第27節 栃木シティ vs 沖縄SV(2024/11/2)より
第26回日本フットボールリーグの第27節が11月2日(土)に3試合、3日(日・祝)に5試合が開催され首位の栃木Cと2位の高知が共に勝ち、栃木Cは今季の2以内を確定させた。次節は栃木Cが勝ち高知が引き分け以下の場合、栃木Cの第26回JFL優勝が決定する。鈴鹿の三浦知良は今季入団後、初のベンチ外となった。
2日はHonda FCと高知ユナイテッドSCが「都田」で対戦。前半35分に高知は自陣から前方右サイドにグラウンダーのロングパスを入れると抜け出した吉田知樹が右サイドをドリブルで駆け上がり右足でゴール左下隅に決め先制。前半は相手陣内で攻める時間が多く相手の3本を上回る5本のシュートを放つが高知の守りが堅くゴールなし。前半は高知が1点リードで折り返す。後半はHondaが59分に左サイドからのクロスにファーサイドで児玉怜音が頭で押し込み同点。しかし高知はカウンターから左サイドを東家聡樹がドリブルで駆け上がりクロスを入れるとゴール前混戦からのこぼれ球を左サイドから東家聡樹が右足で決め再びリード。Hondaは後半も相手陣内で攻める時間が多く4本のシュートを放ったが高知守備陣が体を張った守りでゴールを許さず試合終了。1点のリードを守り切った高知が第21節以来となる6試合ぶりの勝利で首位の栃木Cとは勝点5差のまま。敗れたHondaは2試合勝利なく5位に後退。
ソニー仙台FCとクリアソン新宿は「めぐみB」で対戦。前半序盤から相手陣内で優位に攻めるソニーは24分に中央で後藤裕二と山田晋平でつないだボールに距離のある位置から伊藤綾汰が左足で放ったグラウンダーのシュートがゴール右下隅に決まり先制。前半は7本のシュートを放ったソニーだったが追加点はなし。新宿は前半シュート1本でゴールなくソニーが1-0で折り返す。後半は新宿が相手陣内で仕掛ける時間が多くシュート4本を放つがソニーの守備陣が体を張った守りでゴールを許さず。ソニーは後半シュート3本でゴールなく試合終了。ソニーが虎の子の1点を守り切り1-0で勝ち直近は4試合3勝1分け。新宿は連勝ならず。
栃木シティと沖縄SVは「CFS」で対戦。水を含むピッチの中でボールコントロールが難しい中、19分に栃木CはFKのチャンスを得ると中央やや左サイドの絶好の位置から岡庭裕貴が右足でゴール右上隅に決め先制。沖縄は23分に右サイド直接FKからのボールにゴール前相手のクリアボールを左サイドから有田朱里が右足で決め追いつくと25分にはゴール前の競り合いから冨久田和真がシュートし相手のこぼれ球を川中健太が左足で詰め逆転。しかし42分には栃木Cは右CKからのボールにゴール前で吉田篤志が相手と競り合いながら頭で決め追いつき前半は2-2の同点で折り返す。後半は54分に奥井諒が自陣でボールを奪いドリブルで駆け上がり前方にパスを出し岡庭裕貴がつないだボールを抜け出した平岡将豪が左足で決め逆転。しかし沖縄は57分に中央でつないだボールから水越陽也がやや右サイドからクロスを入れると川中健太が右足で合わせすぐに追いつく。そして75分に栃木CはPKのチャンスを得ると吉田篤志が左足で左下隅に決め再びリード。その後は退場者を出し数的不利になった沖縄が守備に回る時間が多くなりゴールなし。数的優位になった栃木Cだが決定機に決め切れずこちらも追加点なく試合終了。栃木Cが4-3で勝ち今季2位以内を確定させた。沖縄は3試合ぶりの黒星となった。
3日はレイラック滋賀とFCティアモ枚方が「甲賀」で対戦。開催。前半26分に枚方はPKのチャンスを得ると津村夢人が右足で決め先制。シュート数では相手を上回る8本のシュートを放った滋賀は42分には右CKからのボールにゴール前で小野寺健也が頭で合わせ同点。前半は1-1で折り返す。後半は滋賀が全体的に優位に進め6本のシュートを放つが枚方守備陣の守りが堅くゴールなし。枚方もチャンスを作るが決定的に決めきれず。このまま引き分けかと思われた90+3分に枚方は左サイドから久保勇大がクロスを入れゴール前でバジルが胸で落としたボールを山口隆希が左足で決めこれが決勝点となり枚方が勝利。敗れた滋賀は4位に後退。
