第10節 奈良ク vs 滋賀(2019/6/8)より
第21回日本フットボールリーグの第10節が6月8日(土)に4試合、9日(日)に4試合が開催された。シーズンも今節で1/3が終了し、首位のソニーと2位のHondaが共に勝ち次節は首位決戦に望む。連勝の今治が4位に浮上し、奈良は今季ホームで初勝利となった。
8日はHonda FCとヴェルスパ大分が「都田」で対戦。前半5分にHondaは児玉怜音、清水航輔と繋ぎゴール前で富田湧也が落ち着いて決め先制、その後もHondaは攻めるも追加点ならず1-0で折り返す。後半はV大分もCKやカウンター等から仕掛けるが決定的なチャンスは少なくHondaも追加点を狙ったがV大分のか堅い守りの前にゴールなし。Hondaが1-0で勝ち5連勝。
FC大阪とソニー仙台FCは「J-G堺メイン」で対戦。ソニーは前半21分に左CKから2度目の相手クリアアボールを三浦祐希がミドルシュートを決め先制、1点リードで折り返す。後半は52分にFC大阪が退場者を出すと数的優位に立つソニーが76分に相手のクリアボールが秋元佑太の前にこぼれそれを秋本が冷静に決め2点目。90分には田中龍志郎がFKを直接決め計3ゴールで勝ち4連勝とし首位をキープ。FC大阪もセットプレーのチャンスを作るが生かせずゴール無しで4連敗となった。
奈良クラブとMIOびわこ滋賀は「ならでん」で対戦。前半は互いに3本ずつのシュートもゴールネットを揺らすことなくスコアレスで折り返す。後半は74分に奈良はゴール前にクロスを入れ相手GKが一度弾いた浮き玉に加藤徹也がダイビングヘッドで合わせ先制。滋賀はシュート数では上回るも再三のCKのチャンスを生かせずゴール無し。1点を守り切った奈良が今季ホームで初勝利を飾った。
ラインメール青森と鈴鹿アンリミテッドは「青森陸」で対戦。鈴鹿は前半13分に芦田成利が左サイドからドリブルで持ち込み決め先制し1点リードで折り返す。後半は48分に鈴鹿は小西洋平の右サイドからのクロスを青森の選手にあたりオウンゴールとなり追加点。57分には遠藤純輝がドリブルで持ち込み決め3点目。青森は77分に左CKから繋ぎ相手のこぼれ球を西山大雅が詰め1点を返すがその後のチャンスはゴールに結びつくことが出来ず鈴鹿が2点差で勝ち5試合ぶりの勝利となった。
9日は東京武蔵野シティFCと松江シティFCが「武蔵野」で対戦。前半36分に武蔵野は右サイドのスローインからゴール前で繋いだボールを水谷侑暉が決め先制、1点リードで折り返す。後半は松江が51分にPKを磯江太勢が決め同点。その後シュート数で上回る松江は逆転を狙って攻めるも決定機に決めきれず。武蔵野もチャンスに決められず1-1の引き分けで勝点1ずつを分け合った。
ヴィアティン三重とFC今治は「東員町」で対戦。前半29分に今治は右サイドからのパスにゴール前で有間潤が合わせ先制、しかし三重も34分位に左サイドのパスから中央で繋いだボールを寺尾俊祐が決め同点とし前半を折り返す。後半は試合を通じてシュート数で上回る今治が79分にカウンターで自陣から有間がドリブルで持ち込み決めこれが決勝点となり今治が連勝。三重は4試合ぶりの黒星。
ホンダロックSCとFCマルヤス岡崎は「宮崎小林」で対戦。マルヤスは前半36分に平井将生がPKを決め先制、44分には左サイドのスローインから繋いだボールを寺尾憲祐が決め2点リードで折り返す。後半は76分にロックが左CKからのボールに大山直哉が頭で合わせ1点を返すと79分に安藤翼がPKを決め2-2の同点。その後は互いに決められず引き分けで勝点1ずつを分け合った。
流経大ドラゴンズ龍ケ崎とテゲバジャーロ宮崎は「龍ケ崎」で対戦。T宮崎は前半2分に左CKからゴール前相手のこぼれ球を水永翔馬が詰め先制。その後25分に藤岡浩介、27分に奥田裕貴と続けて決め3点をリード。流経大は38分にゴール前連続シュートから最後は岡﨑優希が決め1点を返すが44分にT宮崎は右サイドのクロスから相手のクリアボールを徳永裕大が決め3点リードで折り返す。後半は優位に攻める流経大が70分に岡崎が決め1点を返すがあと追いつくことが出来ずT宮崎の勝利。
次節(第11節)は、6月15日(土)に2試合、16日(日)に6試合が開催される。
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