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第21回JFL 第25節「ヴェルスパ大分が4ゴールを決め九州対決を制す!」


第25節 ヴェルスパ大分 vs ホンダロックSC(2019/10/27)より

 第21回日本フットボールリーグの第25節は10月26日(土)に1試合、27日(日)に7試合が開催された、今節の結果、次節で首位のHonda勝利し、2位のソニーが引き分け以下の場合、Hondaの第21回JFLの優勝が決定する。

 26日は、Honda FCとFCマルヤス岡崎が「都田」で対戦。マルヤスは前半9分に右コーナーキックからゴール前で繋いだボールを平井将生が頭で決め先制。しかしHondaは左コーナーキックからのボールを松本和樹がシュート、それが佐々木俊輝に当たってコースが変わりゴールへ。これで同点とし1-1で折り返す。後半に入りHondaは73分に中央で繋いだボールから大町将梧が放ったシュートの相手ゴールキーパーのこぼれ球を原田開が詰め、これが決勝点となりHondaの勝利。

 27日は、FC大阪と松江シティFCが「服部陸」で対戦。前半はFC大阪が優位な展開も、守りも固める松江の前に決定的なシュートを放つことができず、スコアレスで折り返す。後半もFC大阪優位の展開もゴールなし。松江も終盤にチャンスを作るも決めきれず。そして終了間際にFC大阪は塚田 卓のヘディングシュートがクロスバーに当たり、その跳ね返りを江郷下奨が倒れながら頭で決め、これが決勝点となりFC大阪が連勝。

 ソニー仙台FCと鈴鹿アンリミテッドが「めぐみB」で対戦。前半14分にソニーは左コーナーキックからのボールに杉田真彦が頭で決め先制。杉田は23分にもゴールを決めると、29分には左からのクロスに鈴木翔大が合わせ3点目。鈴鹿は31分も左コーナーキックから繋いだボールをキローラン木鈴が決め1点を返し、ソニーが3-1で折り返す。後半は59分に鈴鹿の海口彦太、73分にソニーの吉森恭兵、76分に鈴鹿のエフライン・リンタロウ、84分に三浦祐希と両チームが互いに2ゴールずつを追加し、ソニーが5-3で勝利。

 MIOびわこ滋賀とテゲバジャーロは「東近江」で対戦。前半から優位に攻め多くのチャンスを作ったのはアウェイのT宮崎だったが、滋賀の堅い守備の前にゴールならず。スコアレスで折り返す。後半もシュート数で圧倒するT宮崎だったが決定機に決めきれず。逆に滋賀は89分にゴール前でシュートのこぼれ球から繋ぎ、相手ゴールキーパーのこぼれ球を神田瑛士郎が詰め、これが決勝点となり滋賀が勝利。

 奈良クラブとFC今治は「奈良橿原」で対戦。奈良は前半38分に中央で繋いだボールに菅野哲也が合わせ先制。しかし今治は44分に楠美圭史が放ったシュートから相手ゴールキーパーのこぼれ球を桑島良汰が詰め1-1の同点とし折り返す。後半は攻守の切り替えが多い展開もシュート数で奈良が2本、今治が1本と少なく互いに追加点なし。試合はこのまま終了し引き分けで勝点1ずつを分け合った。

 ヴェルスパ大分とホンダロックSCは「昭和電サA」で対戦。V大分は前半19分に中村真人がペナルティーキックを決め先制し、1点リードで折り返す。後半はV大分が50分に中村真人が頭で決め、55分には中野匠が右サイドからドリブルで持ち込み決め、59分には左サイドからゴール前で繋いだボールに本多琢人が合わせ計4ゴールで勝利。1週間で3試合をこなす過密スケジュールの中、ロックは後半シュート数で上回るも81分に直接フリーキックからのボールに安藤翼が合わせて決めた1点にとどまり、連敗となった。

 ラインメール青森と東京武蔵野シティFCは「青森陸」で対戦。前半はホームの青森が優位に攻めるが武蔵野の堅い守りを崩せず、スコアレスで折り返す。後半は47分に武蔵野が左サイドから駆け上がりゴール前で繋いだボールを池田直樹が詰め先制。その後は攻守の切り替えの速い展開から相手ゴールに迫るも、互いに決定的に決めきれずこのまま試合終了。武蔵野が1点のリードを守りきり3連勝。

 流経大ドラゴンズ龍ケ崎とヴィアティン三重は「龍ケ崎」で対戦。三重は前半17分に北野純也が後方からの浮き球を落ち着いて決め先制し1点リードで折り返す。後半は三重が61分に塩谷仁がバーの跳ね返りを詰め2点目。その後は寺尾俊祐が65分、75分、87分と立て続けに決めハットリック達成で三重は計5ゴールで、守っても流経大大にゴールを許さず快勝。流経大は最後までゴールが遠く連敗。

 次節となる第26節は、11月2日(土)に1試合、3日(日・祝)に7試合が開催される。