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第18回JFL 1st-S第9節「Honda FCが接戦を制し3試合ぶりの勝利!」


1st-S第9節 Honda FC vs MIOびわこ滋賀(2016/4/29) より

 第18回日本フットボールリーグ ファーストステージ 第9節が4月29日(金・祝)に7試合、30日(土)に1試合が開催された。ヴェルスパ大分が今季初勝利。FC大阪はヴァンラーレ八戸に勝ち首位をキープし勝点1差で流経大ドラゴンズ龍ケ崎が続く。

 29日は、ソニー仙台FCとホンダロックSCが「宮城ス」で対戦。前半から優位に攻めるソニーだったが決定機に決めることができず、スコアレスで折り返す。後半もソニー優位は変わらずも最後まで決めきれず。ロックも前後半で6本のシュートを放つがこちらもきめることができずスコアレスドロー。

 ヴァンラーレ八戸とFC大阪は「八戸東陸」で対戦。雨の中、前半はFC大阪が優位の展開で7分に左サイドのスローインからゴール前で濱中優俊が落ち着いて決め先制。40分には直接FKからのボールをゴール前でつなぎ、最後は川西誠が頭で決め2点リードで折り返す。後半は運動量が落ちたFC大阪がシュートゼロに対し、優位に攻める八戸が右からのロングボールを中央で繋ぎ最後は村上聖弥が決め1点を返すが追いつくことができず八戸は連敗。FC大阪は昨年の雪辱を果たし首位キープ。

 Honda FCとMIOびわこ滋賀は「都田」で対戦。前半はHondaがシュート数で上回るもスコアレスで折り返す。後半は互いにシュート2本ずつも77分にHondaは富田湧也のシュートがポストに当たりそのボールが滋賀の選手に当たってゴール。これが決勝点となりHondaが勝利。

 アスルクラロ沼津とヴェルスパ大分が「裾野」で対戦。前半はスコアレス。後半は前半シュート1本に終わった沼津が猛攻撃。再三にわたってV大分ゴールを脅かすがV大分の守備陣が体を張った守りでゴールを許さず。V大分は終了間際に右サイドからにパスに鍔田有馬がゴール前で繋いだボールを杉本恵太が決めこれが決勝点となりV大分が今季初勝利。沼津は連敗で今季3敗目となった。

 ラインメール青森と栃木ウーヴァFCは「大分陸」で対戦。前半優位に攻める青森が22分に左サイドからのクロスボールを中村太一が頭で決め先制し1点リードで折り返す。後半は、栃木ウ優位の展開で62分に右サイドからのクロスボールを若林学が直接決め同点とすると、76分には松田悠佑のドリブル突破からのボールを畦地健太が決め逆転勝利。青森は今季初の逆転負けで4連敗となった。

 ブリオベッカ浦安と奈良クラブは「柏の葉」で対戦。前半8分に奈良は相手GKのこぼれ球を谷口智紀が押し込み先制し1点リードで折り返す。後半シュート数で上回る奈良だったが追加点ならず。逆に浦安は62分に田中俊哉がペナルティキックを決め同点とすると、75分には中央後方からの浮き球パスを竹中公基が4試合連続となるゴールを決め逆転勝利。奈良は今季5敗目となり未だ白星なし。

 ファジアーノ岡山ネクストと東京武蔵野シティFCは「Cスタ」で対戦。前半は武蔵野優位の展開もスコアレスで折り返す。後半も武蔵野優位な展開は変わらずチャンスに決めることができず終盤へ。岡山Nも時折チャンスを作り武蔵野ゴールを脅かすも決めることができず。90分に武蔵野はペナルティキックのチャンスを得ると、黒須大輔が決めこれが決勝点となり武蔵野の勝利。武蔵野は3連敗後4戦負けなし。

 30日は、流経大ドラゴンズ龍ケ崎とFCマルヤス岡崎が「龍ケ崎」で対戦。前半はシュート数で上回るマルヤスだったが決めることができず、逆に流経大は前半終了間際に新垣貴之のドリブル突破からのパスを李相赫が決め1点リードで折り返す。後半は優位に攻める流経大が50分に相手ボールをインターセプトし吉田大河が決め、2-0の勝利で勝点1差の2位をキープ。マルヤスは今季初の連勝ならず。

 次節(ファーストステージ 第10節)は、5月3日(火・祝)に7試合、4日(水・祝)に1試合が開催される。