天皇杯1回戦ホンダロックSC-FC徳島(2019/5/25)より
天皇杯 JFA 第99回全日本サッカー選手権大会の1回戦が5月25日(土)と26日(日)に開催された。JFLからは8チーム出場。4チームが勝利し7月3日開催の2回戦へ駒を進めた。
■1回戦の結果
※【 】はマッチナンバー、得点時間後ろの( )数字は背番号
◎5月25日(土)
【2】13:00 延岡市西階総合運動公園陸上競技場(延岡西階)
ホンダロックSC(宮崎県) 5-1(前半3-0) FC徳島(徳島県)
ロック得点:8分(7)吉村康平、21分(9)米良知記、45+2分(6)坂本翔、48分(9)米良知記、88分(13)當瀬 泰祐
失点:67分
ホンダロックSCは、四国社会人リーグのFC徳島と対戦。前半から優位に進めるロックは8分に距離のある左サイドからシュートのバーの跳ね返りを、吉村康平が詰め先制。21分には直接フリーキックからのポスト返りを米良知記が詰め、前半終了間際にはゴール前で相手のクリアボールを坂本翔が詰め、3点リードでおり返す。後半も優位に攻めるロックは48分に縦のラインで繋いだボールを米良が決めこの日2点目を挙げる。67分には右コーナーキックから繋がれ最後はクリアボールを相手に詰められ1点を返されるが、88分に左サイドのパスからゴール前で繋いだボールを當瀬泰祐が詰めダメ押し。ロックは5-1と力の違いを見せ完勝。2回戦に駒を進めた。
【6】13:00 島根県立サッカー場(島根サ)
松江シティFC(島根県) 2-2(前半2-1 後半0-1 延前0-0 延後0-0 PK2-4) カマタマーレ讃岐(香川県・J3)
松江得点:8分(8)佐藤啓志郎、28分(14)中井栞吏
失点:13分、73分
松江シティFCは、J3のカマタマーレ讃岐と対戦。前半シュート数で上回る松江は8分に右サイドからのパスをゴール前で佐藤啓志郎が決め先制。13分に讃岐に右サイドから決められ同点とされるが、松江は28分に左サイドから繋いだボールをゴール前で中井栞吏が落ち着いて決め2-1と1点のリードで前半を折り返す。後半はシュート数で互角も73分に讃岐の縦のパスから赤星雄祐に決められ2-2の同点とされ、その後は互いにゴールなく延長へ。延長はやや讃岐優位の展開も互いに決定機に決めきれず延長30分でも決着がつかずPK方式での決着へ。讃岐が4人まで全員決めたのに対し、松江は3人目と4人目が外し試合終了。松江はあと一歩のところでジャイアントキリングならず。
【7】13:00 テクノポート福井スタジアム(福井テクノ)
福井ユナイテッドFC(福井県) 2-4(前半2-0) Honda FC(静岡県)
Honda得点:58分(24)佐々木俊輝、69分(10)古橋達弥、84分(24)佐々木俊輝、90+2分(26)遠野大弥
失点:4分、37分
Honda FCは、北信越社会人リーグの福井ユナイテッドFCと対戦。前半は福井優位の展開で4分には相手のインターセプトから持ち込まれ先制されると、37分には右コーナーキックからゴール前で繋がれ失点。Hondaは前半を2点ビハインドで折り返す。後半、Hondaは流れを変えるべく56分に古橋達弥と遠野大弥を投入。その後58分に右サイドからのパスにゴール前で佐々木俊輝が落ち着いて決め1点を返すと、69分にはペナルティーキックから相手GKのこぼれ球を古橋達弥が詰め同点。84分には佐々木俊輝がゴール前で落ち着いて決め逆転すると、終了間際には左サイドからのパスに遠野大弥が落ち着いて決めHondaは後半の4ゴールで逆転勝利。地域リーグチーム相手に苦戦するも勝利し2回戦に駒を進めた。
【23】13:00 東近江市布引運動公園陸上競技場【布引グリーンスタジアム】(東近江)
MIOびわこ滋賀(滋賀県) 0-2(前半0-0) FC大阪(大阪府)
FC大阪得点:77分(11)川西誠、86分(14)須ノ又諭
