第2節 FCマルヤス岡崎 vs ヴィアティン三重(2023/3/18)より
第25回日本フットボールリーグの第2節が3月18日(土)に1試合、19日(日)に6試合が開催され、V三重がマルヤスに3ゴールを決め快勝、唯一の連勝チームで首位に立った。浦安と沖縄の新入会チームは今季初のホーム開幕戦を行ったが共に黒星となった。
*試合なし:FCティアモ枚方
18日はFCマルヤス岡崎とヴィアティン三重が「マルヤス龍北」で対戦。前半27分にV三重は左CKからのボールにゴール前ファーサイドで谷奥健四郎が頭で合わせ先制。V三重が前半シュート3本に対し4本のシュートを放ったマルヤスだったが決定機に決めきれずV三重が1点リードで折り返す。後半は75分にV三重が中央でボールを繋ぎ最後は相手のクリアボールを田村翔太が持ち込み右足で決めると82分には金成純がミドルシュートを決め3点目。マルヤスも6本のシュートを放つもV三重の安定した守りの前に最後までゴールなく試合終了。3ゴールを決めたV三重が2試合連続無失点の連勝で首位に立った。マルヤスは2試合連続ゴールなしで連敗。
19日はミネベアミツミFCと東京武蔵野ユナイテッドFCが「ユニスタ」で対戦。前半は風の影響もありボールコントロールが難しい中で共にシュート数は少なく(ミネベア3本、武蔵野2本)ゴールなし。スコアレスで前半を折り返す。後半は68分に武蔵野が右サイドで相手ボールを山田梨功がインターセプトし繋いだボールから鳥居俊がゴール前にクロスを入れるとニアサイドに走り込んだ川戸大樹が頭で合わせ先制。後半は風上で武蔵野の3本のシュートに対し7本で上回るミネベアだったが武蔵野の守備陣が体を張った守りでゴールを許さず試合終了。虎の子の1点を守り切った武蔵野が今季初勝利。ミネベアは先週に引き続きゴールなく敗れ連敗となった。
高知ユナイテッドSCとラインメール青森は「春野陸」で対戦。前半2分に青森は左サイドのスローインから繋いだボールを最後は木戸皓貴がミドルシュートを決め先制。その後も青森が優位に攻める時間が長かったが追加点はなし。高知はシュート4本でゴールなく青森が1点リードで折り返す。後半は風の影響もありシュートゼロの青森に対し優位に攻めながら4本のシュートを放った高知だったが青森の堅い守りの前に最後までゴールなく。青森が虎の子の1点を守り切り今季初勝利。今季開幕戦となった高知は黒星スタートとなった。
ソニー仙台FCとヴェルスパ大分は「めぐみB」で対戦。前半7分にV大分は左からのクロスボールにゴール前で杉山耕二が頭で合わせ先制。シュート数ではソニーが上回るも決定機に決められずV大分が1点リードで前半を折り返す。後半は52分にソニーが左サイドからのロングボールに鈴木啓太郎がクロスを入れるとゴール前で上野瑶介が右足で合わせ同点に追いつく。そして64分には伊藤綾汰が後方からのパスにゴール前で相手をかわしながら右足で決め逆転。しかしV大分は90+3分に左からのクロスに逆サイドで山崎一帆が頭で折り返したボールを半田航也が右足で決め2-2の引き分けにもちこんだ。ソニーは連勝ならず、V大分は今季初の勝点獲得。
ブリオベッカ浦安と鈴鹿ポイントゲッターズは「フクアリ」で対戦。前半23分に浦安は左サイドで繋いだボールからゴール前で峯勇斗が出したパスに抜け出した村上弘有が右足で決め先制。シュート数では上回った鈴鹿だったが決定機に決め切れず浦安が1-0で折り返す。後半は49分に鈴鹿が左サイドで繋いだボールに最後は角度のない所から山内健史が左足で決め1点を返すと53分には右サイドで相手ボールをインターセプトし繋いだボールから藤山雄生がドリブルで持ち込み決め逆転。浦安は後半シュート3本でゴールなく。鈴鹿は90分に鈴木翔太が左サイドからドリブルで駆け上がりダメ押しとなるミドルシュートを決め3点目。鈴鹿が2点差をつけ今季初勝利。浦安はホーム開幕戦を飾れず。
沖縄SVとクリアソン新宿は「南風原」で対戦。新宿は38分に池谷友喜が左サイドゴールラインギリギリの位置に飛び込みゴール前にクロスを入れるとニアサイドで佐野翼が体を反転させながら右足で決め先制。沖縄も新宿と同じ8本のシュートを放つが決定機に決め切れず新宿が1点リードで折り返す。後半は相手陣内ペナルティライン付近で佐野翼が相手ボールをインターセプトし出したパスから池谷友喜が右足で決め追加点。沖縄は90+1分に右サイドから高原直泰がゴール前にロングボールを入れるとゴール前で一木立一が頭で合わせたボールがゴール左下隅に決まり1点を返すがあと一歩及ばす試合終了。新宿が1点差で逃げ切り今季初勝利。沖縄はJFLホーム開幕戦を飾れず連敗となった。
レイラック滋賀とHonda FCは「東近江」で対戦。滋賀は前半9分に左サイド距離のある位置での直接FKからのボールにファーサイドで待ち構えていた井出敬大が頭で合わせ先制。43分には左CKからのボールに安羅修雅が高い打点から頭で合わせ2点目。Hondaも前半は滋賀と同じ5本のシュートを放つがゴールなく滋賀が2-0で折り返す。後半はHondaが61分に川畑隼人が右サイドからクロスを入れ岡﨑優希が胸でトラップし落としたボールを鈴木理久が左足で決め1点を返すと72分に左CKから相手のクリアボールを繋ぎ左サイドからクロスボールを入れると相手DFのクリアボールを岡﨑優希が右足で決め同点。その後も後半は10本のシュートを放ったHondaが優位に攻めるも逆転はならず。滋賀は後半2本のシュートでゴールなく試合終了。2-2の引き分けで勝点1ずつを分け合った。滋賀、Honda共に開幕からの連勝ならず。
次節(第3節)は3月25日(土)に1試合、26日(日)に6試合が開催される。
*試合なし:ラインメール青森
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