第22節 横河武蔵野FC vs ブリオベッカ浦安(2024/9/29)より
第26回日本フットボールリーグの第22節が9月28日(土)に4試合、29日(日)に4試合が開催され首位の高知が鈴鹿に敗れ2位の栃木Cが引き分けで勝点差が7に縮まった。Hondaが3連勝で暫定3位に浮上、武蔵野は調子を上げてきた浦安相手に逆転勝ちで第11節以来の勝利。鈴鹿の三浦知良は62分から出場し自身が持つ最年長出場記録を57歳216日とした。
28日はHonda FCとFCティアモ枚方が「都田」で対戦。前半から相手陣内で優位に攻めるHondaは前半10本のシュートを放ち41分には草刈龍星が左サイドから長いクロスを入れるとゴール前ファーサイドに飛び込んだ佐々木俊輝が頭で押し込み先制。枚方はシュート1本でゴールなく前半はHondaが1-0で折り返す。試合前からの悪天候で後半は途中で雷の影響もあり20分ほど中断したが後半は枚方がHondaのシュート数を上回る展開(Honda3本、枚方4本)でチャンスを作ったが決定機に決め切れず。Hondaもチャンスを作るが追加点なく試合終了。Hondaが1-0で勝ち3連勝。枚方は8試合勝利なし。
ソニー仙台FCとミネベアミツミFCは「ユアスタ」で対戦。前半から相手陣内で優位に攻めるソニーは6分に山田晋平からのパスを布方叶夢が右サイドから右足でシュートし相手がクリアしたボールを布方叶夢が落ち着いて左足で決め先制。30分には左サイドの直接FKから相手のクリアボールを秋元佑太が左足で豪快なミドルシュートを決め2点目。ミネベアは前半シュート4本を放つがゴールなく前半はソニーが2-0で折り返す。後半はミネベアが相手陣内で仕掛ける時間が多くなり75分には右CKからのボールにゴール前で大川智己が頭で合わせ1点を返す。ソニーは後半シュート3本でゴールはなく、それでもこのまま逃げ切るかと思われた90+5分にミネベアは左サイドからのクロスにゴール前相手のクリアボールを今季期待のルーキーである鈴木陽介が体勢を崩しながら右足で押し込み入団後初ゴールを決め2-2の引き分けに持ち込んだ。
ヴィアティン三重とFCマルヤス岡崎は「ラピスタ」で対戦。前半はマルヤスが相手陣内で仕掛ける時間が多く10本のシュートを放つがV三重の守備陣が体を張った守りでゴールを許さず。V三重はシュート3本でゴールなく前半はスコアレスで折り返す。後半は48分にマルヤスが退場者を出すと数的優位に立ったV三重だったが決定機を作るもののゴールを決めることができないまま終盤へ。マルヤスは78分にPKのチャンスを得るがV三重のGK森建太が止めマルヤスにゴールを許さず。そして90分にV三重は金成純が相手ボールをインターセプトしパスを出すと大竹将吾がゴール前で落ち着いて左足で決め先制。その後はマルヤスの反撃を抑えたV三重が1-0で勝ち4試合ぶりの勝利。マルヤスは連敗となった。
栃木シティとクリアソン新宿は「CFS」で対戦。前半は序盤から栃木Cが相手陣内で積極的に仕掛けるが新宿の堅い守りの前に3本のシュートでゴールなし。新宿もチャンスを作るがシュート1本でゴールなく前半はスコアレスで折り返す。後半は新宿も相手陣内で仕掛ける時間が多くなり5本のシュートを放つが決定的に決め切れず。栃木Cは終盤に怒濤の攻撃を見せ後半は9本のシュートを放つが新宿のGK浅沼優瑠の好セーブや守備陣が体を張った守りでゴールを許さず、このまま試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分けあった。栃木Cは今季初の3連勝ならず、新宿は2試合連続引き分けも9月は黒星なし。
29日はラインメール青森と沖縄SVが「新青森球」で対戦。前半序盤から相手陣内で積極的に仕掛ける沖縄は4分に左サイドから秋本和希がクロスを入れるとゴール前で青戸翔が相手を交わしながら落ち着いて右足で決め先制すると25分には池髙暢希が右サイドをドリブルで駆け上がりクロスを入れるとゴール前で川中健太が頭で合わせ2点目。青森は前半、沖縄と同じシュート数4本を放つが決定機に決め切れず沖縄が2点リードで折り返す。後半は好守の切り替えの速い展開となり相手陣内で互いにチャンスを作り青森が4本、沖縄が6本のシュートを放つが互いの好守に阻まれ後半はゴールなく終了。沖縄が前半の2点リードを守り切り3試合ぶりの勝利。青森は5試合ぶりの黒星となった。
横河武蔵野FCとブリオベッカ浦安は「武蔵野」で対戦。前半は浦安が優位に攻める時間が多く6本のシュートを放つ。そして42分に左サイドからのクロスに峯勇斗が折り返したボールをゴール前で藤森隆汰が決め先制。武蔵野は前半シュート3本でゴールなく前半は浦安が1点リードで折り返す。後半は54分に武蔵野が自陣で相手ボールを鈴木裕也が奪いハーフウェーライン付近から右足でロングシュートを放つと飛び出していた相手GKの頭上を越えゴールに吸い込まれ同点。そして83分には右サイドから川戸大樹がクロスをゴール前で鈴木裕也が頭で合わせ逆転。その後は浦安が猛攻を仕掛けるも武蔵野守備陣が体を張った守りでゴールを許さず試合終了。武蔵野が2-1の逆転で勝ち第11節以来の勝利。浦安は連敗となった。
ヴェルスパ大分とレイラック滋賀は「日田」で対戦。前半から優位に攻める滋賀は38分に左サイドからのロングボールにゴール前で北條真汰が落ち着いて右足で先制すると42分には右CKからのボールにゴール前で奥田陽琉が頭で合わせ2点目。V大分は前半シュート2本でゴールなく前半は滋賀が2点リードで折り返す。後半も滋賀が相手陣内で仕掛ける時間が多く9本のシュートを放つ。V大分は後半もシュートは少なく3本でゴールなし。滋賀は86分に右サイドから五十嵐理人がクロスを入れるとゴール前でロメロフランクが頭で合わせダメ押しとなる3点目。その後はV大分の猛攻を抑えた滋賀が3点差をつけ勝ち連勝。V大分は第13節以来の黒星となった。
アトレチコ鈴鹿と高知ユナイテッドSCは「上野競」で対戦。前半は高知が相手陣内で仕掛ける時間か多いものの鈴鹿の組織的な守りの前にシュート3本でゴールなし。鈴鹿は33分に右CKからのボールにニアサイドで福元友哉が頭で後ろに反らし相手GKのこぼれ球をモハメド・ラミンが頭で押し込み先制。鈴鹿が1-0で折り返す。後半は51分に鈴鹿がPKのチャンスを得るとこれと中村健人が右足でゴール左下隅に決め2点目。その後は高知が相手陣内で仕掛ける時間が多くなるが鈴鹿の5バックの守備の前に決定的なチャンスが作れず。セットプレーからの決定的なチャンスもあったが鈴鹿のGKディエゴ・ワシントンの好セーブもあり最後までゴールが遠く試合終了。鈴鹿が2-0で勝ち3試合ぶりの勝利。高知は4試合ぶりの黒星となった。
10月2日(水)には台風10号の影響により開催中止となった第18節の代替試合3試合が開催される。そして次節(第23節)は10月5日(土)に3試合、6日(日)に5試合が開催される。
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