第20節 FC今治 vs ヴィアティン三重(2019/9/8)より
第21回日本フットボールリーグの第20節は9月7日(土)に3試合、8日(日)に5試合が開催され、首位のHondaが引き分け、2位の今治が勝ち再び勝点差が5に縮まった。
7日はFCマルヤス岡崎とホンダロックSCが「豊橋」で対戦。開始早々にロックが決定的なチャンスを作るもシュートがバーに当たりゴールなし。その後は互いにチャンスを作るもゴールなくスコアレスで折り返す。後半は風上に立つマルヤスがやや優位に攻めるも決定機に決めきれず。ロックはチャンスを作るもシュートゼロ。そして互いにゴールなく、スコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。
ソニー仙台FCとFC大阪は「ユアスタ」で対戦。前半からソニーが優位に攻め17分に中央縦の浮き球から丹代爽弥が決め先制、23分にはゴール前で繋いだボールを杉田真彦が決め、33分には右サイドのカウンターから藤原元輝がドリブルで持ち込んだボールを丹代が決め3-0で折り返す。後半もソニーが優位に攻めるも追加点なし。しかし安定した守備で相手に決定的なチャンスを作らせず3-0で勝利。FC大阪はこの日はシュートが3本と少なくゴールなしで敗れ3連敗となった。
ヴェルスパ大分とHonda FCは「昭和電サA」で対戦。前半18分にHondaは右サイドからのクロスボールからシュートのポスト返りを富田湧也が詰め先制。V大分は31分に左サイドのロングボールからゴール前で繋ぎ相手のクリアボールを利根瑠偉が頭で決め、38分には左サイドから前田央樹がドリブルで持ち込み決め逆転。しかしHondaは42分に左サイドのFKからゴール前で鈴木雄也が合わせ2-2の同点で折り返す。後半は互いにゴールなく引き分けで勝点1ずつを分け合った。
8日は鈴鹿アンリミテッドとラインメール青森が「AGF鈴鹿」で対戦。猛暑の中、前半は18分に鈴鹿が左からのクロスボールを遠藤純輝が直接合わせ先制し1-0で折り返す。後半は風上に立つ青森が58分に萬代宏樹が相手FPのこぼれ球を詰め同点にすると87分には左からのクロスボールに田中康平が頭で合わせこれが決勝点となり青森が逆転勝利。敗れた鈴鹿はこれで4連敗となった。
MIOびわこ滋賀と奈良クラブは「甲賀」で対戦。前半38分に奈良は向慎一がPKを決め先制。前半終了間際には左からのクロスボールに金弘淵が頭で合わせ、2点リードで折り返す。前後半共にシュート数では上回ったが奈良の守備陣の体を張った守りの前に決定機に決めきれず。逆に奈良は51分にゴール前で相手FPのこぼれ球を山本宗太朗が詰め計3ゴールで今季初の連勝。滋賀は3試合勝利なし。
テゲバジャーロ宮崎と流経大ドラゴンズ龍ケ崎は「宮崎市」で対戦。T宮崎は前半9分に右CKからのボールに水永翔馬が頭で合わせ先制、16分にはサミュエルがドリブルで持ち込み決め2点目。流経大は35分に高梨起生が決め1点を返し折り返す。後半は流経大が67分に左サイドの攻撃からゴール前で原岡翼が詰め追いつくと終了間際に右サイドから近藤高虎がドリブルで持ち込み決め逆転勝利。
松江シティFCと東京武蔵野シティFCは「出雲」で対戦。前半終了間際に武蔵野は右CKからのボールを寺島はるひが頭で決め先制し1点リードで折り返す。後半は61分に松江が右CKからのボールに宮内寛斗が合わせ1-1の同点とする。その後は攻守の切り替えの速い展開で共にチャンスを作るが決定機に決めきれずこのまま試合終了。1-1の引き分けで勝点1ずつを分け合った。
FC今治とヴィアティン三重は「夢スタ」で対戦。前半9分に今治は山田貴文のスルーパスから内村圭宏が相手GKとの1対1で落ち着いて決め先制、今治が1点リードで折り返す。後半は今治が70分に駒野友一の右からのクロスボールに桑島良汰が頭で合わせ2点目。三重もチャンスを作るが今治の攻守もありゴールなし。試合はこのまま終了し今治が2-0で4試合ぶりの勝利となった。
次節(第21節)は、9月14日(日)に4試合、15日(日)に3試合、16日(月・祝)に1試合が開催される。
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