第1節 佐川印刷SC vs ツエーゲン金沢 (2013/3/10) より
15年目のJFLが開幕。3月10日(日)に全9試合が行われた。
FC町田ゼルビアと福島ユナイテッドFCは「町田」で対戦。前半はシュート数で町田2本、福島5本が示す通り福島優位の展開で9分に鴨志田誉が決め福島1点リードで折り返す。後半は町田優位の展開で再三のチャンスを作るが決めきれず、逆に福島はこの虎の子の1点を守りきりJFLデビュー戦で勝利。町田は新装したスタジアムのこけら落としを飾ることができずJ2復帰に向けへ黒星スタート。
AC長野パルセイロとSC相模原は「南長野」で対戦。強風の中、序盤は追い風を利用して攻めた相模原が優位に攻め、前半終盤は長野が再三のチャンスを作るがゴールならずスコアレスで折り返す。後半は風上に立つ長野が一方的に攻めるが決定機に決めることが出来ずこのまま引き分けかと思われた終了間際に1分前に投入された佐藤悠希が決め、これが決勝点となり長野が3年連続開幕戦を飾った。
カマタマーレ讃岐と栃木ウーヴァFCは「香川サ」で対戦。雷の影響で開始が30分遅れたこの試合、シュート数で圧倒(讃岐14本、栃木ウ3本)した讃岐だったが栃木の堅い守りの前になかなかネットを揺らすことが出来ずにいたが80分に堀河俊大が決め1-0で開幕戦を飾った。
Honda FCとホンダロックSCは「都田」で対戦。前半12分に西望実がペナルティーキックを決めHondaが1点リードで折り返すと後半73分に今季は得点王を狙う伊賀貴一が決め2-0で勝利。タイトル奪回に向け好発進。ロックは攻撃面でチャンスが少なくシュート数も3本という内容だった、
Y.S.C.C.とHOYO大分は「保土ヶ谷」で対戦。互いに1点ずつを決めて前半を折り返す。後半66分にHOYOは退場者を出すと数的優位に立ったYSCCは77分に伊藤和基が決勝となるゴールを決め、昨年入会した同期対決を制し白星発進。
佐川印刷SCとツエーゲン金沢は「太陽が丘」で対戦。開始早々に上田祐輔が決めた佐川印刷が1点リードで折り返すと後半も75分に浦島貴大、87分に岩崎晃也が決め3-0で勝利。金沢も11本のシュートを放ったが決定的なチャンスに決めることができず無得点で黒星スタートとなった。
MIOびわこ滋賀とブラウブリッツ秋田は「東近江」で対戦。前半23分に鎗田志郎、25分に鍔田有馬が共に頭で決め2点リードでMIOが折り返すと57分にも鍔田有馬が決めMIOが3―0で快勝。シュート数でMIOが15本で秋田6本が示す通り終始MIOが優位に攻めた展開だった。
FC琉球とソニー仙台FCは「沖縄市陸」で対戦。琉球は23分に昨年のJFL得点王の高橋駿太が先制のゴールもソニーは44分に澤口泉が決め同点とし前半を折り返す。後半は互いに決定機に決めることができず1-1で引き分け、勝点1ずつを分け合った。
横河武蔵野FCと藤枝MYFCは「夢の島」で対戦。前半はスコアレス。後半になると武蔵野は52分に冨岡大吾が左サイドからドリブルで切りこみ先取点。55分には小林陽介がダメ押しとなるゴールを決め2-0で勝利。武蔵野17本のシュートに対し藤枝が4本と終始、武蔵野展開だった。
次節(第2節)は、3月16日(土)に2試合、17日(日)に7試合が開催される。
Copyright © JAPAN FOOTBALL LEAGUE. All Rights Reserved.