第94回天皇杯2回戦 鹿島アントラーズ vs ソニー仙台FCより (2014/7/12)
第94回天皇杯全日本サッカー選手権大会の2回戦が7月12日(土)、13日(日)に開催された。JFLからは6チーム出場。Jクラブを1チームが破り、3回戦へ駒を進めた。
■2回戦の結果
※【 】は、マッチナンバー、得点時間後ろの( )数字は背番号
[7月12日(土)]
【28】13:00 鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム(鳴門大塚)
徳島ヴォルティス(J1) 1 - 0 鹿児島ユナイテッドFC(鹿児島)
(前半 0-0)
(後半 1-0)
失点:88分
鹿児島ユナイテッドFCは徳島ヴォルティス(J1)と対戦。前半は徳島が優位に攻めるも鹿児島は決定的なチャンスを作らせずスコアレスで折り返す。後半も徳島が優位に攻めるも堅い守りでゴールを割らせず。また鹿児島もチャンスを作るが決めることができず終盤へ。徳島は88分に左サイドからのクロスボールにドゥグラスが頭で合わせゴール、これが決勝点となり徳島が勝利。鹿児島は健闘及ばず2回戦で敗れた。
【37】18:00 県立カシマサッカースタジアム(カシマ)
鹿島アントラーズ(J1) 2 - 2 ソニー仙台FC(宮城)
(前半 2-2)
(後半 0-0)
(延長前半0-0)
(延長後半0-0)
(PK戦 1-2)
ソニー得点者:23分(19)細見諒、28分(17)田中豪紀
失点:33分、36分
ソニー仙台FCは鹿島アントラーズ(J1)と対戦。序盤からソニーは再三に渡り鹿島に攻められるもゴールを割らせず、逆に22分にFKのチャンスを得ると細見諒が直接決め先制。そして28分には右からのクロスボールを田中豪紀が落ち着いて決め2点目。しかし鹿島は33分にダヴィ、36分にカイオが決め同点とし2-2で前半を折返す。後半はシュート数で鹿島が14本、ソニーが3本が示す通り鹿島が優位に攻めるもソニーは堅い守りでゴールを割らせず、このまま90分で勝負がつかず延長戦へ。延長前半はほぼ互角の展開も延長後半は鹿島に圧倒的に攻められるが最後までゴールを割らせずこのまま終了。勝負はPK戦に持ち込まれた。PK戦では1人目が決めた鹿島に対しソニーは最初の二人が外しここまでかと思われたが、鹿島が2人目から4人目までが外す。ソニーは3、4人目が決め逆王手。そして鹿島の5人目が外しソニーの勝利。昨年の雪辱を果たすとともに4年ぶりのジャイアントキリングを達成。3回戦に駒を進めた。
【41】18:00 ニッパツ三ツ沢球技場(ニッパ球)
横浜F・マリノス(J1) 3 - 0 ホンダロックSC(宮崎)
(前半 1-0)
(後半 2-0)
失点:45+1分、50分、85分
ホンダロックSCは横浜F・マリノス(J1)と対戦。前半から横浜F・Mの攻撃に対し守りを固めなかなかゴールを割らせなかったが前半終了間際に兵藤慎剛に決められ1点ビハンドで折り返す。後半横浜F・Mに50分に左CKから端戸仁に頭で決められ追加点を許すと85分にもダメ押しとなるゴールを天野純に決められる。ロックは前後半でシュート1本ずつと昨年の王者相手に終始優位に攻められ3年ぶりのJクラブ挑戦は完封負けとなった。
【47】16:00 日立柏サッカー場(柏)
柏レイソル(J1) 4 - 0 ファジアーノ岡山ネクスト(岡山)
(前半 2-0)
(後半 2-0)
失点:30分、44分、79分、90+3分
ファジアーノ岡山ネクストは柏レイソル(J1)と対戦。前半はシュート数で柏が7本、岡山Nが4本と岡山Nもチャンスを作ったが決定力の差から30分、44分に柏に決められ2点ビハンドで折り返す。後半は53分に岡山Nが退場者を出し数位的不利に。この影響もあって後半は柏15本、岡山N2本が示すとおり柏が圧倒的に岡山N陣内に攻め込み79分と90+3分にゴールを決められ計4失点で岡山Nが敗れた。
【51】18:00 NACK5スタジアム大宮(NACK)
大宮アルディージャ(J1) 3 - 1 ヴァンラーレ八戸(青森)
(前半 1-1)
(後半 2-0)
八戸得点者:5分(23)須藤貴郁
失点:38分、50分、55分
ヴァンラーレ八戸は大宮アルディージャ(J1)と対戦。八戸は開始早々の5分に右CKからのボールに須藤貴郁が頭で決め先制。昨年同様J1相手に先制ゴールを決める。しかし自力で勝る大宮に38分に決められ1-1で前半を折返す。後半は大宮が終始優位に攻め共に右サイドからのクロスボールから長谷川悠に50分、55分と立て続けに決められ合計3失点。八戸は昨年同様に前半見せ場をつくったが今年も打倒Jクラブならず敗れた。
[7月13日(日)]
【40】16:00 大分スポーツ公園大分銀行ドーム(大銀ド)
大分トリニータ(J2) 2 - 1 ヴェルスパ大分(大分)
(前半 2-1)
(後半 0-0)
V大分得点者:42分(19)濱中祐輔
失点:31分、34分
ヴェルスパ大分は大分トリニータと対戦。前半からチャンスを作るV大分だったがトリニータは31分に高松大樹が決め先制すると34分にはPKを決め2点リード。しかしV大分も終盤に徐々にチャンスを掴み好調の濱中祐輔が決め1点を返し前半を折返す。後半は互いにチャンスを作るも決定機に決めることができずこのまま試合終了。2回目の大分ダービーだったが昨年より善戦するもトリニータの前に後一歩及ばす昨年の雪辱とはならなかった。
※3回戦の日時・会場は後日発表します。
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