日本フットボールリーグオフィシャルWebサイト

TOPICS

第25回JFL 第10節「FCマルヤス岡崎が3試合ぶりの白星で今季3勝目!」


第10節 FCマルヤス岡崎 vs 沖縄SV(2023/6/3)より

 第25回日本フットボールリーグの第10節が6月3日(土)に3試合、4日(日)に4試合が開催され、台風2号の影響もありキックオフ時間が遅れた試合もあった中、滋賀はミネベアと引き分けも首位をキープ。マルヤスは沖縄相手に3試合ぶりの勝利。浦安はJFL初開催の「佐倉岩名」でソニー相手にJFL復帰後初勝利。3連勝の新宿が2位に浮上した。
 *試合なし:ヴェルスパ大分

 3日はFCマルヤス岡崎と沖縄SVが「マルヤス龍北」で対戦。序盤は沖縄が積極的に仕掛けるもマルヤスが決定的なシュートを打たせず、徐々にマルヤスがボールの主導権を握り決定的なチャンスを作ったが沖縄守備陣の体を張った守りにゴールならず前半はスコアレスで折り返す。後半は風上のマルヤスが優位に攻める時間が多く71分に自陣からボールを繫ぎ最後は原耕太郎からのバックパスをゴール前に走り込んできた西村仁志が距離のある位置から右足で決め先制。その後も追加点を狙って仕掛けるマルヤスだったが決定機に決め切れず。沖縄はシュート2本でゴールなくこのまま試合終了。マルヤスが1-0で勝ち3試合ぶりの勝利。敗れた沖縄は3試合ぶりの黒星となった。

 鈴鹿ポイントゲッターズとHonda FCは「三交鈴鹿」で対戦。台風2号の影響による道路の通行止めの影響からHondaの現地入りが遅れ2時間キックオフを遅らせたこの試合。前半序盤は風上の鈴鹿がセットプレー等からチャンンスを作るが決定機に決め切れず。その後徐々にボールの主導権を握る時間が多くなってきたHondaが37分にカウンターから岡﨑優希がシュートし相手のクリアボールを川浪龍平が右足でゴール右奥にミドルシュートを決め先制。Hondaが1点リードで折り返す。後半は風上のHondaが53分にゴール前での連続攻撃から最後は児玉怜音が右サイドから右足で右隅に決め2点目。79分にはPKのチャンスを得るとこれを児玉怜音が左下隅に決め3点目。90分にはハーフウェーライン付近で相手ボールを奪い繫いだボールから最後は川畑隼人が左サイドから左足で決め4点目。鈴鹿は後半チャンスが少なくシュート2本でゴールなく試合終了。Hondaが今季最多の4ゴールを決め3勝目、鈴鹿は6試合ぶりの黒星となった。

 ミネベアミツミFCとレイラック滋賀は「宮崎市」で対戦。前半28分にミネベアは自陣からのロングボールを相手陣内で繫ぎ杉田達哉が右サイドをドリブルで駆け上がりクロスを入れるとゴール前に走り込んだ日野友貴が右足で合わせ先制。その後もチャンスを作り前半は8本のシュートを放つも追加点はなし。逆に前半終了間際に滋賀はやや左サイドの直節FKからのボールにゴール前で宮城雅史が頭で合わせ同点とし1-1で前半を折り返す。後半は風上のミネベアが連続のCKからチャンンスを作るが決め切れず逆に滋賀は69分にPKのチャンンスを得ると服部航平が決め逆転。しかしミネベアは82分にゴール前でボールを繫ぎ最後はやや右サイドから高木虎之介が決め同点。その後は互いにチャンンスを作るが互いの好守に阻まれ追加点なく試合終了。2-2の引き分けで勝点1ずつを分けあった。滋賀は首位をキープ。ミネベアは4試合ぶりの複数ゴールで勝点1を積み上げた。

