第29節 松江シティFC vs ラインメール青森(2019/11/24)より
第21回日本フットボールリーグの第29節は11月23日(土・祝)に1試合、24日(日)に7試合が開催された、ソニーと今治の2位と3位の順位確定は最終節までもつれ込み、残留争いは松江が引き分け、流経大が敗れ松江が勝点1リードし決着は最終節の直接対決での結果となった。
23日(土・祝)はMIOびわこ滋賀とHonda FCは「東近江」で対戦。前半は互いに決定的なチャンスは少なくシュートは3本ずつ放つもスコアレスで折り返す。後半は優位に攻めるHondaが再三決定的なチャンスを作るが滋賀の体を張った守りの前に決めきれず、逆に滋賀は71分に右サイドからのクロスボールに黒石貴哉が落ち着いて決めこれが決勝点となり滋賀が1-0で勝利。
24日(日)は松江シティFCとラインメール青森が「松江」で対戦。松江は前半23分に左サイドからのパスに多木理音が合わせ先制、1点リードで折り返す。後半は81分に青森は石澤善己菊岡拓朗がゴール前にこぼれ球を詰め同点とするが85分に松江が左CKからのボールを中井栞吏が頭で合わせ再びリード。しかし青森は終了間際に左からのクロスボールからゴール前で繋いだボールを石澤善己が頭で決め2-2の引き分けに持ち込んだ。松江は勝点1を確保し流経大をリードし最終戦に臨む。
FC今治とホンダロックSCは「夢スタ」で対戦。前半10分にロックは坂本翔がドリブルで持ち込み決め先制、1点リードで折り返す。後半は70分にロックが間接FKからのボールを安藤翼が落ち着いて決め2点のリード。しかし今治は74分に左からのクロスボールに山田貴文が合わせ1点差、75分には左サイドからのボールにゴール前で繋いだボールを原田亘が決め2-2の引き分けとなった。
ヴェルスパ大分とソニー仙台FCは「日田」で対戦。前半19分にV大分は利根瑠偉がドリブルで持ち込み決め先制、1点リードで折り返す。後半は65分にソニーはゴール前で相手クリアボールから繋いだボールを鈴木翔大が詰め同点に追いつくがV大分は、83分に中野匠のドリブルシュートから相手GKのクリアボールを中村真人が詰めこれが決勝点となりV大分が2-1で今季ホーム最終戦を飾る。
ヴィアティン三重と東京武蔵野シティFCは「東員町」で対戦。前半は武蔵野がシュート数で上回り優位に攻めるが決定機に決めきれずスコアレスで折り返す。後半も武蔵野がシュート数で上回る展開。三重もチャンスを作るが決定機に決めきれず。武蔵野は82分に右サイドから中央縦で繋いだボールに石原幸治が落ち着いて決めこれが決勝点となり武蔵野は今季4位以内が確定。三重は今季2度目の連敗。
テゲバジャーロ宮崎とFC大阪は「宮崎県」で対戦。前半21分にT宮崎は左サイドからのパスに樽谷誠司がゴール前で合わせ先制するが23分にFC大阪は濱野雄太がPKを決め1-1の同点で折り返す。後半は互いに多くのシュートを放つも守りも堅くゴールなし。87分にT宮崎が退場者を出し数位的優位のFC大阪が試合終了間際に木匠貴大がPKを決めこれが決勝点となりFC大阪の勝利。
FCマルヤス岡崎と流経大ドラゴンズ龍ケ崎は「豊田陸」で対戦。前半からマルヤスが優位に攻め31分に左CKからのボールに福ヶ迫知秀が頭で決め先制、34分には右からのクロスボールにゴール前で繋いだボールを松本孝平が決め2-0で折り返す。後半はマルヤスが75分に永藤歩、84分に松本孝平が決め4-0で勝利。敗れた流経大は最終節の松江との直接対決前に不安を残す結果となった。
鈴鹿アンリミテッドと奈良クラブは「AGF鈴鹿」で対戦。前半から互いに決定的なチャンスが少なくシュートまで放てずスコアレスで折り返す。後半は互いにチャンスが増えてくるが決定的なチャンスが少なく後半もゴールなしで試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。得点ランキングトップに立つ鈴鹿のエフライン・リンタロウはこの日はゴールなく、ロックの安藤翼とは1差に縮められた。
今季最終節とな次節の第30節は12月1日(日)に全8試合が13時に同時開催される。
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