第25節 レイラック滋賀 vs 横河武蔵野FC(2024/10/20)より
第26回日本フットボールリーグの第25節が10月19日(土)に4試合、20日(日)に4試合が開催され首位の栃木CはV大分との接戦を制し2位の高知は敗れ勝点差が5に広がった。3位の滋賀は武蔵野相手に5ゴールを決め勝ち2位高知との差を7に縮めた。鈴鹿の三浦知良は60分から出場し自身が持つ最年長出場記録を57歳236日とした。
19日はHonda FCとアトレチコ鈴鹿が「エコパ」で対戦。Hondaは前半3分に右CKからのボールにゴール前距離のある位置で松本和樹が頭で合わせ先制。25分にはPKのチャンスを得ると児玉怜音が右足で左下隅に決め2点目。鈴鹿は前半シュート1本でゴールなく前半はHondaが2-0で折り返す。後半は開始早々の46分に鈴鹿は鈴木翔太が左サイドを駆け上がりクロスを入れるとニアサイドで濱名真央が左足で合わせ相手GKがボールを弾くがそのままゴールに吸い込まれ1点を返す。その後はHondaが相手陣内で仕掛ける時間が多く後半も5本のシュートを放つが相手の好守にも阻まれゴールならず。鈴鹿はカウンターからサイドを使ってゴールを狙うが後半はシュート2本で追加点はなく試合終了。Hondaが2-1で勝ち3試合ぶりの勝利。鈴鹿は連敗となった。
クリアソン新宿とブリオベッカ浦安は「味フィ西」で対戦。前半から浦安が相手陣内で仕掛ける時間が多く5本のシュートを放つが新宿の守りが堅くゴールなし。新宿もチャンスを作りシュート3本を放つが決定機に決め切れず前半はスコアレスで折り返す。後半は浦安が61分に右サイドから小島樹がクロスを入れ中央で峯勇斗のパスが相手にあたり、そのこぼれ球を藤森隆汰が右足でミドルシュートを決め先制。浦安の後半のシュートはこの1本のみで追加点はなし。その後は新宿が相手陣内で仕掛ける時間が多くシュート3本を放つが浦安守備陣が体を張った守りでゴールを許さずこのまま試合終了。虎の子の1点を守り切った浦安が勝ち6試合ぶりの勝利。新宿は7試合ぶりの黒星となった。
FCティアモ枚方とラインメール青森は「たまりく」で対戦。前半15分に青森は自陣左サイドから齋藤来飛がロングボールを入れゴール前競り合いからのこぼれ球をやや右サイドから山口和樹が右足で決め先制。枚方は21分に津村夢人が相手陣内でボールをインターセプトし前方にパスを出すと受けたボール前で河合秀人が相手を交わしながら右足で決め同点。1-1で前半を折り返す。後半は54分に枚方が中央でつないだボールを最後は久保勇大がドリブルで相手を交わしながら右足で決め逆転。青森は後半もチャンスを作り相手を上回る4本のシュートを放つが枚方守備陣が体を張った守りでゴールを許さず試合終了。枚方が2-1の逆転勝ちで3連勝。敗れた青森は4試合勝利なく9位に後退。
ミネベアミツミFCとヴィアティン三重は「都農」で対戦。前半はV三重が相手陣内で仕掛ける時間が多くシュート4本を放つがミネベアの守備が堅くゴールなし。ミネベアは前半シュート1本でゴールなく前半はスコアレスで前半を折り返す。後半はミネベアが相手陣内で仕掛ける時間が多くなり5本のシュートを放つがV三重の守備陣が体を張った守りでゴールを許さず。V三重は後半3本のシュートを放つがミネベアの堅い守りの前に最後までゴールが遠くこのまま試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分けあった。ミネベアは3試合ぶりの勝点で15位との勝点差を2に縮めた。V三重は連勝ならず5位に順位を落とした。
