第11節 クリアソン新宿 vs 鈴鹿ポイントゲッターズ(2023/6/11)より
第25回日本フットボールリーグの第11節が6月10日(土)に1試合、11日(日)に6試合が開催され、首位の滋賀がマルヤス相手に5失点で敗れ3位に後退、ソニーはミネベア相手に5ゴールを決め3試合ぶりの勝利で2位へ、鈴鹿に勝利の新宿が4連勝で首位に浮上した。
*試合なし:ブリオベッカ浦安
10日はレイラック滋賀とFCマルヤス岡崎が「甲賀」で対戦。前半序盤は滋賀が積極的に仕掛けるがゴールには結びつかず、徐々にボールの主導権を握るようになってきたマルヤスが28分にPKのチャンスを得るとこれを前田央樹が決め先制し1点リードで折り返す。後半は序盤からマルヤスが積極的に仕掛け50分には右サイドからの縦パスを林雄飛がドリブルで持ち込みクロスを入れるとゴール前ニアサイドで受けた藤島樹騎也が右足で決め2点目。59分には相手のボールをカットし繋いだボールから林雄飛がやや左サイドからゴール前にクロスを入れるとニアサイドに飛び込んだ塩谷仁が頭で合わせ3点目。82分には岡部拓実がドリブルで持ち込みゴール前にパスを出すと藤島樹騎也が落ち着いて決め4点目。89分に滋賀は左CKから相手のクリアを拾い海口彦太が右サイドからクロスを入れるとゴール前で川森有真が頭で合わせ1点を返すが90+2分にマルヤスはカウンターで自陣から繋いだボールに藤島樹騎也が右サイドからクロスを入れるとファーサイドに走り込んだ水谷侑暉が右足で直接合わせ5点目。その後は滋賀の攻撃を抑えたマルヤスが4点差で勝ち連勝。滋賀は今季最多の5失点で敗れ今季2敗目となり3位に後退。
11日はHonda FCとヴェルスパ大分が「都田」で対戦。悪天候の中で前半はV大分が相手陣内で攻め込む時間が多く5本のシュートを放つが決定機に決め切れずゴールなし。Hondaは前半シュートゼロでゴールなくスコアレスで折り返す。後半は54分にV大分が左からのクロスボールに逆サイドで福宮弘乃介が頭で折り返したボールを半田航也が右足で詰め先制。Hondaは65分に右CKからファーサイドで川浪龍平が折り返したボールをゴール前で岸田悠佑が右足でダイレクトで合わせ同点。その後は互いにチャンスを作るが決定機に決め切れず試合終了。1-1の引き分けで勝点1ずつを分けあった。Hondaは今回も連勝ならず、V大分は4試合勝利なし。
ラインメール青森とヴィアティン三重は「新青森球」で対戦。前半17分にV三重は自陣から繫いだボールを最後は菅野哲也が右サイドからドリブルで持ち込み右足で決め先制。その後も追加点を狙って攻めチャンスを作るが決めることができず。青森は前半シュートゼロでゴールなくV三重が1点リードで折り返す。後半は55分に青森は右からのクロスボールにファーサイドに飛び込んだ齋藤来飛が頭で合わせ同点。その後も優位に攻め後半は5本のシュートを放ったがV三重の守備陣が体を張った守りでゴールを許さず。V三重は終盤に退場者を出すなどシュート1本でゴールなく試合終了。1-1の引き分けで勝点1ずつを分けあった。青森は2試合勝利ならず、V三重は今季2度目の引き分け。
高知ユナイテッドSCと東京武蔵野ユナイテッドFCは「春野陸」で対戦。前半は互いに相手陣内でチャンスを作り高知が4本、武蔵野が3本のシュートを放つが互いに守りも堅くゴールなく前半はスコアレスで折り返す。後半は武蔵野が69分に左サイドから小林大地がクロスを入れゴール前で小口大司がゴール前で繫いだボールに走り込んだ堀脩大が左足で決め先制。高知は後半シュート2本でゴールなく試合終了。虎の子の1点を守り切った武蔵野が勝ち3試合ぶりの勝利。高知は連敗となった。
ソニー仙台FCとミネベアミツミFCは「めぐみB」で対戦。ミネベアは開始早々1分に自陣からのロングボールに前方に抜け出した日野友貴が放ったループシュートがゴール左上隅に決まり先制するとソニーは14分に細かいパス回しから最後は信田英駿がミドルシュートを決め同点に追いつく。ミネベアは21分には相手ボールをインターセプトし繫いだボールから日野友貴が右足で決め再びリード。ソニーは31分に左サイドから繫いだボールを前に抜け出した鈴木啓太郎がやや左サイドから左足で決め再び追いつくと40分にはゴール前の競り合いから出たこぼれ球を鈴木啓太郎が決め逆転しソニーが3-2で折り返す。後半はソニーが57分に左サイドから秋元佑太がクロスを入れるとファーサイドに飛び込んだ上野瑶介がスライディングで右足で合わせ4点目。ミネベアは69分に相手スローインをカットし繫いだボールに右サイドから日野友貴がクロスを入れると髙木虎之介が左足で詰め1点差に詰め寄る。しかし90+5分に松本拓海が相手GKとの競り合いからミネベアDFがクリアしたボールを山田晋平が右足で詰め5点目を決め試合終了。ソニーが5-3で勝ち3試合ぶりの勝利。ミネベアは今季最多の3ゴールを決めたが5失点で敗れ3試合勝利なし。
クリアソン新宿と鈴鹿ポイントゲッターズは「味フィ西」で対戦。前半は新宿が相手陣内で積極的に仕掛けセットプレーのチャンスも得てチャンスを作るが鈴鹿の守備陣が安定した守りもありシュートまで持って行けず前半のシュート数は1本でゴールなし。鈴鹿はカウンターからシュート2本を放つもゴールなく前半はスコアレスで折り返す。後半序盤は鈴鹿が積極的に仕掛けるが新宿守備自陣がゴールを許さず。そして53分に新宿は左CKからゴール前の競り合いで出たボールを石井圭太が頭でゴール前に押し込むと鈴鹿の選手のクリアがゴールに吸い込まれオウンゴールとなり新宿が先制。鈴鹿は後半9本のシュートを放ったが新宿の守備陣が体を張った守りでゴールを許さず試合終了。虎の子の1点を守り切った新宿が1-0で勝ち4連勝で首位に立った。鈴鹿は連敗となった。
沖縄SVとFCティアモ枚方は「タピスタ」で対戦。前半は枚方がボールの主導権を握る時間が多く相手陣内に攻め込み6本のシュートを放つが決定機に決め切れず。沖縄は前半シュートゼロでゴールなくスコアレスで前半を折り返す。後半は序盤から沖縄が積極的に仕掛け48分に右サイドにこぼれたボールを高原直泰がクロスを入れ相手に当たってコースが代わり中央後方にこぼれたボールを秋本和希が右足で低く抑えて左下隅に決め先制。その後は沖縄が追加点を狙う時間が続くがチャンスに決められず。終盤に向けてボールの主導権を握る時間が増えてきた枚方は89分に生駒稀生が出した縦パスに相手GKの前に飛び込んだ加倉広海が左足アウトサイドで合わせ同点。その後は互いにゴールなく試合終了。沖縄はホームでの連勝ならず、枚方はアウェイ3試合連続引き分けとなった。
次節(第12節)は6月17日(土)に3試合、18日(日)に4試合が開催される。
*試合なし:Honda FC
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