1st-S第8節 FC大阪 vs ラインメール青森(2016/4/24) より
第18回日本フットボールリーグ ファーストステージ第8節が4月23日(土)に2試合、24日(日)に6試合が開催された。八戸が今季初黒星でFC大阪が唯一の負けなしで首位をキープ。
23日は奈良クラブとHonda FCが「鴻ノ池」で対戦。序盤から積極的に攻める奈良が3分に左からのスローインのボールを向慎一が落ち着いて決め先制、15分には右からのクロスボールを圓乘健介が直接決め2点をリード。しかしHondaも26分に相手GKのこぼれ球を詰め大町将梧が詰め1点を返し前半を折り返す。後半はHondaがPKのチャンスを大町が決め同点とし、その後も優位に攻め決定的なチャンスを作るが決めきれず2-2の引き分け。奈良はこれで開幕から8戦勝利なし。
MIOびわこ滋賀とアスルクラロ沼津は「東近江」で対戦。開始早々の4分に沼津は薗田卓馬が相手クリアボールからミドルシュートを決め先制し1点リードで折り返す。後半は優位に攻める滋賀が84分に左からのクロスボールを中央で繋ぎ坂本一輝が決め同点とすると90分には坂本が相手GKのクリアボールを詰め逆転のゴール。2-1で滋賀が勝ち4試合ぶりの勝利。敗れた沼津は5位に後退。
24日はFC大阪とラインメール青森が「万博」で対戦。前半から優位に攻めるFC大阪が12分に濱中優俊がドリブルで持ち込んだボールを川西誠が落ち着いて決め先制し1点リードで折り返す。後半も相手のシュートを1本に抑えたFC大阪が75分に木匠貴大がドリブルで持ち込み決め2-0で3試合ぶりの勝利。再び勝点を離しての単独首位に立つ。青森はチャンスが少なく敗れ3連敗となった。
ホンダロックSCとヴァンラーレ八戸が「宮崎市」で対戦。雨でスリッピーなピッチも影響し前半は互いにシュートゼロ。ロックは26分に退場者を出す。後半は数位的優位の八戸がチャンスを多く作るが決めきれず。逆に86分ロックは左サイドからの直接FKから中央で繋いだボールを上田常幸が決め先制。これが決勝点となりロックが勝利。八戸は8戦目にして今季初黒星となり順位も3位に後退した。
ヴェルスパ大分とソニー仙台FCは「大銀サA」で対戦。前半はスコアレス。後半は10本のシュートを放ったソニーが80分に秋元佑太、81分に前澤甲気が決め、終了間際には有間潤がドリブルで持ち込み決め計3ゴールで勝利し今季初の連勝。V大分も試合を通じて9本のシュートを放ちチャンスは作るがソニーの安定した守りの前にゴールならず2試合連続の完封負けとなった。
FCマルヤス岡崎とファジアーノ岡山ネクストは「豊田陸」で対戦。前半34分にマルヤスは地主園秀美がゴール前の浮き球を詰め先制し前半を折り返す。後半は51分に米沢健吾がミドルシュートを決め2-0でマルヤスが勝ち連敗を止める。シュート数で相手を上回った岡山Nだったが無得点で敗れた。
栃木ウーヴァFCと流経大ドラゴンズ龍ケ崎は「栃木市」で対戦。流経大がこの日15本のシュートを放ち栃木ウを圧倒。前半で2ゴールを決め折り返すと後半は髙澤優也の2ゴール等3ゴール。計5ゴールを決め5連勝で単独2位に浮上。栃木ウは今季最多の5失点で敗れた。
東京武蔵野シティFCとブリオベッカ浦安は「武蔵野」で対戦。前半風上に利用して攻める武蔵野が30分に左サイドから中央で繋いだボールを寺島はるひが決め先制し1点リードで折り返す。後半は武蔵野が再三決定的なチャンスを決めることができず、逆に浦安は前後半で1本ずつのシュートながら88分に竹中公基が3試合連続となるゴールを決め1-1の引き分けに持ち込んだ。
次節(ファーストステージ 第9節)は、4月29日(金・祝)に7試合、30日(土)に1試合が開催される。
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