1st-S第10節 奈良クラブ vs ファジアーノ岡山ネクスト(2016/5/3) より
第18回日本フットボールリーグ ファーストステージ第10節が5月3日(火・祝)に7試合、4日(水・祝)に1試合が開催された。奈良クラブは今季初勝利。首位のFC大阪と2位の流経大ドラゴンズ龍ケ崎が勝利し3位との差を広げた。
3日は、奈良クラブとファジアーノ岡山ネクストが「鴻ノ池」で対戦。前半から優位に攻める奈良は37分に向慎一がペナルティキックを決め先制。後半も優位に攻め48分に左サイドから中央で繋いだボールを小野祐輔が決め、79分には縦パスから中央で繋いだ浮き球を小井手翔太が直接決める。守っても岡山Nのゴールをゼロに抑え3-0で今季初勝利。岡山Nも後半は5本のシュートを放つも無得点で敗れた。
FC大阪とソニー仙台FCは「金鳥スタ」で対戦。取っては取り返すゴール合戦となったこの試合。前半はFC大阪1点リードで折り返す。後半は60分に右コーナーキックからのボールを瀬田貴仁が頭で決め同点。その後は65分に田中直基(FC大阪)、69分に細見諒(ソニー)、ジュニーニョ(FC大阪)、前澤甲気(ソニー)と交互に決め89分に中央で繋いだボールを刈谷聖哉が決め、これが決勝点となりFC大阪が乱打戦を制し首位をキープ。敗れたソニーは首位と勝点9差まで離され4位。
ホンダロックSCとアスルクラロ沼津は「宮崎市」で対戦。悪天候の中、前半はロックが優位に攻めるもスコアレスで折り返す。後半は沼津が49分に左サイドからの直接フリーキックから尾崎瑛一郎が蹴ったボールを、中村亮太が頭で合わせ、これが決勝点となり沼津が連敗脱出。ロックは6試合ぶりの敗戦。
ヴェルスパ大分とHonda FCは「大銀サA」で対戦。悪天候の中、互いにチャンスが少ないものの22分にHondaは三浦誠史が頭で決め先制し折り返す。後半は67分にV大分は後方からのパスに利根瑠偉が合わせ同点。その後は互いにチャンスが少なく試合終了。1-1の引き分けとなった。
MIOびわこ滋賀とブリオベッカ浦安は「東近江」で対戦。こちらも取っては取り返す展開。前半は浦安1点リードで折り返す。後半はまず滋賀の久保賢悟が相手のこぼれ球を押し込み同点。浦安は51分に竹中公基が5試合連続ゴールを決めると74分に滋賀グラウンダーのパスを久保が落ちついて決め再び同点。しかし浦安は90+1分に左からのクロスボールを相馬将夏が頭で決めこれが決勝点となり浦安が最近5試合負けなしの連勝。シュート数では上回った滋賀だったが今節も1点差で敗れ連敗。
FCマルヤス岡崎と栃木ウーヴァFCは「豊橋」で対戦。前半は栃木ウ優位の展開で33分に右サイドのドリブル突破から最後は内山俊彦が決め先制し折り返す。後半は優位に攻めるマルヤスが54分に相手のクリアボールを松本祐樹が押しこみ同点。1-1の引き分けで勝点1ずつを分け合った。
ヴァンラーレ八戸とラインメール青森は「八戸東陸」で対戦。前半は風上に立つ青森がチャンスを多く作り36分に左サイドのクロスから中央で細かく繋ぎ最後は中村太一が決め先制。青森が1点をリードして折り返す。後半は徐々に八戸がチャンスを作り出すが青森守備陣が冷静に対応し決定的なチャンスとならず、このまま試合終了。青森ダービー第1戦は青森に軍配。敗れた八戸は3連敗となった。
4日は、東京武蔵野シティFCと流経大ドラゴンズ龍ケ崎が「武蔵野」で対戦。前半は強風の影響で互いにチャンスは少ないものの前半24分に流経大は右サイドからのクロスボールを宮津祥太が頭で合わせ先制し1点リードで折り返す。後半は徐々に強風にも慣れチャンスを共に作るが互いに決めることができずこのまま試合終了。流経大が逃げ切り勝点1差の2位をキープ。武蔵野は5試合ぶりの黒星。
次節(ファーストステージ 第11節)は、5月7日(土)に1試合、8日(日)に7試合が開催される。
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