第４節 ＦＣマルヤス岡崎 vs 鈴鹿アンリミテッド（2019/4/7）より

　第２１回日本フットボールリーグの第４節が４月６日（土）に２試合、７日（日）に６試合が開催された。第４節を終え３勝したチームがない大混戦、奈良クラブは４ゴールを決め今季初勝利となった。

　６日は東京武蔵野シティＦＣとＨｏｎｄａ ＦＣが「武蔵野」で対戦。前半シュート数で上回る武蔵野が前半終了間際に右サイドからのパスにゴール前で繋いだボールを池田直樹が合わせ１点リードで折り返す。後半はＨｏｎｄａが優位の展開となり８７分に右からのクロスボールに児玉怜音が頭で合わせ追いつくと終了間際には左サイドのロングスローから相手ＦＰのこぼれ球を堀内颯人が詰めこれが決勝点となりＨｏｎｄａが逆転で連勝。武蔵野は連敗となりホーム４連戦を２勝２敗とした。

　流経大ドラゴンズ龍ケ崎とヴェルスパ大分は「龍ケ崎」で対戦。前半はスコアレス。後半は互いに７本ずつのシュートを放つ展開。流経大は５２分に高梨起生、５６分に原岡翼が決め（ＰＫ）、２点のリード。しかしＶ大分は５８分に左サイドからのパスに畠中佑樹が合わせ、６７分に直接ＦＫからのボールに中村真人が頭で合わせ追いつくと７５分には左からのクロスボールに井上翔太郎が頭で合わせ逆転。その後は流経大もチャンスを作るがＶ大分が体を張った守りでリードを守り開幕戦以来の勝利。

　７日はソニー仙台ＦＣとヴィアティン三重が「めぐみＢ」で対戦。前半１６分に三重は縦後方からの浮き球を寺尾俊祐が落ち着いて決め先制、しかし、ソニーは前半終了間際に左サイドからのクロスボールに内野裕太が頭で合わせ同点とし折り返す。後半は開始早々に三重が右ＣＫからのボールに野垣内俊が頭で合わせ再びリード。その後は互いにゴールなく終盤へ。９０分にソニーは左ＣＫからのボールに内野が繋いだボールを山﨑一帆が合わせ２－２の引き分けに持ち込んで首位をキープした。

　ＦＣ今治とＭＩＯびわこ滋賀は「夢スタ」で対戦。前半６分に滋賀は左サイドからのパスに中央のラインで繋ぎ嘉茂良悟がゴールまで落ち着いて決め先制、しかし今治も２２分に相手ボールをインターセプトし繋いだボールから上村岬がミドルシュートを決め１－１で折り返す。後半は今治が優位に攻めるも滋賀の堅い守りからゴールを決められず試合終了。１－１の引き分けで勝点１ずつを分け合った。

　ラインメール青森と奈良クラブは「青森陸」で対戦。前半７分に奈良は宇都木峻のミドルシュートで先制すると４５分には中央縦で繋いだボールを遊馬将也が決め２点リードで折り返す。後半も奈良の勢いは続き５８分に菅野哲也が遊間のＨＳから相手ＧＫが弾いたボールを詰め３点目。７８分には遊馬が宇津木のシュートから相手ＧＫが弾いたボールを詰め計４ゴールを決め今季初勝利。青森は前半シュートゼロで後半は１２本のシュートを放つも終了間際の浜田幸織の１点のみで今季初黒星となった。

　ＦＣマルヤス岡崎と鈴鹿アンリミテッドは「名古屋港」で対戦。前半は互いに決定的なチャンスが少なくスコアレスで折り返す。後半は７６分にマルヤスは寺尾憲祐が右サイドからドリブルで持ち込みゴール前にパス、それを城内龍也が決め先制。その後は鈴鹿の反撃を守備陣が体を張った守りで相手にゴールを許さず。虎の子の１点を守り切ったマルヤスがホーム戦連勝。鈴鹿は２試合連続ゴールなし。

　ホンダロックＳＣとＦＣ大阪は「宮崎市」で対戦。開始１分でＦＣ大阪はゴール前で繋いだボールから相手のこぼれ球を横野純貴が落ち着いて決め先制。しかしロックは１９分に安藤翼の直接ＦＫからのボールに玉城嵐士が合わせ１－１で折り返す。後半は強風の中で互いにシュート数も少なく決定的なチャンスも作れずゴールなしで試合終了。１－１の引き分けで勝点１ずつを分け合った。

　松江シティＦＣとテゲバジャーロ宮崎は「松江」で対戦。強風の中、前半は松江がシュート数で上回るも互いにチャンスに決めきれずスコアレスで折り返す。後半は強風の中で互いに３本ずつのシュートを放つが互いの守備陣の体を張った守りや両ゴールキーパーの好セーブ等もあり互いにゴールなく試合終了。スコアレスドローで勝点１ずつを分け合った。松江は今季２試合目の勝点も初勝利ならず。

　次節（第５節）は、４月１３日（土）に１試合、１４日（日）に７試合が開催される。