 4日は東京武蔵野ユナイテッドFCとクリアソン新宿が「味フィ西」で対戦。前半シュート5本の新宿が21分に左サイドから直接FKのボールにゴール前で米原祐が頭で繋ぎ岡本達也がGKと競り合ったボールに最後は齊藤和樹が右ポスト前にこぼれたボールを右足で詰め先制。シュート数では新宿を上回る7本のシュートを放ったが新宿守備陣の攻守もありゴールなく新宿が1点リードで折り返す。後半は武蔵野がボールの主導権を握る時間が多く4本のシュートを放つも新宿守備陣の体を張った守りの前にゴールならず。後半の新宿はシュート2本でゴールなし。虎の子の1点を守り切った新宿が勝ち3連勝とし2位に浮上した。武蔵野は3試合ぶりの黒星となった。

 ヴィアティン三重と高知ユナイテッドSCは「ラピスタ」で対戦。前半20分にV三重は右CKからのボールにゴール前で金成純が頭で合わせ先制すると28分には左サイドからのロングボールにゴール前に抜け出した田村翔太が左足で決め2点目。高知もV三重と同じ3本のシュートを放つも決定機に決め切れずV三重が2-0で折り返す。後半は高知が7本のシュートを放つなど積極的に仕掛け80分には小林心が左サイドをドリブルで持ち込み田口光樹とのリターンから右足で決め1点を返すと84分には右からのクロスボールをゴール前で田口光樹が頭で合わせ同点とする。しかしV三重は90+1分に自陣左サイドのロングボールからゴール前に抜け出した大竹将吾が距離のある位置から右足でゴール左下隅に決めこれが決勝点となりV三重が3-2で勝ち3試合ぶりの勝利となった。高知は6試合ぶりの黒星となった。

 FCティアモ枚方とラインメール青森は「たまりく」で対戦。前半8本のシュートを放った枚方が45分に左サイドからのクロスに逆サイドで生駒稀生が頭で折り返したボールをゴール前に走り込んだ山口隆希が右足で詰め先制。青森は前半シュート3本でゴールなく枚方が1-0で折り返す。後半も優位に攻めシュート数で上回る枚方は82分に左サイドからのクロスにゴール前に走り込んだ加倉広海が右足で決め2点目。青森は後半決定的なチャンスから4本のシュートを放つも枚方の守護神である寺沢優太の好セーブもありゴールならずゴールなし。枚方が2-0で勝ち6試合ぶりの勝利。青森は今季初の複数失点で敗れ2試合ぶりの黒星となった。

 ブリオベッカ浦安とソニー仙台FCは「佐倉岩名」で対戦。前半7分に浦安は自陣からのロングボールに左サイドから小泉陸斗がクロスを入れるとゴール前ニアサイドに飛び込んだ村上弘有が頭で合わせ先制。前半シュート2本のソニーは41分に右サイドのCKからのボールにゴール前で澤田雄大が頭で合わせたボールに相手GKが弾くもそのままゴールに吸い込まれ同点。しかし浦安は45+1分に村越健太のドリブルでゴール前に持ち込み右サイドにパス、それを峯勇斗がゴール前にクロスを入れるとフォアサイドに走り込んだ西袋裕太が頭で合わせ再びリードし浦安が2-1で折り返す。後半は56分に浦安がGKからのロングボールを繋ぎ右サイドからのクロスボールにゴール前で2人がスルーしたボールを村越健太が右足で詰め3点目。68分にソニーはやや左サイドからのロングボールにゴール前右サイドで上野瑤介が右足のボレーで決め1点差にするとその後も相手陣内で積極的に仕掛けるが浦安守備陣が体を張った守りでゴールを許さず試合終了。1点差で逃げ切った浦安がJFL勝つ開催となる「佐倉岩名」でJFL復帰後初勝利となった。ソニーは4試合ぶりの黒星となった。

 次節(第11節)は6月10日(土)に1試合、11日(日)に6試合が開催される。
 *試合なし:ブリオベッカ浦安