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第21回JFL 第7節「ヴェルスパ大分が3試合ぶりの勝利、FCマルヤス岡崎が4連勝で首位に!」


第7節 ヴェルスパ大分 vs 松江シティFC(2019/5/5)より

 第21回日本フットボールリーグの第7節が、5月4日(土・祝)に3試合、5日(日・祝)に4試合、6日(月・休)に1試合が開催された。無敗のFC大阪と今治が敗れ4連勝のマルヤスが首位に立った。

 4日は、Honda FCと流経大ドラゴンズ龍ケ崎が「都田」で対戦。前半7分にHondaは左サイドからのパスからゴール前で繋いだボールを富田湧也が合わせ先制。このゴールがJFLとして令和最初のゴールとなった。Hondaは29分に大町将梧がフリーキックを直接決め2点リードで折り返す。後半は12本のシュートを放ったHondaは74分にゴール前で繋いだボールを鈴木雄也が決め、守っても流経大のシュートを前後半で1本に抑え無失点で3-0の勝利。流経大は今季2度目の連敗となった。

 FC大阪と奈良クラブは「ヤンマースタ」で対戦。前半はシュート数で上回る奈良が44分に左サイドのパスから相手のこぼれ球を山田晃平が落ち着いて決め先制し、1点リードで折り返す。後半はFC大阪が猛反撃を見せ奈良ゴールに再三迫るが、奈良の守備陣が体を張った守りで最後までゴールを許さず試合終了。奈良が第4節以来の勝利で今季2勝目。FC大阪は今季初黒星となった。

 ソニー仙台FCとラインメール青森は「ユアスタ」で対戦。前半9分にソニーはロングボールから内野裕太がゴール前で落ちついて決め先制。しかし前半シュート数で上回る青森は35分に左サイドからのパスに萬代宏樹が決め1-1で折り返す。後半もシュート数では青森が上回るが決定機に決めきれず、逆にソニーは72分に右サイドの攻撃からゴール前で相手GKが弾いたボールを杉田真彦が詰め再び1点のリード。その後は青森の反撃を抑え2-1で勝利。敗れた青森はこれで4連敗となった。

 5日は、ヴェルスパ大分と松江シティFCが「昭和電サA」で対戦。前半30分にV大分は相手ボールをインターセプトし繋いだボールを長谷川覚之が決め先制。1点リードで折り返す。後半は59分にV大分が左サイドからのクロスボールに井上翔太郎が頭で合わせ2点のリード。終盤に松江は90分に左サイドからのパスを宮内寛斗が決め1点を返すがあと一歩及ばすV大分が2-1で3試合ぶりの勝利。

 テゲバジャーロ宮崎と東京武蔵野シティFCは「宮崎市」で対戦。武蔵野は前半11分と43分に後藤準弥が決め2点リードで折り返す。後半は前後半を通じてシュート数で上回るT宮崎が56分に右コーナーキックからのボールに水永翔馬が頭で決め、60分には藤岡浩介がペナルティーキックを決め、65分には徳永裕大が相手GKのこぼれ球を落ち着いて決め3-2で逆転。しかし武蔵野は71分に相手のオウンゴールで追いつくと、終了間際に石原幸治が右サイドからのドリブルで持ち込んだボールを鈴木裕也が決め武蔵野が勝利。

 FCマルヤス岡崎とFC今治は「名古屋港」で対戦。前半はスコアレス。後半は59分にマルヤスは船谷圭祐が放ったシュートの相手GKのこぼれ球を寺尾憲祐が詰め先制。しかし今治は86分に左コーナーキックからのボールを飯泉涼矢が頭で決め同点。そして90+2分にマルヤスは右サイドのパスからゴール前で繋いだボールを岡部拓実が決め2-1で勝ち4連勝、JFL入会6年目で初の首位に立った。

 鈴鹿アンリミテッドとヴィアティン三重は「AGF鈴鹿」で対戦。前半シュート数で上回る鈴鹿が6分に左サイドの浮き球から相手選手のこぼれ球を遠藤純輝が詰め先制。しかし三重は43分に右コーナーキックからゴール前で相手選手のこぼれ球を塩谷仁が詰め1-1とし、前半を折り返す。後半は三重が59分にゴール前の浮き球から相手のこぼれ球を塩谷が詰め逆転。その後は互いにゴールなく三重が同県対決を制す。

 6日は、MIOびわこ滋賀とホンダロックSCが「東近江」で対戦。ロックは前半19分に右サイドから田宮碧人が決め先制し1点リードで折り返す。ロックは後半にも70分に安藤翼がペナルティーキックを決め、終了間際には連続でのシュートから最後はポスト返りを大山直哉が決め計3ゴールで勝ち3連勝。滋賀はシュート数ではロックを上回ったが決定機に決めきれず3試合連続の完封負けとなった。

 次週は天皇杯予選週間のためリーグ戦は休み。
 次節(第8節)は、5月18日(土)に1試合、19日(日)に7試合が開催される。