第8節 ミネベアミツミFC vs ラインメール青森(2023/5/14)より
第25回日本フットボールリーグの第8節が5月13日(土)に1試合、14日(日)に6試合が開催され、ソニーと滋賀の首位決戦はスコアレスの引き分け、新宿が今季最多の4ゴールを決め3試合ぶりの勝利、Hondaは開幕戦以来の勝利、ミネベアは青森に勝ちこれで直近4戦は3勝1分けで首位に勝点1差の3位に浮上した。
*試合なし:鈴鹿ポイントゲッターズ
13日はFCマルヤス岡崎と高知ユナイテッドSCが「CSア港」で対戦。前半は序盤から高知がボールを繫ぎ相手陣内に攻め込み3本のシュートを放つも決めることができず。前半終盤からマルヤスがチャンスを作るようになり41分に中央ペナルティライン付近でFKのチャンスを得ると林雄飛が放ったボールが低く相手の壁を抜けると相手GKが弾くもそのままゴールに吸い込まれ先制。マルヤスが1-0で折り返す。後半は58分に高知が左CKから逆サイドに流れたボールに追いついた吉田知樹がゴール前にクロスを入れるとファーサイドで待ち構えていた今井那生が右足で合わせ同点に追いつく。72分にはPKのチャンスを得るとこれを西村勇太が右足で決め逆転。しかしマルヤスは85分に左CKからのボールにゴール前ファーサイドに飛び込んできた花井聖が右足で決め同点にする。その後は互いにチャンスを作るが決めることが出来ず試合終了。2-2の引き分けで勝点1ずつを分けあった。
14日は東京武蔵野ユナイテッドFCとヴェルスパ大分が「味スタAGF」で対戦。武蔵野は前半35分に右サイドからのクロスボールに小林大地がファーサイドからシュート、相手GKが弾いたボールを澤野康介が左足で詰め先制。45分には右サイドのスローインからゴール前で繋いだボールに最後は小野寺湧紀がミドルシュートを決め2点目。V大分は前半シュート3本でゴールなく武蔵野が2-0で折り返す。後半は69分にV大分がゴール前で繋いだボールから松木駿之介が頭で落としたボールに左サイドから走り込んできた藤本拓臣が右足で決め1点を返す。その後は互いに決定的なチャンスを作るが互いのGKの好セーブもありゴールなく試合終了。武蔵野が2-1で2試合ぶりの勝利。V大分は連敗となった。
ヴィアティン三重とHonda FCは「ラピスタ」で対戦。大雨で水たまりのピッチの中、ボールコントロールが難しい状況の中で、Hondaは前半36分に相手陣内でボールを繋ぎ最後は相手クリアボールを岡﨑優希が詰め先制。シュート4本のHondaに対しV三重はシュート2本でゴールなく前半はHondaが1点リードで折り返す。後半はシュート数でHondaが2本に対し6本のシュートを放ったV三重だったがHonda守備陣の体を張った守りの前にゴールなく試合終了。虎の子の1点を守り切ったHondaが開幕戦以来の勝利。V大分は3試合ぶりの黒星となった。
ミネベアミツミFCとラインメール青森は「都農」で対戦。ミネベアは前半19分に杉田達哉が左サイドからドリブルで持ち込みゴール前にクロスを入れるとファーサイドで待ち構えていた甲斐史也が右足で詰め先制。ミネベアは前半シュート2本で追加点はなく青森はシュート0本でゴールなく前半はミネベアが1-0で折り返す。後半も青森は決定的なチャンスが少なく終了間際には退場者を出し数的不利にもなりシュート1本でゴールなし。ミネベアは相手陣内に積極的に入れ仕掛けるもゴールなく試合終了。ミネベアが1-0で勝ち4試合負けなしで3位に浮上。青森は4試合ぶりの黒星となった。
FCティアモ枚方とクリアソン新宿は「たまりく」で対戦。前半は枚方がボールの主導権を握る時間が長くシュート5本を放つがゴールなく、新宿も決定的なチャンスを作りシュート3本を放つがゴールなく前半はスコアレスで折り返す。後半は新宿が52分に瀬川和樹が豪快なミドルシュートを決め先制、60分にも左サイドから相手を交わし右隅に決め2点目、69分には左サイドからのクロスに右サイドから走り込んだ池谷友喜が右足で合わせ3点目。枚方は72分左からのクロスにニアサイドで生駒稀生が頭で合わせ1点を返すが、その後80分に新宿が右CKから繋いだボールを佐野翼が右サイドから右足で決め4点目。試合終了間際に枚方がゴール前のこぼれ球を坪井一真が決め2点差に詰めるがその後はゴールなく試合終了。新宿が今季最多の4ゴールを決め3試合ぶりの勝利。敗れた枚方は4試合勝利なし。
ソニー仙台FCとレイラック滋賀は「めぐみB」で対戦。前半はソニーがボールの主導権を握る時間が長かったがシュートは3本でゴールなし。滋賀もカウンターからチャンスを作るが3本のシュートを放ちゴールはなくスコアレスで折り返す。後半はシュート数ではソニーを上回る4本を放った滋賀だったがこの日は得意のセットプレーのチャンスが少なく(CKはゼロ)最後までゴールはなし。ソニーは後半、相手に攻められる時間が増えるものの攻守でも守り切り、攻撃面では3本のシュートを放つがゴールなく試合終了。首位決戦はスコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。順位は共に変わらず。
ブリオベッカ浦安と沖縄SVは「フクアリ」で対戦。前半から互いに積極的にシュートを放つ展開となり浦安が7本、沖縄が5本のシュートを放つが互いに守りも堅くゴールなしで前半はスコアレスで折り返す。後半も前半同様に互いに積極的に仕掛ける展開。攻める時間は浦安が長くシュートも前半同様に7本を放つが沖縄守備陣の体を張った守りの前に決定機に決め切れず。沖縄も前半同様に5本のシュートを放ったが浦安守備陣も攻守でゴールを許さず試合終了。新入会対決はスコアレスドローとなり勝点1ずつを分け合った。浦安は4試合ぶり、沖縄は3試合ぶりの勝点獲得。
次週(5月20、21日)は天皇杯1回戦のためリーグ戦は休み。次節(第9節)は5月27日(土)に3試合、28日(日)に4試合が開催される。
*試合なし:ソニー仙台FC
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