第5節 FC大阪 vs ラインメール青森(2019/4/14)より
第21回日本フットボールリーグの5節が4月13日(土)に1試合、14日(日)に7試合が開催された。第5節を終えソニーとFC大阪が勝点11で並び、今治とマルヤスが2差の9で続く。
13日はHonda FCとホンダロックSCが「都田」で対戦。前半11分にロックはロングボールから安藤翼が落ち着いて決め先制、1点リードで折り返す。前後半を通じて14本のシュートを放ったHondaだったがロックの体を張った守りの前にゴールならず。逆にロックは75分に中央の縦のラインでボールを繋ぎ佐々木翼が落ち着いて決めダメ押しとなる2点目を決め勝利。ロックはHondaに対し第16回セカンドステージ以来の勝利となった。昨年わずか1敗だったHondaは今季早くも2敗目。
14日はヴェルスパ大分とFCマルヤス岡崎が「昭和電サA」で対戦。前半は互いに3本ずつのシュートも決定打とはならずスコアレスで折り返す。後半はV大分が優位に進めマルヤスの倍のシュートを放つも決定機に決めきれず、逆にマルヤスは87分にゴール前の混戦から最後は寺尾憲祐が詰めこれが決勝点となりマルヤスが勝ち連勝。V大分は第2節以来の黒星で星が五分に戻った。
FC大阪とラインメール青森は「万博」で対戦。前半は青森がシュート4本でゴールゼロに対しシュート1本のFC大阪が22分に右からのクロスボールを川西誠が頭で決め先制、1点リードで折り返す。
後半は互いにシュート4本ずつも決め手で勝るFC大阪が73分に須ノ又諭が相手のクリアボールを詰め追加点。82分には距離のある右サイド直接FKからのボールに川西が頭で決めダメ押し。守っても相手にゴールを許さず3-0で快勝。青森は2試合連続の複数失点で連敗となった。
ソニー仙台FCと東京武蔵野シティFCは「ユアスタ」で対戦。前半18分にソニーは右サイドからのクロスボールを内野裕太が頭で決め先制、1点リードで折り返す、後半は47分に武蔵野はゴール前でドリブルから水谷侑暉が決め同点とするが、ソニーは60分には距離のある右サイド直接FKからのボールに内野が頭で決め再びリード。その後は武蔵野の猛攻を防ぎ2-1で勝ち首位をキープした。
MIOびわこ滋賀とヴィアティン三重は「東近江」で対戦。前半13分に三重は左CKからのボールに野垣内俊が頭で決め先制、1点リードで折り返す。前後半を通じてシュート数で上回る三重は77分に左サイドのスローインからボールを繋ぎ坂井将吾が決めると終了間際には左サイドから繋いだパスに最後は北野純也が決め3-0で勝利、滋賀は今季初の複数失点となりホームでは初黒星となった。
奈良クラブと流経大ドラゴンズ龍ケ崎は「ならでん」で対戦。雨の中、前半は互いにシュートが少なくスコアレスで折り返す。後半は奈良が再三に渡り決定的なチャンスを作るが流経大の体を張った守りの前にゴールならず。逆に流経大は相手のミスから岡﨑優希がボールを奪いこれをドリブルで持ち込み決め先制。その後は奈良の猛攻に耐えた流経大が1点のリードを守り今季2勝目。奈良は今季4敗目。
テゲバジャーロ宮崎とFC今治は「T宮崎」で対戦。前半はT宮崎が再三に渡り決定的なチャンスを作るが決めきれずスコアレスで折り返す。後半は雨が降る中、今治が優位に攻め、51分にPKのチャンスを得るとそれを有間潤が決め先制。67分にはゴール前相手のクリアミスのボールを上原拓郎が落ち着いて決め2点目。その後はT宮崎に決定的なチャンスを作らせず今治が勝ち今季2勝目。
鈴鹿アンリミテッドと松江シティFCは「AGF鈴鹿」で対戦。前半24分に鈴鹿は小野祐輔がPKを決め先制、1点リードで折り返す。後半は鈴鹿が60分に右からのパスに芦田成利が合わせ2点目。松江は83分に土井拓斗がドリブルで持ち込み決め1点を返すが終了間際に鈴鹿はカウンターからエフライン・リンタロウがドリブルで持ち込み決め3-1で勝ちホーム戦連勝。新入会対決を制し、昨年の全国地域SCLで敗れたリベンジを果たす。松江は開幕戦以来のゴールを決めるも敗れ3敗目で今季白星なし。
次週は天皇杯予選週間のためリーグ戦は休み。次節(第6節)は、4月27日(土)に4試合、28日(日)に4試合が開催される。
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