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第26回JFL 第24節「ソニー仙台FCは8試合ぶりの勝利、栃木シティが首位に!」


第24節 ソニー仙台FC vs レイラック滋賀(2024/10/12)より

 第26回日本フットボールリーグの第24節が10月12日(土)に4試合、13日(日)に3試合、14日(月・祝)に1試合が開催され、首位の高知が武蔵野に敗れ2位の栃木Cがミネベアに勝ち首位が入れ替わった。ソニーは第16節以来の勝利。鈴鹿の三浦知良は64分から出場し自身が持つ最年長出場記録を57歳230日とした。

 12日はHonda FCとヴェルスパ大分が「都田」で対戦。前半は互いに相手陣内でチャンスを作りHondaが4本、V大分が3本のシュートを放つも決定機に決めきれずスコアレスで前半を折り返す。後半はHondaが相手陣内で攻める時間が多く6本のシュートを放つがV大分守備陣が体を張った守りでゴールを許さず。V大分はセットプレーのチャンスを得るがそれを活かせず後半はシュート2本でゴールなく試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分け合い互いに勝点37となった。Hondsは3連勝後は2試合連続勝利なく、V大分は2試合連続無失点も連勝ならず。

 ソニー仙台FCとレイラック滋賀は「めぐみB」で対戦。ソニーは前半6分に右サイドからのクロスにゴール前ファーサイドで山田晋平が頭で合わせ先制すると13分には右サイドから布方叶夢がドリブルで持ち込みシュートし相手のこぼれ玉を左足で決め2点目。25分には山下翼が左サイドをドリブルで駆け上がりクロスを入れるとゴール前二アサイドで山田晋平が右足で合わせ3点目。滋賀も前半はシュート4本を放ったが決定機に決め切れずソニーが前半を3-0で折り返す。後半は滋賀が相手陣内で仕掛ける時間が多く9本のシュートを放ち62分にはゴール前でつないだボールから最後はロメロフランクが左足で決め1点を返したが追加点はなく。ソニーは後半シュート2本でゴールなく試合終了。ソニーが3-1で勝ち第16節以来となる8試合ぶりの勝利。滋賀は4試合ぶりの黒星も順位は3位をキープした。

 横河武蔵野FCと高知ユナイテッドSCは「武蔵野」で対戦。前半は高知が相手陣内で仕掛ける時間が多くシュート4本を放つが決定機に決め切れず。逆に武蔵野は前半シュート2本だったが42分に右サイドスローインからゴール前で相手のクリアボールをつなぎ最後はやや右サイドから澤野康介が右足を伸ばして合わせたループシュートが相手GKを超えゴール左上に吸い込まれ先制。武蔵野が前半を1-0で折り返す。後半は互いに相手陣内でチャンスを作り武蔵野が6本、高知が4本のシュートを放つも互いに相手の好守に阻まれゴールなく試合終了。武蔵野が1点のリードを守りきり1-0で勝ち直近4戦負けなし。高知は3試合連続ゴールなく3連敗で第3節以来守っていた首位の座から2位に後退した。

 栃木シティとミネベアミツミFCは「CFS」で対戦。前半8分にミネベアは左CKからのボールにゴール前で大川智己が頭で合わせ先制。栃木Cは13分にGKからのボールに平岡将豪がつないだボールを鈴木国友がゴール前で落ち着いて左足で決め追いつくと34分には右サイドでつないだボールに最後は岡庭裕貴が右足で決め逆転し2-1で前半を折り返す。後半はミネベアが69分にゴール前で杉田達哉からの横パスを大塚尋斗が左足で決め追いつくと1分後には木橋朋暉がゴール前やや右サイドから相手を交わしながら左足でゴール左下隅に決め逆転。しかし終始優位に進める栃木Cは83分に佐藤喜生のパスからゴール前に抜け出した奥井諒が右足で決め追いつくと84分には関野元弥が距離のある位置から左足で豪快なミドルシュートを決め逆転。87分には右CKからのボールにゴール前ファーサイドで内田錬平が頭で押し込みダメ押しとなる5点目。その後は相手の反撃を抑えた栃木Cが5-3で勝ち3連勝でこの日敗れた高知に代わり首位に立った。ミネベアは連敗となった。

 13日はラインメール青森とクリアソン新宿が「カクスタ」で対戦。前半から青森が相手陣内で仕掛ける時間が多く5本のシュートを放つが決定機に決め切れず。新宿はロングスローから相手ゴール前で仕掛ける回数は多かったがシュート1本でゴールなく前半はスコアレスで折り返す。後半は青森が75分にアクシデントでの選手交代もあったなかで相手陣内にボールは運ぶがシュートまで持って行けず最後までゴールが遠く。新宿は相手陣内で積極的に仕掛けシュート6本を放つが途中後退で入った青森GK三文字瑠衣の好守もあり守備陣が体を張った守りでゴールを許さずこのまま試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分けあった。青森は7位に後退し新宿は15位のままながら16位との勝点差を3に広げた。

 アトレチコ鈴鹿とFCティアモ枚方は「上野競」で対戦。前半12分に枚方は右CKからのボールにゴール前で鷹啄トラビスが頭で合わせ先制。鈴鹿は19分に左CKからのボールにゴール前混戦からのこぼれ球を坂本敬が右足で詰め同点。前半は鈴鹿が9本、枚方が6本のシュートを放つが追加点はなく1-1で前半を折り返す。後半は枚方が68分に左サイドでボールをつなぎ阿部隼人がクロスを入れるとゴール前ファーサイドから斧澤隼輝が右足で決め再びリード。鈴鹿は後半にも相手陣内でチャンスを作るがシュート3本でゴールなく試合終了。枚方が1点のリードを守り切り連勝。鈴鹿は10月2日の代替試合に続きホームで連敗となった。

 ヴィアティン三重とブリオベッカ浦安は「ラピスタ」で対戦。前半11分にV三重は右サイド直節FKからのボールにゴール前ファーサイド距離のある位置で上田駿斗が頭で合わせたボールがゴール右上隅に吸い込まれ先制。浦安は36分に右CKからのボールに相手のクリアボールをつなぎ若杉好輝からパスにゴール前に抜け出した上松瑛が左足で決め同点。シュート数では相手を上回る5本のシュートを放ったが追加点はなし。V三重は前半シュート2本で追加点なく1-1で前半を折り返す。後半は互いに相手陣内でチャンスを作りV三重が6本、浦安が4本のシュートを放つ。そして90分にV三重は右CKからのボールにゴール前で上田駿斗が頭で決め再びリード。その後は浦安の反撃を抑えたV三重が2-1で勝ち3試合ぶりの勝利。敗れた浦安は5試合勝利なし。

 14日は沖縄SVとFCマルヤス岡崎が「南風原」で対戦。前半は互いに相手陣内でチャンスを作り沖縄が6本、マルヤスが4本のシュートを放つも決定機に決めきれずスコアレスで前半を折り返す。後半は60分にマルヤスが左CKからのボールにゴール前で若月尋が頭でつなぎ混戦でこぼれたボールを村瀬悠介が左足で決め先制。その後は沖縄が相手陣内で攻める時間が多く後半は5本のシュートを放つがマルヤス守備陣が体を張った守りでゴールを許さず。マルヤスもカウンターから決定的なチャンスを作ったが決め切れず追加点なく試合終了。マルヤスが1点のリードを守り切って勝ち5試合ぶりの勝利。沖縄は5試合ぶりの黒星となった。

 次節(第25節)は10月19日(土)に4試合、20日(日)に4試合が開催される。