャンスを作るが決めきれず試合終了。1-1の引き分けで勝点1ずつを分け合った。青森、鈴鹿共に直近3試合負けなし。

 ブリオベッカ浦安とヴェルスパ大分は「成田中台」で対戦。前半は互いに相手陣内で互いにチャンスを作り浦安がシュート4本、V大分が3本のシュートを放つがゴールなく前半はスコアレスで折り返す。後半は浦安が相手陣内で仕掛ける時間が多く決定的なチャンスを作りシュート8本を放ったがV大分守備陣が体を張った守りでゴールを許さず。V大分も後半はチャンスが多くなりシュート5本を放つも最後までゴールが遠くこのまま試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。浦安の連勝は5で止まり、V大分は2試合連続の引き分けとなった。

 クリアソン新宿とレイラック滋賀は「味フィ西」で対戦。前半は攻守の切り替えの早い展開で新宿が5本、滋賀が4本のシュートを放つ。滋賀はゴールなく新宿は45+1分に右サイド直接FKからのボールにゴール前ニアサイドで高橋滉也が頭で合わせ相手のこぼれ球をフォアサイドに走りこんだ池谷友喜が右足で詰め先制し新宿が1-0で折り返す。後半はシュート1本の新宿に対し相手陣内で優位に攻める時間が多い滋賀は5本のシュートを放ち43分にPKのチャンスを得るが決めることができずこのまま試合終了。虎の子の1点を守り切った新宿は第10節のアウェイ滋賀戦以来勝利がなかったが今回ホームで滋賀に勝ち10試合ぶりの勝利で最下位脱出。滋賀は4試合ぶりの黒星となった。

 次節(第21節)は9月21日(土)に4試合、22日(日・祝)に2試合、23日(月・休)に3試合が開催される。