第3節 MIOびわこ滋賀 vs 松江シティFC(2019/3/31)より
第21回日本フットボールリーグの第3節が3月30日(土)に2試合、31日(日)に6試合が開催された。第3節を終え3連勝のチームはなくなり、3連敗は奈良クラブのみとなった。
30日はHonda FCとヴィアティン三重が「都田」で対戦。Hondaは開始2分に直接FKからのボールを川嶋正之が頭で繋ぎそれを鈴木雄也が頭で決め先制、その後はHondaが優位に攻めるも互いにゴールなくHondaが1点リードで折り返す。後半は互いにチャンスを作るもののシュートは2本ずつと少なくこのまま試合終了。Hondaが1-0で今季初勝利。三重は連敗となった。
ソニー仙台FCとFC今治は「めぐみB」で対戦。ソニーは前半19分に藤原元輝が相手ボールを奪い左サイドのドリブルからミドルシュートで先制、しかし今治も前半終了間際に駒野友一がFKを直接決め1-1の同点で折り返す。後半は中盤まで今治がやや優位に攻めチャンスを作るが決められず、終盤はソニーがサイドを起点に今治陣内に攻め込むもこちらもゴールなく1-1の引き分けとなった。
31日は東京武蔵野シティFCとFC大阪が「武蔵野」で対戦。前半はシュート数で武蔵野が上回るも互いにチャンスに決められずスコアレスで折り返す。後半はFC大阪がシュート数で上回り81分に左サイド後方の直接FKから前線へゴール前で繋いだボールを四ヶ浦寛康が決めFC大阪が先制。その後は武蔵野反撃を抑えFC大阪が連勝。FC大阪は3試合で失点ゼロ、勝点でも首位のソニーに並んだ。武蔵野は3連勝ならず今季初黒星となった。
MIOびわこ滋賀と松江シティFCは「東近江」で対戦。強風の中でボールコントロールが難しい中、風上に立つ滋賀は21分に左サイドを起点に攻め菅谷政博がゴール前にクロス、それを稲垣雄太が落ち着いて決め先制、1点リードで折り返す。後半は風上に立つ松江だったが、ゴール前までボールを運ぶも滋賀の守備陣が体を張った守りで決定打を打たせずこのまま試合終了。滋賀が開幕戦の鈴鹿同様に1点のリードを守りきりホーム試合連勝。松江は前後半でシュート3本ずつ放つも2試合連続ゴール無し。
奈良クラブとホンダロックSCは「奈良橿原」で対戦。強風の中、こちらもボールコントロールが難しい試合。前半はスコアレスで折り返す。後半は奈良が優位の展開で進めるが決定的なシュートを放てず、逆にロックは85分に左からのクロスボールをゴール前で米良知記が繋ぎ、それを大山直哉が決めこれが決勝点となりロックが今季初勝利。奈良は3試合連続0-1の敗戦で唯一の3連敗。
ヴェルスパ大分と鈴鹿アンリミテッドは「昭和電サA」で対戦。強風でボールコントロールが難しい中、前半はV大分が優位に攻めるも互いにゴールなくスコアレスで折り返す。後半は鈴鹿がシュート数で上回りチャンスを作るがV大分の安定した守りを崩せず。そして最後まで互いのゴールネットを揺らすことなく試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。
テゲバジャーロ宮崎とFCマルヤス岡崎は「宮崎県」で対戦。前半26分にT宮崎は中央縦のラインでボールを繋ぎ最後は藤岡浩介が落ち着いて決め先制、1点リードで折り返す。後半は50分にT宮崎が左CKのチャンスから川里光太郎が頭で決め追加点。マルヤスは後半、シュート放で前半を上回るがT宮崎が安定した守りでゴールを許さず2-0で今季初勝利。マルヤスは今季初の無得点となった。
流経大ドラゴンズ龍ケ崎とラインメール青森は「龍ケ崎」で対戦。前半18分に青森は中央後方からゴール前で繋いだ萬代宏樹が決め先制、32分には右からのパスに萬代が合わせ2点目。流経大は34分に近藤高虎がゴール前で相手GKのこぼれ球を詰め1点を返して折り返す、後半は青森が流経大の運動量の多い攻撃に対し体を張った守備で1点のリードを守りきり連勝、勝点で首位に並んだ。
次節(第4節)は、4月6日(土)に2試合、7日(日)に6試合が開催される。
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