第1節 Honda FC vs 沖縄SV(2023/3/12)より
第25回日本フットボールリーグの開幕戦となる第1節が3月12日(日)に7試合が開催され、前半に1点を先制されたHondaだったが後半に3ゴールを決め逆転勝利、ソニーも2点を先制し1点を返されるがその後引き離しこちらも3ゴールを決め勝利。第1回大会からJFLを支える優勝経験のある2チームが首位発進となった。
*試合なし:高知ユナイテッドSC
Honda FCと沖縄SVが「都田」で対戦。前半23分に沖縄は左サイドからのクロスボールにゴール前で一木立一がキープし繋いだボールを右サイドから山田雄太が走り込んで決め先制。沖縄のシュートがこの1本に対し6本のシュートを放ったHondaだったがシュートがバーに当たるなど決定機に決めきれずゴールなし。沖縄が1点リードで折り返す。後半は立ち上がりから優位に攻めるHondaが54分に相手のクリアボールをGK楠本祐規が相手ゴール前に蹴り込むとゴール前に抜けた鈴木理久がループシュートを決め同点に追いつく。そして84分には右サイドから岡﨑優希が左サイドからドリブルで持ち込み決め逆転すると88分には右サイドから三浦誠史がドリブルで持ち込みパスを出すとゴール前で八戸雄太が右足で合わせダメ押しとなる3点目。沖縄も後半は3本のシュートを放ったがHonda守備陣の体を張った守りの前にゴールならず試合終了。Hondaが3-1の逆転勝ちで首位タイの発進となった。沖縄はJFLデビュー戦を勝利で飾れず。
東京武蔵野ユナイテッドFCとブリオベッカ浦安は「武蔵野」で対戦。武蔵野は前半10分に左からのパスに澤野康介が胸でワントラップし右足で豪快に決め先制。その後追加点を狙うもチャンスに決め切れず。逆に浦安は43分に相手陣内で相手ボールを奪うとゴール前で繋ぎ最後は体勢を崩しながら秋葉勇志が右足で決め追いつき1-1の同点で前半を折り返す。後半は59分に武蔵野が左サイドのスローインから繋いだボールを最後は鈴木裕也からのクロスに川戸大樹がゴール前で右足で合わせ再びリード。しかし浦安も67分にゴール前相手のこぼれ球を林容平が右足で詰め再び追いつく。その後は互いにチャンスを作るが決め切れず2-2の引き分けで勝点1ずつを分け合った。
ヴィアティン三重とミネベアミツミFCは「ラピスタ」で対戦。V三重は前半30分に中央で相手のクリアボールを奪った川中健太が前方にパスを出すとやや右サイドから走り込んだ寺尾憲祐が決め先制。ミネベアは相手を上回る7本のシュートを放つも決定機に決め切れずV三重が1点リードで折り返す。後半は71分に右サイドのスローインから相手のクリアボ-ルをインターセプトした田村翔太がドリブルで持ち込み決め追加点。後半も相手のシュート数4本に対し8本のシュートを放ったミネベアだったがV三重守備陣の体を張った守りの前に最後までゴールが遠くこのまま試合終了。V三重が昨年と同じカードで今年も勝利。ミネベアは今年も開幕戦黒星となった。
ヴェルスパ大分とレイラック滋賀は「レゾド」で対戦。前半30分に滋賀は左サイドからのクロスボールをV大分DFが中央でクリア出来ずゴール前に流れたボールを秋山駿が相手と競り合いながら右足で決め先制。シュート数では上回るV大分だったが決定機に決め切れず滋賀が1点リードで折り返す。後半もV大分が前半同様にシュート数で上回るが(V大分5本、滋賀4本)滋賀の堅い守りの前に最後までゴールが遠く。滋賀もチャンスは作るが決定機に決め切れず後半は共にゴールなく試合終了。虎の子の1点を守り切った滋賀が久々の開幕アウェイ試合で勝利。V大分は今季、開幕戦黒星発信となった。
鈴鹿ポイントゲッターズとソニー仙台FCは「四日市」で対戦。前半5分にソニーは右サイド距離のある位置からの直接FKのボールにゴール前で澤田雄大が頭で合わせ先制すると43分には右サイドで相手ボールを奪った後藤裕二がドリブルで持ち込みゴール前にクロスを入れるとゴール前に走り込んだ鈴木啓太郎が決め2点目。鈴鹿前半シュート2本でゴールなくソニーが2点リードで折り返す。後半は64分に鈴鹿が右CKからゴール前で繋いだボールに最後は右からの浮き球パスにニアサイドで平出涼が頭で合わせ1点を返すが73分にソニーは右サイドからのクロスボールにゴール前で鈴木啓太郎が頭で折り返したボールを松本拓海が詰め3点目。後半は鈴鹿がシュート数で上回るもその後はゴールなく試合終了。ソニーが2点差をつけ勝ちHondaと並んで首位スタートとなった。
FCティアモ枚方とFCマルヤス岡崎は「たまりく」で対戦。前半28分に枚方は左サイドでボールを繋ぎ最後は原直生がゴール前にクロスボールを入れるとニアサイドに走り込んだ斧澤隼輝が頭で合わせ先制。枚方のシュートはこの1本に対し3本のシュートを放ったマルヤスだったが決定機に決めきれず枚方が1-0で折り返す。後半は互いにチャンスを多く作り5本ずつのシュートを放ったが互いにの守備陣が体を張った守りでゴールを許さず、このまま試合終了。枚方が虎の子の1点を守り切り1-0で勝利。マルヤスは最後までゴールが遠く黒星発進となった。
クリアソン新宿とラインメール青森は「味フィ西」で対戦。前半はボールの主導権を握る青森が再々に渡り決定的なチャンスを作り8本のシュートを放つが新宿守備陣の体を張った守りの前にゴールならず。新宿はシュート2本でゴールなし。前半はスコアレスで折り返す。青森はハーフタイムに3人の選手交代で3人のFWを投入し前線のメンバーのゴールを期待したが決定機がなかなか作れずシュート3本でゴールなし。逆に新宿は終盤までメンバー交代はなく後半はシュート数で青森を上回る5本のシュートを放つも青森の堅い守りの前に最後までゴールなく終了。この試合はスコアレスドローとなり勝点1ずつを分け合った。
次節(第2節)は3月18日(土)に1試合、19日(日)に6試合が開催される。
*試合なし:FCティアモ枚方
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