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第12回JFL前期第4節「MIOびわこ草津がホームゲーム連勝!」 2010/04/04
 前期第4節が4月3日(土)と4日(日)の2日間で、全9試合が行われた。

 3日は、MIOびわこ草津とブラウブリッツ秋田が「皇子山」で対戦。前半やや優位に攻めるびわこは32分に田中大輔が先制のゴール。前半を1-0で折り返す。後半は互いにチャンスが少なく、このまま試合終了。びわこはホームゲーム連勝。秋田は今季初の敗戦となった。

 ジェフリザーブズと佐川印刷SCは「市原」で対戦。前半は互いにチャンスを決められずスコアレス。後半はややジェフ優位に試合は進むが決定機に決められず無得点。佐川印刷も後半から入ったFWの平井晋太郎が積極的にシュートを放つもゴールならず。試合は0-0の引分けとなった。

 4日はV・ファーレン長崎と町田ゼルビアが「長崎県」で対戦。前半から互いに決定機を作るが共に固い守りでゴールを決めさせず、前半をスコアレスで折り返す。しかし83分に町田は勝又慶典が決め先制。その1点が決勝点となり町田がJFL同期のJリーグ準加盟対決を制した。長崎は今季初黒星。

 ホンダロックとHonda FCは「宮崎市」で対戦。互いに1点ずつを決め前半を折り返す。後半ホンダロックは82分に水永翔馬が今季待望の初ゴール。しかしHondaも90分に牧野泰直が同点のゴールを決め2-2の引分け。ホンダロックは今節もあと1歩のところで勝利ならず。

 アルテ高崎とガイナーレ鳥取は「群馬サ」で対戦。前半優位に攻めた高崎だが鳥取の固い守りの前に得点ならず。鳥取は後半50分にハメドが決め先制。その後も優位に攻める鳥取が2点を追加し試合終了。Jリーグ昇格に向けついに首位に立った。高崎は前半の決定機に決められなかったのが痛かった。

 流通経済大学FCとソニー仙台FCは「カシマ」で対戦。前半にソニーの町田多聞が2ゴールを決める。後半にも追加点を決めたソニーが勝利。これでソニーは勝点差無しの2位に浮上。流経大も前半に1点を返すが敗れ今季未だに勝利なし。

 FC琉球と横河武蔵野FCは「沖縄北谷」で対戦。前半から優位に攻めた琉球だったが、武蔵野は前半25分に冨岡大吾がゴール前の混戦から左足で決め先制。後半もやや琉球が押し気味に攻めるが、武蔵野は虎の子の1点を守りきり連敗ストップで今季2勝目。琉球はまたもホームで勝利ならず。

 栃木ウーヴァFCとツエーゲン金沢は「栃木市」で対戦。金沢は前半21分に久保竜彦が先制のゴールを決めると、後半の57分に長谷部彩翔が追加点。そして58分には久保がこの日2ゴール目を頭で豪快に決め、栃木に快勝し今季初勝利を飾った。栃木も終了間際に1点を返すが同期対決に敗れ連敗。

 松本山雅FCとSAGAWA SHIGA FCは「飯田」で対戦。15年ぶり第1種の全国リーグ開催となった会場には3,271人が集まった。その声援を背に前半追い風を利用して攻める松本だったが、SAGAWAの固い守りの前に得点ならず。SAGAWAも決定機に決められず前半をスコアレスで折り返す。後半追い風に立つSAGAWAだが松本も素早いカウンター攻撃から何度もチャンスを作る。しかし互いに決めることができず試合終了。勝点1ずつを分け合った。

 第5節は、4月10日(土)、11日(日)の2日間で開催される。