MIOびわこ滋賀とFC大阪の、JFL勢同士が対戦。気温33℃を超える猛暑の中で、前半は滋賀が優位の展開でシュート数では上回るも決定機に決めきれず、スコアレスで折り返す。後半は互いにシュート数は少ないものの決定力で勝るFC大阪が77分に左サイドから直接フリーキックからのボールを、川西誠が頭で合わせ先制。86分には左サイドからのクロスボールを中央で相手のクリアボールから繋ぎ、最後は須ノ又諭が詰めダメ押し。少ないチャンスをものにしたFC大阪が2ゴール失点ゼロで勝利し、2回戦に駒を進めた。
◎5月26日(日)
【8】13:00 三重交通Gスポーツの杜鈴鹿サッカー・ラグビー場メイングラウンド(三重鈴鹿)
ヴィアティン三重(三重県) 3-2(前半2-1 後半0-1 延前1-0 延後0-0) 関西学院大学(兵庫県)
三重得点:10分(6)坂井将吾、23分(23)西村仁志、92分(18)塩谷仁
失点:4分、64分
ヴィアティン三重は関西学生リーグの関西学院大学と対戦。開始4分で関西学院大学がドリブルからのミドルシュートで先制するが、三重は10分に右サイドから坂井将吾がドリブルで持ち込み決めると、23分には相手ゴール前で繋いだボールを西村仁志が決め2-1と逆転し、前半を折り返す。後半はシュート数で上回る関西学院大が64分にコールキーパーのこぼれ球を詰め、三重は同点とされ、その後は互いに得点なく90分を終え2-2となり延長戦へ。延長前半の92分に三重は左サイドからのクロスボールをゴール前で繋ぎ塩谷仁が頭で決め勝ち越し。その後は延長後半も含め関西学院大の攻撃を防ぎ三重が3-2で勝利し2回戦へ駒を進めた。
【20】13:00 ならでんフィールド(ならでん)
奈良クラブ(奈良県) 1-2(前半0-2) 立命館大学(京都府)
奈良得点:84分(26)島田拓海
失点:17分、45+2分
奈良クラブは関西学生リーグの立命館大学と対戦。前半はシュート数で上回る立命館大が17分に左サイドを起点に攻め先制、前半終了間際にも左サイドのクロスボールに合わせ立命館大が追加点。奈良は前半2点ビハインドで折り返す。後半は、立命館大が前半終了間際に退場者を出し10人のプレーでシュートゼロに対し数位的優位の奈良は10本のシュートを放ち優位の展開。しかし守りを固める立命館大になかなかゴールを決められなかったが、84分に縦のラインで繋ぎ島田拓海が決め1点を返すが、あと1点が遠く1-2で敗れた。
【20】13:00 えがお健康スタジアム(えがおS)
ロアッソ熊本(熊本県・J3) 2-0(前半0-0) ヴェルスパ大分(大分県)
失点:57分、76分
ヴェルスパ大分はJ3のロアッソ熊本と対戦。前半から熊本に優位に攻められるも、V大分は守りを固め決定的なチャンスを作らせず、前半をスコアレスで折り返す。後半は、57分に熊本の高瀬優孝に左サイドからドリブルで持ち込み決められ先制されると、76分に左コーナーキックからゴール前のこぼれ球を詰められV大分は2点を追う展開に。後半は5本のシュートを放ったV大分が熊本の堅い守りを崩せず0-2で敗れた。
■JFL4チーム、天皇杯2回戦対戦カード
※【 】は、マッチナンバー
◎7月3日(水)
【27】19:00 ヤマハスタジアム(ヤマハ)
ジュビロ磐田(J1) ― ホンダロックSC(宮崎県)
【33】19:00 札幌厚別公園競技場(札幌厚別)
北海道コンサドーレ札幌(J1) ― Honda FC(静岡県)
【35】19:00 Shonan BMW スタジアム平塚(BMWス)
湘南ベルマーレ(J1) ― ヴィアティン三重(三重県)
【55】19:00 ユアテックスタジアム仙台(ユアスタ)
ベガルタ仙台(J1) ― FC大阪(大阪府)
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