第12節 流経大ドラゴンズ龍ケ崎 vs FCマルヤス岡崎(2019/6/22)より
第21回日本フットボールリーグの第12節が6月22日(土)に4試合、23日(日)に4試合が開催された。松江がJFL入会後初勝利を飾り、前節で連敗を止めた流経大は第5節以来となる7試合ぶりの勝利、今節で7連勝のHondaは2位に勝点4差に広げ、今治は3位に浮上した。
22日はソニー仙台FCとヴェルスパ大分が「めぐみB」で対戦。前半3分にV大分は自陣からロングボールからゴール前で繋いだボールを瓜生昂勢が決め先制。しかしソニーも19分に左サイドからのクロスボールに内野裕太が頭で合わせ同点とし前半は1-1で折り返す。後半は逆転を狙って優位に攻めるソニーだったが再三の決定機に決めることが出来ず試合終了。1-1で勝点1ずつを分け合った。
Honda FCとMIOびわこ滋賀は「都田」で対戦。前半16分に滋賀はゴール前で相手ボールをインターセプトした坂本一輝が落ち着いて決め先制。しかしHondaは35分に古橋達弥がPKを決め1-1の同点とし前半を折り返す。後半は優位に攻めるHondaが70分に左CKからのボールを池松大騎が頭で合わせ逆転、そして78分にはゴール前で繋いだボールを最後は松本和樹が決めダメ押しとなり3-1で勝ち7連勝とした。先制し今季初の連勝を狙った滋賀は今季3度目の3失点で黒星。
ラインメール青森と松江シティFCは「青森陸」で対戦。前半はスコアレスで折り返す。後半は松江が50分に右CKからのボールを西村光司が頭で合わせ先制。青森は86分に右からのクロスボールから相手GKのこぼれ球を繋ぎ田中康平が詰め同点とする。しかし89分に松江は佐藤啓志郎がFKを直接決めこれが決勝点となり松江がJFL入会後初勝利を飾った。青森はこれで4試合勝利ならず。
流経大ドラゴンズ龍ケ崎とFCマルヤス岡崎は「龍ケ崎」で対戦。時折雨が降る中、前半はシュート数でマルヤスがゼロに対し優位に攻める流経大が26分にゴール前で連続シュートから最後は相手のこぼれ球を原岡翼が詰め先制、1点リードで折り返す。後半はマルヤスがシュート数で上回るも流経大の体を張った守りの前にゴールならず。虎の子の1点を守り切った流経大が1-0で7試合ぶりの勝利。
23日はFC大阪とテゲバジャーロ宮崎が「万博」で対戦。前半は互いに決定的なチャンスが少なくスコアレスで折り返す。後半は互いに徐々にチャンスが増えシュートを放つも決めることが出来ず終盤へ。そしてT宮崎は82分に左サイドの直接FKからのボールにゴール前で橋口拓哉が頭で合わせ先制。その後はFC大阪の反撃を抑えT宮崎が勝ち3連勝となった。敗れたFC大阪は6連敗となった。
ホンダロックSCとFC今治は「宮崎市」で対戦。前半18分にロックは相手ボールを奪った安藤翼がドリブルで持ち込み決め先制。今治は33分に左からのクロスボールを桑島良汰が頭で合わせ同点とすると45分には有間潤がミドルシュート決め逆転し1点リードで折り返す。後半開始早々に今治は左からのクロスボールに内村圭宏が頭で合わせ2点差に。その後は優位に攻めるロックが82分に左CKから相手GKのクリアボールを古垣秀晃が詰め1点を返すがあと一歩及ばず、今治が勝ち3位に浮上。
東京武蔵野シティFCとヴィアティン三重は「武蔵野」で対戦。前半は攻守の切り替えの速い展開から互いにチャンスを作るが決定機に決めきれずスコアレスで折り返す。後半は互いにシュート5本ずつとほぼ互角の展開で前半同様にチャンスを作るが決定機に決めきれず。また互いに攻守も目立った試合は最後までゴールなく試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。
奈良クラブと鈴鹿アンリミテッドは「ならでん」で対戦。前半は奈良がやや優位の展開でチャンスを作るもチャンスに決めきれずスコアレスで折り返す。後半は攻守の切り替えの速い展開で互いにゴール前まで攻めるが、互いに守備が堅く体を張った守りでゴールを決めさせず終盤へ。共に終了前にはビッグチャンスを得るが決めきれずスコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。
次節(第13節)は、6月29日(土)に全8試合が開催される。
Copyright © JAPAN FOOTBALL LEAGUE. All Rights Reserved.