ラインメール青森とFCマルヤス岡崎は「新青森球」で対戦。前半は風の影響もありマルヤスが相手陣内で仕掛ける時間が多く6本のシュートを放つが青森の堅い守りの前にゴールならず。青森は前半シュート1本でゴールなく前半はスコアレスで折り返す。後半はマルヤスが56分に原耕太郎がドリブルで駆け上がり混戦からのこぼれ球を林雄飛が左足で決め先制。後半は青森が70分に長倉颯が中央距離のある位置から右足で放った直接FKからのボールがゴール左隅に決まり同点。後半は青森が5本、マルヤスが4本のシュートを放つその後はゴールなくこのまま試合終了。1-1の引き分けで勝点1ずつを分け合った。
ヴェルスパ大分とミネベアミツミFCは「大分中津」で対戦。開催。前半はV大分が相手陣内で仕掛ける時間が多く7本のシュートを放ったが決定機に決めきれず。ミネベアはカウンターから相手陣内で仕掛けるがシュート1本でゴールなく前半はスコアレスで折り返す。後半もV大分が優位に攻める流れは変わらず決定的なチャンスを作り7本のシュートを放ったがミネベア守備陣が体を張った守りでゴールを許さず。ミネベアもカウンターやロングボールからチャンスを作るが得意なセットプレーのチャンスは少なくシュート4本でゴールなく試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。V大分は今季2位以内がなくなり、ミネベアは15位との勝点差を1縮め3とした。
アトレチコ鈴鹿とブリオベッカ浦安は「AGF鈴鹿」で対戦。前半3分に浦安は左CKからのボールにゴール前で東駿が頭で合わせ先制。鈴鹿は27分に右サイドからつないだボールに最後は左サイドで受けた濱名真央が右足でミドルシュートをゴール左下隅に決め同点。浦安は45分に左サイドから藤森隆汰がクロスを入れるとゴール前ファーサイドで藤岡優也が頭でゴール左隅に押し込み再びリード。鈴鹿は前半相手を上回る5本のシュートを放ったが追加点ならす浦安が1点リードで折り返す。後半は浦安が53分に右サイドから峯優斗がドリブルで相手を交わしながら右試合で決め3点目。鈴鹿は70分に左CKからのボールにゴール前混戦からのこぼれ球を坂本敬が左足で決め1点差に。その後は鈴鹿の猛攻を抑えた浦安が1点差で逃げ切って勝ち3試合負けなし。鈴鹿は4試合勝利なし。
横河武蔵野FCとヴィアティン三重は「味フィ西」で対戦。前半は武蔵野が相手陣内で多くのチャンスを6本のシュートを放つがV三重の守りが堅くゴールなし。V三重はカウンターからチャンスを作るがシュート2本でゴールなく前半はスコアレスで折り返す。後半はV三重が59分にPKのチャンスを得るとこれを田村翔太が右足で左下隅に決め先制すると67分には左サイドから児玉慎太郎がクロスを入れゴール前で上田駿斗が頭で合わせたボールがポストにあたり跳ね返りを上田駿斗が右足で決め2点目。82分には自陣で相手ボールをインターセプトしつないだボールに左サイドから梁賢柱がドリブルで持ち込み決め右足で決め3点目。武蔵野は90+1分に平野右京が右サイドのドリブル突破からクロスを入れるとゴール前で鈴木裕也が頭で合わせ1点を返す。その後は互いにチャンスが少なくこのまま試合終了。V三重が2点差で勝ち連勝で3位に浮上。武蔵野は3連敗となった。
次節(第28節)は11月9日(土)に2試合、10日(日)に5試合、11日(月)に1試合が開催される。
Copyright © JAPAN FOOTBALL LEAGUE. All Rights Reserved.