■4回戦の試合結果(JFLチーム参加試合)
※【 】は、マッチナンバー、得点時間後ろの( )数字は背番号
[11月20日(水)]
【74】19:00 日産スタジアム(日産ス)
横浜F・マリノス(J1)2-1 AC長野パルセイロ(長野)
(前半 1-1)
(後半 0-0)
(延長前半 1-0)
(延長後半 0-0)
長野得点者:38分(10)宇野沢祐次
失点:31分、97分
長野は持ち味のパスサッカーで攻めようとしたが個のレベルが高い横浜FMはプレッシャーをかけながら長野の攻撃陣を前線に上げさせず、逆に長野陣内で優位に攻め長野ゴール前まで再三に渡ってボールを運ぶ。それでも8分に宇野沢の突破から決定的なチャンスを作るがそれを決めることができず。その後は中盤を支配する横浜FMが何度かチャンスを作り31分に左からのグラウンダーのパスから佐藤優平に決められ失点。しかしこれで吹っ切れたのか長野の選手の動きがよくなり38分にフリーキックを宇野沢祐次が直接決め同点。その後も長野は決定的なチャンスを作るが決めることができず1-1で前半を折り返す。前半のシュート数は7本ずつと互角であった。
後半序盤はボールを繋ごうとする長野が積極的に攻める展開、しかし横浜FMは59分に早くもベンチスタートの中村俊輔を投入し流れを変えチャンスを作り始める。その後は全般的にボールを支配する横浜FMに対し長野も時折チャンスを作る展開に。終盤に横浜FMが再三決定機を作るが長野は体を張った守りでゴールを割らせず長野は3回戦に続き延長戦へ。
延長前半の97分に横浜FMは左サイドからのクロスボールから長野DFにあたったこぼれ球を藤田祥史が決め1点をリード。その後長野は横浜FM陣内にボールを運ぼうとするがパスをカットされるなど攻撃の形が作れず延長後半へ。107分には長野が決定的なチャンスを作り、宇野沢が滑り込むもシュートならず、111分には相手GKと1対1の場面を作るもそれを決めることができず、その後は何度かチャンスを作るが横浜FMにしっかり守られ、そのまま試合終了。長野はJ1で首位を走る横浜FMに後一歩及ばず4回戦で敗れた。
長野:美濃部直彦 監督のコメント
我々の天皇杯のチャレンジは終わったが来年はJ3というプロの世界で戦うという意味では、天皇杯でいい経験をしたがマリノス相手に負けたことは何も残らないし勝って称賛される世界だということを選手にはわかってほしい。チャレンジしたことが称賛ではなく結果を出さなければいけないということを覚えてほしい。ゲームの内容としては立ち上がりからボールを奪えていなかった。ゴール前に相手を近づけさせていけなかったが、前からプレッシングをかけていけず失点してしまった。最も悔しかったのがJFLで出来ていたポゼッション今日は出来ず、攻撃的なサッカーが出来なかったのが力の差だと感じた。選手たちはボールをつなぐことに対してビビッているストレスを感じていた。最後にサポーター、選手達にとってプロにチャレンジする良い大会であったと思う。
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