チャンピオンシップ第2戦 Honda FC vs 流経大ドラゴンズ龍ケ崎(2016/12/4)より
12月4日(日)に今季のJFL優勝チームが決まるJFLチャンピオンシップ第2戦、HondaFC 対 流経大ドラゴンズ龍ケ崎の対戦が「都田」で13時にキックオフ。
前半のシュート数、Hondaが6本に対し流経大が1本。しかし前半は流経大が風上の影響もあり、Hondaも決定的なシュートは殆どなく、流経大は前半ボールを持つ時間が長くチャンスを作るがシュートまで持っていけずスコアレスで折り返す。後半の序盤は流経大がチャンスを作るが決められずにいると徐々にHonda優位の展開となり60分に中央から左サイドに開き細貝竜太からのクロスボールを香川大樹が頭で合わせバーに当たるが落ちたボールはゴールラインを割りHondaが先制のゴール。その後は流経大が同点にするべく、早いパス回しからボールを前方に展開するもHondaの守備陣が冷静に対応し決定的なチャンスを作らせない。特に守護神のGK清水谷侑樹は体を張った守りでゴールを割らせず。逆にHondaは何度か決定的なチャンスを作るが決めることができずアディショナルタイムへ。流経大がサイドからの攻撃で反撃を試みるが相手ゴールネットを揺らすことはなく試合終了。Hondaが1-0で勝ち、通算1勝1分けでHondaが優勝。2年ぶりにタイトルを奪回した。
表彰セレモニーではHondaにJFL杯と選手には優勝メダルが、準優勝となった流経大には準優勝メダルが贈られた。
■桑原勝義 理事長のコメント
「Honda FCのチーム関係者の皆様、そして応援いただきました支援者やサポーターの皆様、2年ぶり6回目の優勝おめでとうございます。JFL優勝にご尽力いただきました皆様方に心よりお祝い申し上げると共にJFL初年度から参加しこのリーグを支え盛り上げていただき感謝しております。
今後もJFL並びにアマチュアチームの頂点としての役割を担っていただくことは勿論のこと、全国各地から上を目指すチームのよきお手本として活躍していただくことを願っています。そして今後のチームのますますの発展をお祈り申し上げます。
そして18年目を迎えましたJFLは本日無事終了いたしました。今年も昨年同様に16チームで実施。チャンピオンシップを含め198,845人の方にスタジアムにご来場いただきました。これもJFLを応援して頂きましたサポーターの皆様やスポンサー、報道関係者の皆様の支援並びにチームを支えていただきました多くの関係者のご尽力の賜物と存じ、心より御礼申し上げます。
来季で第19回を迎えるJFLは今季の参加チームから1チームが卒業し1チームが退会、そして新入会2チームを加え、計16チームで来年の3月に開幕の予定です。ぜひご期待ください。」
■Honda FC 井幡 博康 監督のコメント
今日の試合に関しましては最後まで自分たちのスタイルをつらぬくことができたのかなと思います。リーグ戦の時も話したのですが自分たちのやり方をつらぬこうと、カウンターから失点をしても悔いはなしという試合展開をいい距離感でできたのかなと感じています。チャンピオンシップの1戦目の時に2-0で勝っている状態からの引き分けという結果に関しましては自分たちのやり方、スタイルを守り3点目を取りに行こうという指示のもと失点を食らって同点になってしまったということに関しても後悔はありませんでしたし、サッカーにおいてタラレバというのはないですが3得点目を取っていた場合は全く違う局面になっていたのかなと。一年間を通して苦しい試合もありましたし天皇杯との過密日程の中で最終的にチャンピオンを取れたというのは選手たちが耐えて確実に試合をものにしてきた結果だと思います。
■流経大ドラゴンズ龍ケ崎 中島 俊一 監督のコメント
第1戦は後半いい流れで引き分けに持って行くことができ、今日の2戦目を迎えたわけですが、思っていたよりもHHondaさんが前から積極的にとりにくるという感じではなかったので自分たちが(ボールを)持てていた時間も長かったのですがHondaさんも割り切っていた感じだったので、なかなか崩しきることが出来ませんでした。Hondaさんとしてはうち(流経大)の良さをわかっていて決定的なシュートを打たさなければという感じでしっかり対応をしてきました。それに対しうちとしては間を通したり、サイドチェンジを早くして攻めるというような指示をしていたのですが、なかなかうまくいくことができませんでした。
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