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第26回JFL 第21節「Honda FCが3-0で勝ち連勝!」


第21節 Honda FC vs ヴィアティン三重(2024/9/17)より

 第26回日本フットボールリーグの第21節が9月21日(土)に4試合、9月22日(日・祝)に2試合、23日(月・休)に2試合が開催され首位の高知が4試合ぶりの勝利、2位の栃木Cも勝ち、勝点差は8のまま変わらず。Hondaは前節の4ゴールに続き今節はV三重相手に3ゴールを決め勝ち連勝。鈴鹿の三浦知良は62分から出場し自身が持つ最年長出場記録を57歳210日とした。

 21日はFCティアモ枚方とクリアソン新宿が「たまりく」で対戦。前半から相手陣内で優位に攻める新宿は決定的なチャンスを作り7本のシュートを放つが枚方の守備が堅くゴールなし。枚方は39分に退場者を出すなど数的不利にもなり前半はシュート1本でゴールなく前半はスコアレスで折り返す。後半は序盤から数的優位の新宿が相手陣内で仕掛ける時間が多くなるがシュートまで持って行けず後半のシュート数は3本にとどまりゴールなし。時間が追うごとに数的不利の枚方が相手陣内で仕掛ける時間が多くなりシュート7本を放つが新宿の守りが堅く最後までゴールなく試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分けあった。枚方は2試合連続の引き分け、新宿は3試合負けなし。

 ミネベアミツミFCと高知ユナイテッドSCは「宮崎市」で対戦。前半序盤から高知が相手陣内に積極的にボールを入れ5本のシュートを放つが決定機に決め切れず。ミネベアも時間が立つにつれチャンスが多くなり4本のシュートを放つがゴールなく前半はスコアレスで折り返す。後半は55分に高知は東家聡樹が右サイドをドリブルで駆け上がりクロスを入れるとゴール前ファーサイドに走り込んだ瀬尾純基が右足で合わせ先制。その後もチャンスを作るが後半のシュート数は3本で追加点はならず。ミネベアも終盤にかけて相手陣内でチャンスを作るがシュート1本と少なくゴールなし。1点のリードを守った高知が第17節以来、夏季中断明け初勝利となった。ミネベアは2試合連続0-1での黒星。

 Honda FCとヴィアティン三重は「都田」で対戦。前半から優位に攻めるHondaは相手陣内でチャンスを作り3本のシュートを放つがゴールなし。V三重はシュートゼロでゴールなく前半はスコアレスで折り返す。後半は67分にカウンターから鈴木理久が自陣からドリブルで持ち込みゴール前にパスを出すと抜け出した児玉が右足で合わせたボールが左ポストに跳ね返るが右足で押し込み先制。79分にはゴール前で岡崎優希がシュートしたこぼれ球を松本和樹が左足で決め2点目。90+4分にはPKのチャンスを得ると川畑隼人が決め3点目。V三重は後半もシュートゼロでゴールなく試合終了。Hondaが3-0で勝ち連勝。敗れたV三重は3試合勝利なし。

 栃木シティとFCマルヤス岡崎は「CFS」で対戦。前半は互いに相手陣内でチャンスを作り5本のシュートを放つも互いに守りが堅くスコアレスで折り返す。後半は53分に栃木Cは自陣からのボールを受けた鈴木裕斗が縦パスを出すと受けた藤原拓海が右サイドから左足でミドルシュートを放ち左ポストにあたりゴールに吸い込まれ先制。60分には右サイドでボールを奪いつないだボールから鈴木裕斗がクロスを入れると田中がゴール前で相手を交わしながら左足で決め2点目。90+3分には自陣からゴールまで70メートルぐらい離れた位置から奥井諒が放ったFKが直接ゴールに吸い込まれ3点目。後半もマルヤスはチャンスを作り6本のシュートを放つが栃木Cの守備陣が体を張った守りでゴールを許さず試合終了。栃木Cが3-0で勝ち連勝。マルヤスは4試合ぶりの黒星。

