第17節 MIOびわこ滋賀 vs FCマルヤス岡崎(2019/7/28)より
第21回日本フットボールリーグの第17節は7月27日(土)に6試合、28日(日)に2試合が開催された。
注目の首位決戦(Honda-今治)は台風6号の影響により中止となった。
27日はテゲバジャーロ宮崎と鈴鹿アンリミテッドが「延岡西階」で対戦。猛暑の中で行われた試合は前半24分に鈴鹿が右からのクロスボールをゴール前で遠藤純輝が落ち着いて決め先制。T宮崎は前半終了間際に左からのクロスボールを水永翔馬が頭で決め1-1で折り返す。後半は攻守の切り替えの早い展開から互いに決定機を作るも決めきれず終盤へ。このまま引き分けかと思われた90+4分にT宮崎は、左サイドからのクロスボールに米澤康太が頭で決めこれが決勝点となりT宮崎の逆転勝利。
FC大阪とヴィアティン三重は「服部陸」で対戦。台風が去ったあとでの大変蒸し暑い状況の中、全から優位に攻めたのはFC大阪。7本のシュートを放つも相手守備の攻守もあり無得点。前半はスコアレスで折り返す。後半は攻守の切り替えの早い展開から互いにチャンスを作るも決定機に決めきれずこのまま試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。FC大阪は4試合連続無失点。
ソニー仙台FCと松江シティFCは「ユアスタ」で対戦。ソニーは前半29分に右CKからゴール前相手クリアボールを繋ぎ最後は藤原元輝が落ち着いて決め先制、39分には左CKからのボールを内野裕太が頭で決め2-0で折り返す。後半はソニーが退場者を出すと数位的優位に立つ松江が59分にゴール前相手クリアボールから繋いだボールを中井栞吏が決め、75分には右CKからゴール前相手のクリアボールを宮内寛斗が決め2-2の同点に追いつく。その後は互いにゴールなく引き分けとなった。
奈良クラブと東京武蔵野シティFCは「ならでん」で対戦。台風の影響から大雨でピッチに水たまりができるなか、奈良は前半7分に左からのクロスボールを山田晃平が右足のアウトサイドで合わせ先制。その後はボールが転がらないピッチ上で互いにロングボールを多用するも決定機に持っていけずならファ1点リードで折り返す。後半は雨が上がるもピッチコンディションは変わらずそれでも89分に武蔵野は左サイドの直接FKからのボールを田口光樹が頭で決め1-1の引き分けに持ち込んだ。
流経大ドラゴンズ龍ケ崎とホンダロックSCは「龍ケ崎」で対戦。前半は互いにシュート数で3本ずつも決定機に決めきれずスコアレスで折り返す。後半は76分に流経大は左サイドから冨永和輝がドリブルで駆け上がりゴール前にパス、それを岡崎優希が落ち着いて決め先制。後半は得意のセットプレーのチャンスが少ないロックに対し、流経大は後半だけでCK7本とチャンスを掴むが追加点ならず。そして終了間際にロックは中央で繋いだボールを吉村康平が決め1-1の引き分けに持ち込んだ。
28日はラインメール青森とヴェルスパ大分が「青森陸」で対戦。前半は互いに6本ずつのシュートを放つも相手の攻守もありゴールなくスコアレスで折り返す。後半は青森が73分に根本圭輔が左サイドからドリブルでゴール前に持ち込み決め先制。V大分も同点にするべく前がかりに攻め、青森ゴールを脅かすも青森の守備陣が体を張った守りでゴールを許さず。逆に青森は終了間際にカウンターから萬代宏樹がドリブルで持ち込み決めダメ押し。青森が2-0で勝ち今季ホームで2勝目となった。
MIOびわこ滋賀とFCマルヤス岡崎は「東近江」で対戦。前半はマルヤスがシュート数で上回るも決定機に決めることが出来ず。逆に滋賀は37分にPKのチャンスを得るとこれを坂本一輝が決め先制、滋賀が1-0で折り返す。後半はシュート数では滋賀が上回るが決定機に決めきれず。マルヤスは後半に6本のCKのチャンスを得るが、滋賀の固い守りの前にゴールに結び付けずこのまま試合終了。滋賀が虎の子の1点を守りきり勝利。滋賀は今季7勝の内、6勝が1-0。マルヤスは10試合勝利なし。
今節を終え、8月はミニ国体開催等もあり約1ヶ月の中断期間を経て、次節(第18節)は、8月24日(土)に2試合、25日(日)に6試合が開催される。
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