第2節 鈴鹿アンリミテッド vs テゲバジャーロ宮崎(2019/3/24)より
第21回日本フットボールリーグ第2節が3月23日(土)に2試合、24日(日)に6試合が開催された。ソニーと武蔵野が連勝、新入会ではJFLホーム初開催の鈴鹿が4ゴールを決めJFL初勝利。
23日は、FCマルヤス岡崎とMIOびわこ滋賀が「豊田球」で対戦。冷たい風が吹く中、互いにゴールのチャンスも少なくスコアレスで折り返す。後半も前半同様の展開でチャンスが少なく終盤へ。このままスコアレスドローで終了かと思われたアディショナルタイムの90+2分に、マルヤスはゴール前で繋いだボールを最後は水野翔太が落ち着いて決め、これが決勝点となりマルヤスが今季初勝利となった。
ホンダロックSCと流経大ドラゴンズ龍ケ崎は「宮崎県」で対戦。前半10分に流経大は左コーナーキックからのボールを浜野駿吾が頭で決め先制。しかしロックは19分にカウンターから米良知記が決め追いつくと、35分には右サイドからの直接フリーキックをゴール前で繋いだボールを米良が決め2-1として折り返す。後半は49分に流経大の原岡翼が決め追いつくと、その後は攻守の切り替えの速い展開で互いにチャンスを作るがゴールなし。そして88分に流経大は岡﨑優希がペナルティーキックを決め、これが決勝点となり今季初勝利。
24日は、ヴェルスパ大分とラインメール青森が「昭和電サA」で対戦。青森は開始早々にゴール前で繋いだボールを西室隆規が決め先制。1点リードで折り返すと56分には左サイドを起点に中央で繋ぎ相手GKのクリアボールを小幡純平が詰め、76分には左コーナーキックのボールから相手のクリアボールを小栗和也が決め、計3ゴールで勝利。終了間際にV大分は1点を返すが2点差で敗れ連勝ならず。
FC今治とHonda FCは「夢スタ」で対戦。前半はHondaがシュート数で上回るもチャンスに決めきれず。逆に今治は36分に左コーナーキックからのボールがHondaの選手のオウンゴールとなり、1点リードで折り返す。後半は58分に今治の内村圭宏が放ったシュートを相手GKがクリア、それを有間潤が詰め2点リード。Hondaは67分に佐々木俊輝が右サイドからのパスを落ち着いて決め1点を返すが、残り時間で追いつくことができず、今治が5度目の対戦でHonda相手に初勝利。
東京武蔵野シティFCと奈良をクラブは「武蔵野」で対戦。風の影響もあり前半は互いにシュートも少なくスコアレスで折り返す。後半はシュート数で上回る武蔵野がロングパスから相手のこぼれ球をドリブルで水谷侑暉が持ち込み決め先制。その後は奈良も相手ゴール前まで攻めるが武蔵野の守備が堅くゴールを決めることができず武蔵野が2試合連続1-0で勝利。逆に奈良は2試合連続0-1の黒星。
ヴィアティン三重とFC大阪は「東員町」で対戦。強風の中でボールコントロールが難しい中、28分にFC大阪は中央縦のラインで繋いだボールを最後は舘野俊祐が決め1点リードで折り返す。後半も互いにシュート数で2本ずつと少ない中、52分にFC大阪は左コーナーキックからゴール前で繋いだボールを川西誠が頭で決め計2ゴールで今季初勝利。三重は今節もFW陣にゴールなく今季初黒星となった。
松江シティFCとソニー仙台FCは「松江」で対戦。前半はスコアレスで折り返す。松江は前後半ともシュート数でソニーを上回るが決定機に決めきれず、一方のソニーは57分に杉田真彦が後方からのパスを落ち着いて決め先制、72分には三浦祐希が右サイドからドリブルで持ち込み決め、83分には左からのクロスボールを内野裕太が頭で決め計3ゴールで勝ち連勝で首位。松江のホーム初戦は黒星。
鈴鹿アンリミテッドとテゲバジャーロ宮崎は「AGF鈴鹿」で対戦。鈴鹿は前半9分に左コーナーキックからのボールにエフライン・リンタロウが頭で決め先制。23分にもゴール前のこぼれ球を詰め2-0で折り返す。後半はT宮崎が53分に奥田裕貴がドリブルで持ち込み決め1点を返すが、67分に鈴鹿はエフラインがペナルティーキックを決め再び2点差に。その後T宮崎が86分に退場者を出し数位的優位に立った鈴鹿は終了間際にゴール前で繋いだボールをエフラインがこの日4点目となるゴールを決め4-1、ホーム初戦でJFL初勝利。
次節(第3節)は、3月30日(土)に2試合、31日(日)に6試合が開催される。
Copyright © JAPAN FOOTBALL LEAGUE. All Rights Reserved.