 22日はソニー仙台FCとラインメール青森が「石巻フ」で対戦。前半8分にソニーは自陣左サイドから中山雅斗が前線にロングボールを入れるとゴール前に抜け出した辻椋大が相手を交わしながら右足で決め先制。その後も追加点を狙って前半は4本のシュートを放つが追加点はなし。青森は前半シュート2本でゴールなくソニーが1-0で前半を折り返す。後半は49分に青森が左サイドからボールをつなぎゴール前の競り合いから出た浮き球をベッサが頭で詰め同点。72分には右サイドから原田虹輝がクロスを入れるとゴール前に飛び込んだ村上弘有が左足を伸ばして決め逆転。後半もシュート数では相手を上回る7本を放つが決定的なシュートを青森の守護神である廣末陸の好セーブもありゴールならずこのまま試合終了。青森が逆転で3試合ぶりの勝利、ソニーは2試合ぶりの黒星。

 ヴェルスパ大分と沖縄SVは「日田」で対戦。前半4分に沖縄は左サイドから松下大祐がクロスを入れるとゴール前で藤﨑将汰が頭で合わせ相手GKのクリアボールを再度頭で押し込み青戸翔が頭で詰め先制。沖縄は前半シュート4本で追加点はなし。V大分は相手陣内でチャンスを作り相手を上回る5本のシュートを放つが沖縄の守備が堅くゴールなし。前半は沖縄が1点リードで折り返す。後半は62分にV大分が左サイドからのクロスにゴール前で中井崇仁が頭で合わせ相手のこぼれ球を瓜生昂勢がシュートし堀研太が落ち着いて右足で詰め同点に追いつくが63分に沖縄は右サイドから有田朱里がドリブルで駆け上がりクロスを入れるとゴール前で小田垣旋が左足で合わせ再びリード。しかしV大分は90+3分に右サイドからのクロスにゴール前相手のこぼれ球を宮本優がつなぎ今村優介が右足で決め再び追いつくがその後は互いにゴールなく終了。2-2の引き分けで勝点1ずつを分け合った。

 23日はレイラック滋賀とブリオベッカ浦安は「HATOスタ」で対戦。前半39分に滋賀は左サイドからつないだボールを最後はゴール前で相手を交わしながら五十嵐理人が右足で決め先制すると43分には相手ボールを南拓都がインターセプトし菊島卓が横パスを出すとやや左サイドから奥田陽琉が右足で決め2点目。浦安は前半シュート1本でゴールなし。前半は滋賀が2-0で折り返す。後半は63分に滋賀が左CKからのボールに相手GKのクリアボールを海口彦太が右足でミドルシュートを決め3点目。後半も滋賀が優位な展開が続き後半は7本のシュートを放つがその後はゴールなし。浦安は後半多くチャンスを作り4本のシュートを放つが滋賀の守備が堅く最後までゴールなく試合終了。滋賀が3-0で勝ち3試合ぶりの勝利。浦安は2試合連続ゴールなく8試合ぶりの黒星となった。

 アトレチコ鈴鹿と横河武蔵野FCは「上野競」で対戦。前半風上の鈴鹿は相手陣内にボールは運ぶもののシュート2本と少なくゴールなし。武蔵野は風下ながら相手陣内でチャンスを作り5本のシュートを放つも決定的なシュートはなくゴールなし。前半はスコアレスで折り返す。後半は49分に右サイド距離のある位置から中村健人がゴール前にクロスを入れると抜け出した福元友哉が右足で合わせ先制すると武蔵野は54分に石原幸治がハーフウェーライン付近から左サイドをドリブルで駆け上がり自ら右足で決め追いつく。その後は互いに相手陣内に攻め込むが決定的なシュートまでは持って行けずこのまま試合終了。1-1の引き分けで勝点1ずつを分け合った。鈴鹿は2試合連続の引き分け、武蔵野15位に順位を上げた。

 次節(第22節)は9月28日(土)に4試合、29日(日)に4試合が開催される。