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第21回JFL 第27節「Honda FC、4連覇達成!FC今治は今季4位以内確定!」


第27節 流経大ドラゴンズ龍ケ崎 vs Honda FC(2019/11/10)より

 第21回日本フットボールリーグの第27節は11月10日(日)に8試合が開催された、首位のHondaは流経大に逆転勝ち、2位のソニーが引き分けたため、Hondaは4連覇を達成。3位の今治は勝ち、5位のロック、6位の三重が共に引き分けたため今治の今季4位以内が確定した。

 首位のHonda FCはアウェイで流経大ドラゴンズ龍ケ崎と「龍ケ崎」で対戦。前半15分に流経大は左サイドからのパスに原岡翼が合わせ先制、前半を流経大が1点リードで折り返す。後半は優位に攻めるHondaがゴール前で繋いだボールを原田開が決め追いつくと85分には右サイドからのクロスにゴール前で相手のクリアボールを富田湧也が詰め逆転勝利。同時刻開催のソニーの結果を待つ。

 2位のソニー仙台FCはアウェイでラインメール青森と「新青森球」で対戦。前半11分に青森は右サイドからの直接FKからのボールに廣瀬智行が頭で合わせ先制、青森が1点リードで折り返す。後半序盤はソニーが優位に攻め62分に右サイドを起点に攻め、右からのクロスボールに鈴木翔大が頭で合わせ同点とする。しかしその後はチャンスに決めきれずこのまま1-1の引き分けで終了。 残り3試合を残しHondaとソニーの勝点差が10となりHondaの4年連続9度目の優勝となった。

 3位のFC今治はホームでFCマルヤス岡崎は「夢スタ」で対戦。勝てば他会場2試合の結果如何で今季の4位以内が確定する今治は前半27分に右サイドで相手GKのパスをカットしたつないだボールを橋本英郎が決め先制、今治が1点リードで折り返す。後半はマルヤスがシュートゼロに対し、今治がチャンスを作るも決定機に決めきれず追加点はないが今治は1-0で勝ち他会場の結果報告を待つ。

 5位のホンダロックSCはホームでMIOびわこ滋賀と「宮崎県」で対戦。滋賀は前半3分に左CKからのボールに浦島貴大が頭で合わせ先制、滋賀が1点リードで折り返す。後半は滋賀がシュート1本に対し優位に攻めるロックだったが守りを固める滋賀に対しなかなかゴールをきめられず。それでも89分に中央直接FKから繋いだボールを山道淳司が決め追いつくが追加点はなく1-1の引き分け。

 6位のヴィアティン三重はホームで鈴鹿アンリミテッドと「東員町」で対戦。4,014人の来場者で埋まった三重県ダービーだったが前半は三重がやや優位に攻めるも互いにチャンスは少なくスコアレスで折り返す。後半はシュート数では鈴鹿が上回りチャンスを多く作ったが再々の決定機に決めきれず。三重もチャンスを作るが決めきれず試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。

 ロックと三重が共に引き分け、3位の今治は5位以下に勝点差が10となり4位以内が確定した。


第27節 FC今治 vs FCマルヤス岡崎(2019/11/10)より

 その他では松江シティFCとヴェルスパ大分は「松江」で対戦。前半19分にV大分はGKからゴール前相手のクリアボールを利根瑠偉が決め先制、1点リードで折り返す。後半はV大分が53分に左CKからのボールに中村真人が頭で決めると58分に利根、62分に中村、80分には前田央樹が決め(PK)、計5ゴールで快勝。松江はゴールが遠く今季2番目に多い5失点で敗れたが15位はキープした。

 東京武蔵野シティFCとテゲバジャーロ宮崎は「武蔵野」で対戦。武蔵野としては過去最高の5,284人で埋まった会場だったが先制したのはT宮崎。34分に相手のクリアボールをゴール前に浮き球を入れ最後は三島勇太が落ち着いて決め先制、T宮崎が1点リードで折り返す。後半は武蔵野が怒涛の反撃に出るもT宮崎の守備陣が体を張った守りでゴールを割らせず、T宮崎が虎の子の1点を守り勝利。

 奈良クラブとFC大阪は「ならでん」で対戦。5,102人の多くの来場者で埋まったスタジアムだったが先制したのはアウェイのFC大阪。前半はスコアレスで折り返し後半は54分にFC大阪はゴール前で繋いだボールを最後は須ノ又諭が決め先制。しかし奈良は88分に右CKからのゴール前で山本宗太朗が繋いだボールに島田拓海が合わせ同点。その後は互いにゴールなく1-1の引き分けとなった。

 次節となる第28節は11月16日(土)に4試合、17日(日)に4試合が開催される。