第23節 FCティアモ枚方 vs ソニー仙台FC(2024/10/6)より
第26回日本フットボールリーグの第23節が10月5日(土)に3試合、6日(日)に5試合が開催され、1位高知と2位枚方の首位決戦は前半に2ゴールを決めた栃木Cが勝ち首位との勝点差を1に縮めた。滋賀はHondaに逆転勝ちで3位に浮上、枚方がソニー相手に3ゴールを決め10試合ぶりの勝利となった。鈴鹿の三浦知良は60分から出場し自身が持つ最年長出場記録を57歳223日とした。
5日はレイラック滋賀とHonda FCが「東近江」で対戦。前半25分にHondaは知花康士朗が左サイドをドリブルで持ち込みクロスを入れると距離のある位置から松本和樹が左足で放ったミドルシュートがゴール右上に決まり先制。滋賀は前半Hondaの3本を上回る5本のシュートを放つがゴールなくHondaが1点リードで折り返す。後半は滋賀が58分にゴール前相手のクリアからつないだボールをロメロフランクが左足で決め追いつくとHondaは64分に左CKからのボールにゴール前ファーサイドで鈴木理久が頭で合わせ再びリード。そして滋賀は66分に左サイドからクロスを入れるとゴール前で奥田陽琉が頭で押し込み再び追いつく。そして82分に滋賀はゴール前でロメロフランクが胸でワントラップしゴール前にパスを出すと飛び込んだ三宅海斗が頭で押し込みポストの跳ね返りを左足で詰め逆転。その後はHondaの反撃を抑えた滋賀が3-2で逆転勝利。3連勝で3位に浮上、3連勝中のHondaは4試合ぶりの黒星となった。
FCマルヤス岡崎とヴェルスパ大分は「マルヤス龍北」で対戦。前半は互いに相手陣内でチャンスを作るが決定的なチャンスは少なかったものの32分にV大分は右サイドでボールをつなぎ山﨑一帆がクロスを入れるとゴール前で今村優介が頭で合わせ先制。マルヤスは前半シュート2本でゴールなくV大分が1点リードで折り返す。後半はマルヤスが相手を上回る5本のシュートを放つがV大分守備陣が体を張った守りでゴールを許さず。V大分は後半シュート3本でゴールなくこのまま試合終了。虎の子の1点を守りきったV大分が勝ち5試合ぶりの勝利。マルヤスは4試合勝利なし。
クリアソン新宿と横河武蔵野FCは「味スタAGF」で対戦。試合前から雨が降りしきる中、前半13分に武蔵野は杉山弾斗が左サイドをドリブルで駆け上がりクロスを入れると山﨑舜介が頭で合わせ先制。前半はシュート数で6本を放った武蔵野だったがその後は決定機に決めきれず追加点はなし。新宿は35分に左サイドの直接FKから相手のクリアボールをゴール前でつなぎ最後は右サイに開いた池谷友喜がゴール前にクロスを入れるとファーサイドに飛び込んだ米原祐が頭で押し込み同点。前半は1-1で折り返す。後半は新宿が相手陣内でチャンスを多く作り8本のCKのチャンスがありシュート6本を放つも決定機に決めきれず。武蔵野は後半シュート3本でゴールなく後半は互いにゴールなく終了。15位と14位の対決は1-1の引き分けで勝点1ずつを分け合った。
6日はラインメール青森とブリオベッカ浦安が「カクスタ」で対戦。前半29分に青森はPKのチャンスを得るとこれをベッサが右足で決め先制。青森は前半6本のシュートを放つが追加点はなし。浦安は前半シュートゼロでゴールなく青森が1-0で折り返す。後半は47分に浦安が左サイドからのクロスボールをゴール前で峯勇斗が右足でダイレクトボレーシュートを決め追いつくが54分には青森が右サイドからつないだボールを町田蘭次郎がシュートし相手にあたってのコースが変わったこぼれ球を平田海斗が右足で決め再びリード。しかし72分に浦安はカウンターから若杉好輝がドリブルで持ち込み左足で決め再び追いつく。その後は互いに決定機を作るが決めきれず試合終了。2-2の引き分けで勝点1ずつを分け合った。
高知ユナイテッドSCと栃木シティは「春野陸」で対戦。栃木Cは前半30分に右CKからのボールにゴール前で宇津木峻が頭で折り返したボールを表原玄太が右足で詰め先制。39分には左サイドから表原玄太がシュート性のクロスを入れ相手GKのクリアボールを田中パウロ淳一が右足で決め2点目。栃木Cが前半シュート5本に対し7本のシュートを放った高知だったが栃木Cの攻守に阻まれゴールなし。栃木Cが2点リードで折り返す。後半は互いに相手陣内でチャンスを作るが互いの守備陣の攻守に阻まれ後半はゴールなく試合終了。中三日で臨んだ栃木Cが前回の対戦で敗れた借りを返し2日から連勝。高知は夏季中断明け後ホームで勝利がなく前節から連敗となった。
FCティアモ枚方とソニー仙台FCは「たまりく」で対戦。枚方は前半15分に相手ボールをインターセプトしたボールをつなぎ原直生が右足で決め先制。20分には右サイドから後藤卓磨がクロスを入れるとファーサイドで津村夢人が頭で押し込み2点目。34分には左サイドから阿部隼人がドリブルで駆け上がり左足で決め3点目。枚方が前半シュート7本に対し10本のシュートを放ったソニーだったが決定機に決めきれず枚方が前半を3-0で折り返す。後半は79分にソニーがゴール前でボールをつなぎやや左サイドから伊藤綾太左足で決め1点を返す。90+2分にはPKのチャンスを得ると甲元 大成が左足で決め2点目。しかしあと一歩及ばす枚方が3-2で勝ち第13節以来となる10試合ぶりの勝利。敗れたソニーは7試合勝利なし。
ミネベアミツミFCとアトレチコ鈴鹿は「宮崎市」で対戦。前半はミネベアが相手陣内で仕掛ける時間が多く3本のシュートを放つがゴールなし。鈴鹿は相手陣内にボールを運ぶもののシュート1本でゴールなく前半はスコアレスで折り返す。後半は55分に鈴鹿がPKのチャンスを得るとこれを中村健人が右足で決め先制。後半も互いに相手陣内にボールは運ぶもののシュートチャンスを作れず。鈴鹿は後半シュート2本で追加点なく。ミネベアは後半も3本のシュートを放つが相手の攻守に阻まれゴールならず試合終了。鈴鹿が虎の子の1点を守り切って勝ち前回ホームで敗れた借りを返した。最下位のミネベアは15位とは勝点差が2に広がった。
沖縄SVとヴィアティン三重は「沖縄市陸」で対戦。前後半ともにはクーリングブレイクを実施するほどの暑さの中、前半は互いに相手陣内でチャンスを作り沖縄が6本、V三重が5本のシュートを放つが互いの攻守もありゴールなくスコアレスで前半を折り返す。後半は沖縄が相手陣内で再三チャンスを作り7本のシュートを放つがV三重守備陣が体を張った守りでゴールを許さず。V三重は後半チャンスが少なくシュート1本でゴールなく試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。沖縄は3連勝ならず。V三重は3試合ぶりにゴールなし。
次節(第24節)は10月12日(土)に4試合、13日(日)に3試合、14日(月・祝)に1試合が開催される。
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