J3・JFL入れ替え戦 Y.S.C.C.横浜 vs 高知ユナイテッドSC(2024/12/7)より
2025年J3への入会又は残留をかけたJFL2位の高知ユナイテッドSC(以下高知)とJ3で19位のY.S.C.C.横浜(以下YS横浜)とのJ3・JFL入れ替え戦の第2戦が12月7日(土)に15時キックオフで「ニッパツ三ツ沢球技場(以下ニッパツ)」開催された。
第1戦同様に開始早々からYS横浜が積極的に仕掛ける展開で高知は前半開始5分間ぐらい守備の時間に費やす展開となる。YS横浜は2分に脇坂崚平、奥村晃司がシュートを放つも高知守備陣がブロックしゴールを許さない。その後は高知も徐々にチャンスを作り始め7分に右サイドの縦パスから小林大智がゴール前にピンポイントのクロスを入れるとゴール前距離のあるニアサイドで新谷聖基が相手と競り合いながら頭で決め先制。その後はYS横浜が相手陣内で仕掛ける時間が多くシュートがバーに当たるなど前半は9本のシュートを放つが高知はリーグ戦で見せてきた堅守で相手にゴールを許さず前半は終了。高知が1点リードで折り返す。
後半も前半ポゼッション率で約65%のYS横浜が開始早々から仕掛ける展開もシュートが枠を捉えることが出来ず。55分に高知はこの試合初のCKのチャンスを得てシュートまで持って行くが枠を捉えられず。しかし高知もチャンスを多く作るようになりシュートまで持って行くシーンが多くなる。71分にYS横浜が3人の選手交代。高知も2人の選手を交代し両ベンチの駆け引きが目立つようになる。後半31分までにYS横浜の奥村晃司は5本のシュートを放つがゴールが遠く。その後もYS横浜は79分、86分と選手交代。この時間帯はYS横浜のパワープレーの前に高知守備陣が体を張った守備で持ちこたえると90+1分に高知はカウンターから敵陣深くまで運ぶと、最後はスルーパスに抜け出した内田優晟がペナルティエリア左から相手を交わしながら最後は右足で決めダメ押しとなる2点目。その後は相手の反撃を抑えた高知が2点差で勝ち2戦合計で1勝1引き分けとなりJ3・JFL入れ替え戦に勝利、J3入会を決めた。来季はJ3リーグでの活動となる。敗れたYS横浜はこの日今季最多の5,101人の入場者数となったが来季は2013年以来となるJFLでの活動となった。
来季のJFLはJ3とJFLの間で2チームが入れ替わり、ソニーが活動終了で退会、新たに地域リーグから飛鳥FCが入会し16チームでリーグ戦が開催される。
Copyright © JAPAN FOOTBALL LEAGUE. All Rights Reserved.