20日はレイラック滋賀と横河武蔵野FCが「HATOスタ」で対戦。前半26分に滋賀はGKからのロングボールに中央で宮城雅史が頭で落としたボールを奥田陽琉がドリブルで駆け上がり右足で決め先制。37分には右からのクロスにファーサイドで田部井悠が右足で詰め2点目。武蔵野は前半序盤に猛攻を仕掛けたがシュート1本でゴールなく滋賀が2-0で折り返す。後半は71分に右サイドからの三宅海斗がクロスを入れるとゴール前に抜け出した森本ヒマンが相手を交わしながら左足で決め3点目。81分には北條真悠が左サイドからドリブルで駆け上がり左足で決め4点目。84分には左サイドから森本ヒマンがクロスを入れるとゴール前フォサイドに駆け上がった菊島卓が右足で決め5点目。武蔵野もチャンスを作るがシュート2本でゴールなく試合終了。滋賀が5-0で勝ち2試合ぶりの勝利で2位高知との勝点差を7に縮めた。武蔵野は5試合ぶりの黒星となった。
ソニー仙台FCとFCマルヤス岡崎は「めぐみB」で対戦。前半は互いに相手陣内でチャンスを作りソニーが5本、マルヤスが3本のシュートを放つが互いに守りが堅くゴールなし。前半はスコアレスで折り返す。後半はソニーが57分に後藤裕二が右サイドをドリブルで駆け上がり布方叶夢がクロスを入れるとゴール前に走り込んだ信太英駿が右足で決め先制。その後も優位に攻め後半も5本のシュートを放ったソニーだったが決定機に決め切れず追加点はなし。後半のマルヤスは相手陣内でチャンスを作るがシュート1本でゴールなく試合終了。ソニーが1-0で勝ち連勝。マルヤスは連勝ならず。
高知ユナイテッドSCと沖縄SVは「春野陸」で対戦。前半から沖縄が相手陣内で積極的に仕掛ける展開で5本のシュートを放つが高知の守りが堅くゴールなし。高知は相手陣内でのチャンスが少なくシュート1本でゴールなく前半はスコアレスで折り返す。後半は沖縄が65分に右サイドから有田朱里がクロスを入れるとゴール前ファーサイドに飛び込んだ青戸翔が頭で押し込み先制すると69分にはカウンターから有田朱里がドリブルで駆け上がりパスを出すと抜け出した川中健太が右足で決め2点目。高知は相手陣内でチャンスを作り後半は5本のシュートを放つが相手の好セーブにも阻まれ最後までゴールが遠くこのまま試合終了。2ゴールを決めた沖縄が勝ち3試合ぶりの勝利。高知はこれで4試合連続の完封負けで首位栃木Cとの勝点差が3位滋賀との勝点差が7に縮まった。
ヴェルスパ大分と栃木シティは「レゾサA」で対戦。前半は好守の切替えの早い展開でV大分が7本、栃木Cが8本のシュートを放つが互いの好守に阻まれゴールならずスコアレスで前半を折り返す。後半は栃木Cが50分に自陣右サイドから内田錬平が前方にロングボールを入れるとゴール前に抜け出した田中パウロ淳一が相手GKと一対一になり落ち着いて左足で決め先制。その後はV大分が相手陣内で仕掛ける時間が多く90分には右CKから相手のクリアボールに池内龍哉がシュートしゴール前で受けた金崎夢生が左足で決め同点。しかし栃木Cはその2分後にゴール前での連続攻撃から最後は関野元弥がドリブルで回り込み右サイドから左足で放ったシュートがゴール左上隅に決まり再びリード。その後はV大分の反撃を抑えて試合終了。栃木Cが勝ち4連勝で首位キープし2位の高知とは勝点差を5に広げた。V大分は3試合ぶりの黒星で8位に順位を落とした。
次節(第26節)は10月26日(土)に2試合、27日(日)に6試合が開催される。
Copyright © JAPAN FOOTBALL LEAGUE. All Rights Reserved.