JFL チャンピオンシップ 第2戦 佐川印刷京都 vs Honda FC(2014/11/29)より
11月29日(土)に今季のJFL優勝チームが決まるJFLチャンピオンシップ第2戦、佐川印刷京都 対 Honda FCの対戦が「西京極」で開催された。
前半は風上に立つ佐川印刷が5分に右からのクロスボールを中央で繋ぎ最後は堀川智雅が決め先制。その後はシュート数で上回る(前半は佐川印刷4本、Honda7本)Hondaが37分に原田開がFKを直接決め第1戦同様に前半1-1の同点で折り返す。後半はHondaが風上に立つも先にリードしたのは佐川印刷。52分に相手FPのボールを守屋鷹人がインターセプトし、そのパスを佐藤和馬が決め2-1でリードする。
終盤で後半もシュート数で(佐川印刷4本、Honda8本)上回るHondaが徐々に決定的なチャンスを作り80分に後方からの縦パスを細貝竜太が決め同点とすると86分には栗本広輝が右からのクロスボールを頭で合わせ逆転。その後はHondaが堅い守りで佐川印刷の攻撃を防ぎ試合終了。Hondaが勝利し最初のチャンピオンシップ制し、6年ぶりにJFLの王座を獲得した。
JFL チャンピオンシップ 第2戦 佐川印刷京都 vs Honda FC(2014/11/29)より
■桑原勝義 理事長のコメント
Honda FCのチーム関係者の皆様、そして応援いただきました支援者やサポーターの皆様、6年ぶりの優勝おめでとうございます。JFL優勝にご尽力いただきました皆様方に心よりお祝い申し上げると共にJFL初年度から参加チームの中心となってこのリーグを支え盛り上げていただき感謝しております。
今後もJFL並びにアマチュアチームの頂点としての役割を担っていただくことは勿論のこと、全国各地から上を目指すチームのよきお手本として活躍していただくことを願っています。そして今後のチームのますますの発展をお祈り申し上げます。
そして16年目を迎えましたJFLは本日無事終了いたしました。今季はJ3リーグが開幕したことからチーム編成の大幅な変更、チャンピオンシップ制導入などJFLにとっても大きな改革の年となりました。その中でチャンピオンシップを含め159,089人の方がスタジアムにご来場いただきました。
これもJFLを応援して頂きましたサポーターの皆様やスポンサー、報道関係者の皆様の支援並びにチームを支えていただきました多くの関係者のご尽力の賜物と存じ、心より御礼申し上げます。
来季で第17回を迎えるJFLは今季の参加チームから1チームが卒業、そして新入会3チームを加え、計16チームで来年の3月に開幕の予定です。ぜひご期待ください。
■佐川印刷京都 辛島 啓珠 監督のコメント
一年間、選手は頑張ってくれて最後の最後まで戦ってくれたことに感謝したいと思います。試合の内容は少しディフェンスラインが不安定なところがあって危ない場面が作られたのですが、その前に先制点が決めることができて、良い入り方ができたなと思います。
Hondaの攻撃の左サイドの部分を(佐川印刷の右サイド)をハーフタイム中に修正しようとしたところがありました。後半に入ってはその修正しようとしたサイドをケアすることなく2点目を取ったのですが、カウンターからの縦1本で同点にされたのが大きかったと思います。それで足が止まり相手に勢いが出て(そのあと決勝点を入れられ)結果3-2で敗れ、それについては自分自身(チームが)力不足だったのかなと感じました。
そして選手にはこのような大きな舞台で勝たしてあげられなかったとのは申し訳なかったと思います。しかしこの悔しさをバネに選手達には頑張って次につなげてほしいと思います。
■Honda FC 井幡 博康 監督のコメント
終わってほっとしているというのが今の感想です。また立ち上がりに失点をしてしまい、その後追いつくという先週と全く同じような流れの中で(ハーフタイム中に)選手達にはここまでは同じだけど、これからは自分たちで切り開いていこうといいました。
この一週間の中でもう一度自分たちを見つめ直して最後は自分たちらしく攻め続けようといいました。(このこともありこの試合では)最後まであきらめずに攻め続けることが出来たのかなと思いました。
通念を通してインサイドでのボールの持たしということを意識していたが、この試合では佐川印刷さんの縦への守備が早かったので今回に限ってはそれも踏まえた中で外から幅を使うことを重点に置き、最後は外から崩せたのでよく最後まであきらめずに勝つということを目指した選手たちに厚く感謝します。
JFL チャンピオンシップ 第2戦 佐川印刷京都 vs Honda FC(2014/11/29)より
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