第26節 松江シティFC vs 奈良クラブ(2019/11/3)より
第21回日本フットボールリーグの第26節は11月2日(土)に1試合、3日(日)に7試合が開催された。今節は首位のHondaが敗れ、2位のソニーが勝利したため、Hondaの優勝は次節以降に持越しとなった。再び次節で首位のHonda勝利し、2位のソニーが引き分け以下の場合、Hondaの第21回JFLの優勝が決定する。また今治は、次節で勝利し、5位のホンダロックと6位の三重の両チームがが引き分け以下の場合、今季4位以内確定となる。
2日は、東京武蔵野シティFCとホンダロックSCが「武蔵野」で対戦。前半はロックが優位の展開も決定打は少なくスコアレスで折り返す。後半は58分にロックがゴールキーパーのロングフィードから安藤翼が落ち着いて決め先制。その後は武蔵野が再三チャンスを作りシュートを放つも、多くが相手ゴールキーパーの正面。それでも武蔵野は90分に金井洵樹が右サイドからフリーキックを直接決め1-1の引き分けに持ち込んだ。
3日は、ヴィアティン三重とラインメール青森が「東員町」で対戦。前半5分に青森が直接フリーキックからのボールに、萬代宏樹が頭で合わせ先制。三重は16分に塩谷仁が相手ボールをインターセプトし持ち込んで決めると、37分に北野純也がペナルティキックを決め逆転。後半に入り青森は53分に右サイドからのクロスに野田紘史が決め追いつくが、88分に三重の古川大悟が直接フリーキックからのボールに頭で合わせ3-2で勝利。
FC今治と流経大ドラゴンズ龍ケ崎が「夢スタ」で対戦。今治は前半5分に玉城峻吾が相手GKこぼれ球から繋いだボールを決め先制。22分には右コーナーキックから繋いだボールを内村圭宏が頭で決め、24分位にはゴール前で繋いだボールを上原拓郎が決め、3-0で折り返す。今治は後半にも60分に飯泉涼矢、68分には原田亘が決め、計5ゴールで快勝。流経大はチャンスを作るがゴールなく敗れ16位へ後退。
ヴェルスパ大分とMIOびわこ滋賀は「昭和電サA」で対戦。前半は互いにチャンスが少なくスコアレスで折り返す。後半は12本のシュートを放ったV大分が67分に左コーナーキックからのボールに福元考佑が合わせ先制。後半7本のシュートを放った滋賀は79分に左からのクロスボールに坂本一輝が右足で合わせ同点。その後は互いにチャンスを作るも決めきれず1-1の引き分けで勝点1ずつを分け合った。
テゲバジャーロ宮崎とソニー仙台FCは「宮崎県」で対戦。前半から優位に攻めるソニーは42分に右サイドからのクロスボールに杉田真彦が頭で合わせ先制。1点リードで折り返す。後半もソニー優位の展開は変わらずも決定機には決めきれず追加点なし。それでも守りの面では後半は相手にシュートを打たせず無失点で勝利。T宮崎はソニーの堅い守備の前に、決定的なチャンスが作れず完封負けとなった。
FCマルヤス岡崎とFC大阪は「名古屋港」で対戦。終始風が強い中での戦いは、前半は互いに決定的なチャンスが作れず、シュートはマルヤスの1本のみでスコアレスで折り返す。後半は攻守の切り替えも速くなり、マルヤスが4本、FC大阪が5本のシュートを放つも互いに守りも堅くゴールとはならず。そしてそのまま時間が過ぎ試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。
松江シティFCと奈良クラブは「松江」で対戦。前半は松江優位の展開で、9分に左サイドから繋いだボールに宮内寛斗のシュートから多木理音が決め先制。1点リードで折り返す。後半は51分に相手のミスからボールを奪った高畑智也が決め2点目。奈良は60分に左サイドからのクロスに相手のクリアを山本宗太朗がミドルシュートを決め1点を返すが、松江の堅い守りの前に追いつけず松江の勝利。
鈴鹿アンリミテッドとHonda FCは「AGF鈴鹿」で対戦。前半はHonda優位の展開も決定的なチャンスは少なくスコアレスで折り返す。後半は60分に遠藤純輝がエフライン・リンタロウからの浮き球を冷静に決め先制、77分にはゴール前で繋いだボールに野口遼太が合わせ2点目。Hondaは88分に左サイドからのパスに古橋達弥が合わせ1点を返すがあと一歩及ばず鈴鹿が2-1で勝利。
次節となる第27節は11月10日(日)に全8試合が開催される。
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