1st-S第11節 アスルクラロ沼津 vs FC大阪(2016/5/8) より
第18回日本フットボールリーグ ファーストステージ第11節が5月7日(土)に1試合、8日(日)に7試合が開催された。上位2チームが共に敗れ、FC大阪に勝った沼津が首位に勝点4差まで詰め寄った。
7日はブリオベッカ浦安とヴェルスパ大分が「柏の葉」で対戦。前半はV大分がシュート数で上回るもV大分が26分に右からのクロスボールを中島康平が決め先制し1点リードで折り返す。後半は浦安が59分と70分に絶好調の竹中公基が決め逆転。V大分もPKを決め1点を返すが終了間際に田宮諒が右サイドからのクロスボールを頭で決めこれが決勝点となり浦安が逆転で3連勝。
8日はソニー仙台とヴァンラーレ八戸が「宮城県A」で対戦。前半は強風の中、互いに4本ずつのシュートを放つも決めることができずスコアレス。後半は強風の影響もあり互いに決定的なチャンスが作れずこのまま試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。
Honda FCとホンダロックSCは「都田」で対戦。前半はスコアレス。後半は優位に攻めるHondaが54分に大町将梧がPKを決め先制。終了間際には鈴木雄也が相手ボールをインターセプトし富田湧也へ。富田がドリブルで持ち込み決めHondaが2-0で勝利。ロックはこの日は53分に退場者を出し数位的不利もありチャンスがなかなか作れず今季初の連敗となった。
アスルクラロ沼津とFC大阪は「御殿場」で対戦。前半から沼津の守備陣がFC大阪に攻撃の形を作らせずスコアレスで折り返す。前半でゴールなしに終わった首位のFC大阪は後半も沼津の堅い守りの前に決定的なチャンスが少なく得点ランキングトップの川西誠もシュートゼロに抑えられる。沼津も後半は9本のシュートを放つが決めることができずこのまま引き分けかと思われた90+2分に沼津は相手のバックパスを鈴木淳が奪い落ち着いて決めこれが決勝点となり沼津が首位のFC大阪に勝利。
流経大ドラゴンズ龍ケ崎と奈良クラブは「龍ケ崎」で対戦。前半はスコアレス。後半は46分に流経大は髙澤優也が相手のこぼれ球を詰め先制。しかしこの日の奈良は積極的にシュートを放ち69分に茂平が決め同点とすると瀬里康和がゴール前の浮き球に頭で合わせ逆転のゴール。その後は流経大の反撃を抑え逃げ切って連勝。2位の流経大は第3節以来の黒星となった。
ファジアーノ岡山ネクストとMIOびわこ滋賀は「津山」で対戦。前半は滋賀が27分に久保賢悟、28分に関口直人と立て続けに決め2点リードで折り返す。滋賀は後半なかなかチャンスが作れず追加点はなし。逆に岡山Nは終了間際に左サイドからのクロスボールを寄特直人が頭で決め1点を返すが追いつくことができず。岡山は開幕から11連敗。滋賀は3試合ぶりの勝利。
栃木ウーヴァFCと東京武蔵野シティFCは「栃木市」で対戦。前半優位に攻める武蔵野が33分に中央後方からのパスをゴール前で繋ぎ黒須大輔が決め先制し1点リードで折り返す。後半は攻守の切り替えの早い展開で互いにチャンスを作るも決めきれずこのまま武蔵野が逃げ切って勝利。
ラインメール青森とFCマルヤス岡崎は「青森陸」で対戦。前半は互いに4本ずつのシュートながら決め手に勝る青森が7分に村瀬勇太がFKを直接決め先制、23分には小幡純平が決め2点をリード。後半は青森が退場者を出し数位的に優位に立ったマルヤスだったが決めることができずこのまま試合終了。青森が逃げ切ってホームで初勝利。敗れたマルヤスはこれで3試合勝利なし。
次節(ファーストステージ 第12節)は、5月14日(土)に2試合、15日(日)に6試合が開催される。
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