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第25回JFL 第4節「沖縄SVがJFL初勝利!」


第4節 沖縄SV vs ラインメール青森(2023/4/2)より

 第25回日本フットボールリーグの第4節が4月1日(土)に2試合、2日(日)に5試合が開催され、3連敗の沖縄が青森に勝ちJFL初勝利となった。ソニーは新宿に勝ち首位をキープし枚方は武蔵野相手に4ゴールを決め3戦3勝とした。
 *試合なし:ヴィアティン三重

 1日はFCマルヤス岡崎と鈴鹿ポイントゲッターズが「マルヤス龍北」で対戦。前半は風上の鈴鹿が優位に攻める時間が多くシュート6本を放つ。対するマルヤスはシュート1本でゴールなし。そして前半終了間際に鈴鹿は右サイドからのボールを受けた鈴木翔太がドリブルで駆け上がりゴール前で右サイドにパスを出すと走り込んだ高見啓太が右足で決め先制、鈴鹿が1点リードで折り返す。後半は65分に鈴鹿が左サイドの直接FKからのボールにゴール前相手のクリアボールを中村健人がワントラップして決め追加点。しかし後半は風上に立つマルヤスは79分にPKのチャンスを得るとこれを阪本将基が決め1点を返すと87分には左CKからのボールに前田央樹が頭で合わせ相手のこぼれ玉を大塚勇気が右足で詰め同点。その後は互いにチャンスを作るが決め切れず2-2の引き分けで勝点1ずつを分け合った。1勝2敗ずつのチーム同士の対戦は共に星を五分に戻すことが出来ず。

 ミネベアミツミFCとヴェルスパ大分は「都農」で対戦。前半は風上に立つミネベアが相手陣内にボールを積極的に入れ5本のシュートを放つも決定機に決め切れず。V大分はシュートゼロでゴールなくスコアレスで前半を折り返す。後半は風上のV大分がボールの主導権を握ることが多くなりシュート4本を放つ展開で66分には左サイドからのボールにゴール前相手クリアボールを繋ぎ最後は松本駿之介が頭で前方に落としたボールを抜け出した半田航也が右足で決め先制。ミネベアは後半チャンスが少なくシュート1本でゴールなしで試合終了。V大分が虎の子の1点を守り切って勝ち連勝。ミネベアは今季3度目の完封負けとなった。

 2日はFCティアモ枚方と東京武蔵野ユナイテッドFCが「たまりく」で対戦。前半は枚方が34分に右CKからのボールにゴール前で島津頼盛が頭で合わせ先制すると41分には自陣で相手ボールを奪った島津頼盛が自らドリブルで持ち込み決め2点目。武蔵野も前半はシュート5本を放つもゴールなく枚方が2-0で折り返す。後半は64分に枚方が右サイドの競り合いから出たボールを受けた斧澤隼輝がドリブルで持ち込み決め3点目。69分には左CKからのボールにゴール前距離のある位置から生駒稀生が体勢を崩しながらも頭で合わせ4点目。武蔵野は71分に右CKからのボールにゴール前ニアサイドのこぼれ球を谷本竜一が右足で詰め1点を返し後半は6本のシュートを放つがその後はゴールなく試合終了。枚方が4-1で勝ちこれで3戦3勝となり上位2チームとは1試合少ない状況で3位に浮上。武蔵野は連敗となった。

 ソニー仙台FCとクリアソン新宿は「めぐみB」で対戦。前半のシュート数はソニーが3本、新宿が2本と多くないものの33分にソニーは右からのパス回しから最後は伊藤綾汰が繋いだボールを鈴木啓太郎が右足で詰め先制しソニーが1-0で折り返す。後半は好守の切り替えの早い展開から決定的なチャンスも増えシュート数も多くなる(ソニー8本、新宿5本)が、互いの守備陣が体を張った守りでゴールを許さず後半は互いにゴールなく試合終了。ソニーが1-0で勝ち連勝で首位をキープした。新宿は連敗となった。

 レイラック滋賀と高知ユナイテッドSCは「東近江」で対戦。前半は高知がボールの主導権を握る時間が多く7本のシュートを放つも滋賀の堅い守りの前にゴールが遠く。逆に前半シュート2本の滋賀は43分に中央要距離のある位置から平尾壮が放った直接FKのボールにゴール前に平井駿助が頭から飛び込み決め先制、滋賀が1-0で折り返す。後半も高知がボールの主導権を握る時間が多く9本のシュートを放つも滋賀の守備陣が体を張った守りで最後までゴールを許さず。滋賀は後半1シュート1本でゴールなく試合終了。虎の子の1点を守り切った滋賀が勝ち連勝で2位を維持。高知は連勝ならず2敗目となった。

 ブリオベッカ浦安とHonda FCは「ZA市原」で対戦。前半序盤は風上の浦安が相手陣内でボールを持つ時間が多くチャンスを作るがシュート2本でゴールなし。Hondaは終盤にチャンスを作り前半は4本のシュートを放つもゴールなくスコアレスで折り返す。後半は48分に浦安がPKのチャンスを得るとこれを峯勇斗が決め先制。浦安はその後のチャンスは決め切れず追加点なし。その後はHonda優勢の時間が続くも浦安守備陣が体を張った守りでゴールを許さず終盤へ。88分にはHondaは中央からゴール前に浮き球を入れゴール前で相手クリアボールを佐々木俊輝が繫ぎ最後は岡﨑優希が右足で詰め同点に追いつく、その後は互いにゴールなく試合終了。1-1の引き分けで勝点1ずつを分けあった。Hondaはこれで3試合勝利なし、浦安は開幕戦以来の勝点1を加えた。

 沖縄SVとラインメール青森は「タピスタ」で対戦。前半はシュート1本でゴールなしの沖縄に対し6本のシュートを放ち優位に攻める青森だったが沖縄の堅い守りに前にゴールが遠くゴールなし。前半はスコアレスで折り返す。後半は61分に沖縄が右ショートコーナから佐田正舟がクロスを入れるとゴール前で相手のこぼれ球を小田島怜が右足で決め先制。沖縄は後半4本のシュートを放つも追加点はなし。後半もシュート数(5本)で上回る青森だったが沖縄の守備陣が体を張った守りで最後までゴールを許さずこのまま試合終了。虎の子の1点を守り切った沖縄が4戦目にしてJFL初勝利で勝点3をゲット。地元との気温差も影響したのか青森は休み明け初戦は黒星となった。

 次節(第5節)は4月8日(土)に2試合、9日(日)に5試合が開催される。
 *試合なし:沖縄SV